UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

三変花

2017-10-21 20:30:37 | 日記
至言に、
美麗さはどこか死を連想させ、
その怖さが人を惹きつける、と。

不覚にも、二ヶ月ほど、白山を登れておりませんが、
初めて白山に行ったのも今時分のこと。

水分もろくに持たないまま、
レインウェアやその他の装備も着けぬまま、
足を攣りつながら、先の見えぬガスガスの中を歩いた当時の無知な山行。

どんなに道が整備され、簡単な・安全な山でも、”絶対”などありません。
(だからこそ、山の極意が”自己責任”なのでしょう。)

山の怖さを諭してくれ、
そして、「(次こそは)綺麗な山景を望みたい」と次へ繋がる決意を固めさせてくれた点において、
白山は私の始原の山です。

行くたびに、
更なる感動・異なる恐怖を与えてくれる変花の山。

次なる恐怖の変化は。
そして、美の変化は。