河口湖の標高は約840m。レース前はかなり冷え込む事が予想されましたが、
大会参加賞のビニール袋のおかげで、寒さはそれ程感じませんでした。
寒い時にはよく慣れたランナーが大きいビニール袋に穴をあけて被ってますが、あれですよ。
(ちなみに国道の気温表示は-1度)
河口湖・西湖の周りをまわるほぼ平坦なコースですが、二つの湖には標高差が70mあり、ここが難所となります。
スタート後、体が暖まるまではゆっくり走ります。
走り込み不足から、目標をどこに置けばいいか決心がつかなかったんですが、
今回は5:35~40/kmのペースにしました。サブ4ぎりぎりのラインです。これなら後半も粘れそうな気がしました。
これが5:30~35/kmだとペースが崩れたらそのままになりそうです。
3㎞程走ると暖まってきたので、ペース計測開始。おやおや5:25/kmです。ちょっと早いけど楽な感じです。
なんだかやる気が出てきました。レースなんだからちょっとぐらいは無理をするもんです。
その後は5:15~20/kmで巡航。
どこかで失速してしまうかもしれませんが、それでもいいでしょう。行けるところまで行きます。
前のランナーを少しづつかわしながら進みます。
それにしても人が多いなぁ。オイラの前に壁を作るなよ!。
並んでいるランナーの間を抜ける時は、腕からすっすっすっと入り込みます。遠慮していては前に行かれません。
平坦とはいえアップダウンは多少あります。上りでは少し小股でピッチを刻み、下りではやや早めに走ります。
1kmごとに距離表示があり腕時計をポチッと押すんですが、表示数は全く気にしません。
距離が気にならないのは調子のいい証拠です。
22km前後の大上りでは歩き始めるランナーもいますが、程々のペースで進みます。
この間の計測は5:30/km。ペースダウンほとんど無しと言えるでしょう。
トンネルを抜けて西湖湖畔に出ると標高が上がり寒くなります。日影ではまだ霜が残っていて滑ります。
30kmを過ぎてまだまだ走れていますよ。ここからがマラソンです。
まだ、前のランナーを抜かす事が出来ています。
35kmの大下りはゆっくり降ります。抜き返されますが気にしない。
ここで飛ばしてしまっては平坦路に出て脚が終わってしまいます。
残7kmでサブ4まで40分。まだまだ失速は許されません。最後まで粘らねば!!。
38km。いよいよ辛くなってきました。
なんとかペースの維持を~~!。
もう給水している暇はないっす。
沿道の声援にもこたえられないっす。
河口湖大橋の下をくぐると会場のテントが見えます。
あと少し~。
顔が歪んでしまいます~~。
会場内に入ると
「走っているランナーの皆さん、サブ4まであと20秒です。」なんてアナウンスが聞こえてくるけど、
この距離では無理!。
グロス・4:00:30位でフィニッシュ。
ネット ・3:57位 (自己計測)
ランニングを始めて5年目、フルM5回目にして、やっとサブ4を達成できました。
今回のレースは力を出し切れた感があって非常に満足しています。
不安ながらも結果が出たのは、今シーズン何回か行った坂トレの成果かと思います。
ゴールすると完走メダルを子供が掛けてくれるんですけど、
メダルの重さに耐えられないくらい疲れはててました。
前回ほんの僅かで残念ながら未達成でしたから、次は確実にサブ4達成だと思ってましたよ。
お疲れ様でした!
今度はワタクシが!と言いたいところですが、ベストから30分短縮しなければならないのでまだ先のようですな…
建さんで頑張ってらっしゃる様ですね。
地下足袋はしばらく履いてませんが、フォアフットになったらしくシューズの踵が減らなくなりました。
最近は”ワラーチ”なるシューズ(?)が流行っているらしくたまに見かけます。でも、地下足袋ランナーはいないなぁ。