平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

トレランレースの距離単価

2012-11-04 | トレイル

2013UTMFの参加費が36000円とお高くて、皆さん腰を抜かしているようなので、
トレランレースの距離単価について調べてみました。
また、ショートレースにおいて、単独開催か、同一大会でロング部門ありか、でも比較してみました。
資料はTrail Running magazing No10。
10km以上のレースを集計し、一部修正してます。(全レース152)
備考の○印は、同一大会でロング部門有りです。

ロング(100km~)・ミドル(40~99km)レース
 (クリックで拡大)

ショート(10~39km)
 (クリックで拡大)


結果 1、参加費平均と距離単価

結果 2、ショートレースの距離単価比較


上記のような結果になった。
1、レース距離の長距離化に伴い距離単価は減り、ショートレースの約半額となる。
この傾向は同一大会でショート・ロングレースがある場合でも同様であった。
2、同一大会でロングレースがある場合その距離単価は、ショートレース単独開催よりも高いものであった。

考察
レース開催にはレース規模の大小に関わりない基礎運営費とレース距離・参加人数によって増減する運営費があるのだろう。レースの長距離化ほど運営費は増加ぜず、長距離レースは割安なものとなるのであろう。
ショートレースの中にはスポンサー無しでの開催となり、参加費平均を押し上げているのかもしれない。
また、同一大会でロング部門があるショートレースはロングの参加費に準じた料金設定になってしまい割高のようだ。ロング大会の豪華なサービス(?)が受けられるのかもしれない。

その他雑感
今まで何回か参加したロングレースを中心に雑感を記します。
おんたけウルトラ100mileの距離単価75円は破格と言える。100km部門が100円なのでここいら辺が標準的だと思う。サービスも必要充分なものであったと思う。
信越五岳の163円も妥当なものだと思う。エイドでは充分な食料がランナーを楽しませてくれた。ワンウェイコースなのでランナー・荷物の輸送も有り、そんな事を考えると決して割高ではない。
ハセツネの209円はミドル平均(161円)より高く、エイドでは水かスポーツドリンクのみであり、割高感は否めない。ランナーは実際に自分に還元される物でないと実感出来ないのだ。安全管理費ですと言われても理解しがたいのだ。(レースの持ち味でいいんでしょうが・・。)
2012UTMFは153円。エイドが9つ有りその距離は平均15.6km。信越五岳と同様な十分なサービスに見えるが・・・。(オイラは未参加)

結論
2013UTMFの距離単価はロングレースの中では割高感が否めないが、レース全体として見ては平均的なものである。



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