音の響き 2015-03-30 20:05:28 | 日記 「こと」という響きが好きです。 「言」と記せば、思いの丈を発する手段となり、 「事」と記せば、この無常の中で日々生まれ、消えゆく事象を表す手段となります。 いずれにおいても「そこにあった」痕跡を残そうとするものです。 「琴」と記せば、たゆやかな旋律がこんこんと湧き出で、 「古都」と記せば、荘大優美な歴史の趣きを感ずることができます。 「異」と記せば、他とは一線を画すオンリーワン。 「コト」と記せば、じっくりコトコト煮込んだスープ。 そこいらに満ち溢れた「こと」の端。日々実感しますね。