UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

自分にとっての祭事

2021-02-07 10:44:39 | 日記
前回の続編となるのでしょうか。

ようやく、
一年の始まりの鐘が鳴り響きました。
そのように感じられる良き境日。

【荒島岳から見下ろす、福井県大野市の街並みとシュカブラ(風紋)の造形美(2021.2.6)】
 


ここ数年、
毎年、1月1日は、深夜(もしくは前夜の12月31日夜中)にどこぞの山なりへ出立し、
""新年のご挨拶を、山頂の社に申しあげる""という事をルーティンとしていた次第。

3年前は、鳥取県の大山。
2年ー1年前は、福井県の荒島岳。

場所は、毎年、直前の天気予報や思いつきで決めるため定かではありませんが、
仮にも百名山登破が目標ですので、
その規模の山へ出かけ、
一年のお祈りをします。

昨年度であったかは不明瞭ですが、
その際は友人が結婚するとの事で、その願(?)掛けでした。
自分は結婚とは、一生涯無縁のタイプだと思っておりますので、
結婚できるような相棒を見つける事ができた方々には、素直な驚きと羨望(そして多少の妬み)を抱きます。
まぁ、親友ではありましたので、
良い人生を伴侶と過ごせるようにと、その時は祈りに行った次第。



話は長くなりましたが、
いわば、毎年1日は、
自分にとって「祭事」のようなものです。

昨年度は個人的事情により、精神不調を起こす等があり変動の年でした。
今年は徐々に回復しているとは、未だ薬頼りの投薬治療を続ける毎日。

本来1日に完遂すべきことが、
流れに流れ、
2月になって祭事を行い終えた次第であります。

少しでも、癒しになれば、
そして、山の神様の神通力をお借りして、
良き一年にしていけるように出来ればと誓う一日でした。
(終局、神様に頼んでも行動を起こすのは人ですので、補填的な「祈り」ですが、弱い人間にはその祈りが大事ではあります。)

今回山頂まで無事到達できましたが、
実は、そのトレースは先週時点で自分が8時間近くかけて築いたトレースでした。

皆さんが自分がつけたトレース(道)に続いてくれるのは、有難い反面、
申し訳なくも思った山行でした。
新雪時に築いたトレースなので、本来、もっと楽な最短距離の道があったはず。あえて、迂回していたりしてましたからね。