UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

住処と人。消える。

2018-05-05 17:39:37 | 日記
涸沢ヒュッテから見る穂高連峰


然して、かつてない惨敗に終わるの巻( ゚д゚)

初日。
まだ天気は望みありました。



翌朝。
頭付近、足元に重みを感じて起きます・・・
雪で住処が埋もれましたん( ゚д゚)



一刻、一刻と雪に埋もれる我がテント(橙色のもの)
雪かきしても雪かきしても際限がなく、おそらく今日一日は、待機状態を強いられることは明白。

絶望に拍車がかかる。

高山病を起こした子供がいて、泣き叫ぶ声が聞こえマス。どうやら救助隊を要請した模様。
心配された母親の方も、ちょうど小屋付近で荷物の整理をしていた私の目の前で、急に、視界から
フッと 消えました。


心労と不安から堪えられなくなったのか、急に意識不明で倒れたのです。幸いにも大事はそこまでなかったですが。

仕方ないから、腰もなかなかのレベルで痛いから、
此度は素直に下山。

猿は可愛かったなぁ・・・・