ココロを投擲

　槍と言えば二の句も告げずに、ロンギヌス。
　成層圏をアッと言う間に貫くあの赤いフォルム。・・・やっぱ「赤」は早いすな・・・

　そんな、世間様から見たら「あら！？この子頭イッテいるわ」的な私のココロにも、
　今、一つの「槍」が聳え立っています。

　月に向かって投擲したい気持ちを抑えつけ、
　槍を投げたいのではなく、ただ槍に身を投げたい。

　来年度にどうしてもどうしても行きたい。行くしかない。と思える場所が久々に出来ました。

　厳冬期登山は現状の力量では到底無理なので、素直に夏期を視野に。

　とりあえず今年の冬はその目標に向け本格登山用の体作りと下準備。

　
　　　　　　　槍ヶ岳。


　無難に上高地から槍沢のコースを検討していますが、予算的に１〜２日が限度。

　そのためにも少量の行動食だけで動ける体にしていきます。

　地球の背骨とはよくぞ言ったものであります。

　むき出しになっているのは地上の悪意か、はたまた悪意など及ぶべきもない透明な真意か。

　背骨に早く抱きつきたいです。