日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

七五三で賑わった、あの時代は・・

2024年11月15日 07時04分50秒 | Weblog
今朝の信州は気温9度、静かな雨が降っていますが
もうすぐこの雨も止んで・・曇り空から晴れになる予
報です。晩秋にしては暖かな朝です。
今日は七五三と言われます。七五三は、数え年で男子
は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳のときに、成長を祝い
神社に参詣する行事。11月15日に行うようになったの
は江戸時代、三代将軍徳川家光の子、徳松(後の五代
将軍綱吉)が病弱であることを心配し、無事成長を祈
るために慶安三年(1650年)11月15日に袴着の儀式を
行ったのがきっかけと謂われています。
私の幼い頃の写真は少ない中でもこの七五三の時の写
真が親子三人で白黒の写真の裏に父親がメモを書いて
残されている写真が今も私の大切な思い出となってい
ます。子供の成長を祝う伝統的な行事とはいえ、昔は
食糧問題、保健衛生に不安が多く7歳までの生存率が
低かったため、”子どもが無事に成長できるように”と
願いを込めて行われてきました。
●髪置き:3歳に行われる、子供が髪を伸ばし始める儀式
●袴着:5歳に行われる、男の子が初めて袴をつける儀式
●帯解き:7歳に行われる、女の子が初めて帯を結ぶ儀式
とされ、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に着物
を着て行われるのが一般的ですが、関東地方を含め東
日本では男の子は5歳だけ、という地域が多いようです。
また、男の子も女の子も3歳・5歳・7歳のいずれかだけ
をお祝いする、というところもあり、地域や家庭により
かなり差が見られます。何歳で行うか迷った時は、近く
の神社や親戚に聞いてみるのもいいでしょう。
昔は数え年で行うのが正式とされていましたが、現在は
満年齢で行うのが一般的になっています。一般的には数
え年、満年齢のどちらで祝ってもよいとされ、今でも
数え年でお祝いする地域や家庭もあるので、周りと相談
して決めるのがいいでしょう。
そもそも、”満年齢”と”数え年”って聞いたことはあるけど
どう数えるか分からない…という方も多いと聞きます。
満年齢は現時点での年齢のことで、誕生日を迎える度に
年を取る一般的な数え方をいいます。数え年は生まれた
時を1歳とし、誕生日は関係なく1月1日を迎えると年を
取る数え方のことで、ややこしいと思う方もいるかも
しれません。
この11月の週末は各神社や写真館付近で多くの着飾った
七五三親子を見かけましたが、最近は少子化の影響なの
かそんな親子も見かけなくなりました。我が家の孫達
も皆、七五三を男物女物の一つの衣装を持ちまわりで
済ませた衣装・・もはや箪笥に眠ったままですが・・
懐かしい思い出です。晩秋の子供の七五三の思い出です











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