平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

2014修行走①~レース~

2014-12-02 | 修行走

最初の身延山への上りは最後方からゆっくり進みます。
今回はあまり緊張感がない。"まぁ、完走すればいいや"位の気持ちです。
 (身延山三門)
写真を撮っていたら最後尾になちゃった。
最初は標高差850mの上り。

 (久遠寺まえを通過)
でっかい本堂だぜ。

車一台がようやく通れるくらいの林道を進みます。
急登は道幅いっぱいに蛇行して、脚を守って登りましょう。
中腹まで上がるとちょっと気温が低いかな。天候は無風うす曇り。

1:20で最初のピーク、奥ノ院思親閣に到着。


上った後は西側の川筋まで標高差650mを下ります。
まだまだ脚は元気だけど、飛ばさずに走ろう。
 向かいにそびえるのは七面山。

下りきって川沿いの道になりますが、水平と思いきやアップダウン結構ありしんどい。
時計を見ると関門閉鎖20分前なのに、エイドが現れそうな気配がないではないですか。
ここでカットになってはかなわんと上り坂も走りだします。


第一関門通過は閉鎖の10分前。

さぁここからは本日のメイン、七面山の上り。
距離5kmで1200mを一気に上ります。


この区間だけはチァレンジ区間。頑張ってワッシ・ワッシと歩くのだ。もう脚は守らないです。
道はよく踏まれていてフラット、大きな段差もない。驚く程の急斜でもない。
結構歩きやすいではないですか。


○丁目と刻まれた石灯籠や程よく休憩坊があり、気が紛れる。
 

1:45で上り切って、最高点・随身門に到着。

ここからの富士山を楽しみにしていたけど、残念ながらガスの中。

ちょっと下って、本日の目標地到着!。
 (敬慎院)

坊さんがエイドはこちらと示すので、遠慮なく休ませてもらいましょう。
 

氷点下との情報が出ていたけど、この日は暖かく無風。
ロングタイツにアームスリーブのみで充分。標高が下がると暑いぐらいでした。

さてさて下ることといたしましょう。同じだけ標高を下げないといけません。

北参道はシングルトラックの登山道。
石や根があるのは当たり前、大きな段差・凸凹も無く走りやすい。

脚が売り切れたのは中腹での事。かなりしんどくなってきます。
下りはちょうど1時間。第二関門到着は閉鎖の15分前でした。



さてさて、もう一度久能山に上り返します。
アスファルトの道を淡々と進みます。当然走れませんよ。
周りにランナーが居なくなって、心細くなっちゃうじゃないですか。
気持ちが切れなければFinish出来るでしょう。

途中、赤沢集落という地区を通過します。
うまくコースレイアウトしたもんですね。こんな雰囲気のある山村集落を通らせるなんて。
(写真うまく撮れず)
1時間ほどでようやくピークの感井坊へ。
坊さんが寒い中、小太鼓をずっとたたいてくれていて勇気付けられました。


さぁ最後の下り。距離4.8kmってところですか。
久遠寺の裏手に下りてくるんですが、ここの区間の紅葉が最高に綺麗でした。
 


完走率83.1% (自己計算)
うまくレイアウトされた、素晴らしいレースでした。





 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿