UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

三季

2017-03-02 22:03:45 | 日記
日本の四季は素晴らしい。
季節を一つ超えてしまいましたが・・・
秋の山もいいのですよ。本当に。



《春》
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。



《夏》
夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。



《冬》
冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。