平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

俺様、100miler。~苦行の道~

2014-04-30 | UTMF

少し気持ちも落ち着いてきたのでレースを振り返ってみます。

A1富士吉田までは500m程の丘を越えるゆるやかなコース。いつもの様にゆっくり目に入るが
まだ速いのではないかと不安になる。A1に着いてみると想定(18時)より5分オーバー、30分位は貯金ができるかと思っていたけど想定外に終わる。
さらにトイレに並んで+15分。ちょっと焦りだす。時間が押しているのでエイドのうどん食べず。
杓子山の登りはなだらかなうちは少しペースアップで進む。
下りに入って大渋滞が発生、1時間以上動かない。周りのランナーには諦めムードが漂いだす。

ようやく動き出して、コーススタッフより関門15分延長との情報が得られる。
でも残り3kmを20分で行かねばならない。
後で後悔したくないので山の中をダッシュする。関門通過しなければ後が無いではないか。
結局、目標時間より2分オーバーで関門到着。
ところが関門延長は45分とのことで、命がつながった。
でも、もう脚は使い切ってしまった。どこかでは終わるんですが、あまりにも早い。ここはまだ33.4km地点である。

その後はずっと関門時間に追われる展開となる。
関門数分まえにエイドにたどり着き、充分な休息・補給ができないまま次のステージに出立するのの繰り返し。辛い。
歩を緩めれば関門アウト。自分のすぐ後ろでバッサバッサとランナーが切られていった。


A8西富士中学校では余裕ができ、マッサージを受けて少しゆっくりする。
ところがその後の天子山地がくせものであった。急な下りで渋滞が発生、周りのランナーからはまたしても時間を気にする声が聞こえ始める。
結局、次のエイドに駆け込んだのは関門閉鎖の15分前であった。

次にひかえている竜ヶ岳も難関であった。
急登が続き、山頂かと思ったところはまだ中間点。上った分だけ下らなければならず、さすがに関門アウトを覚悟した。

A10本栖湖着、3:04。
ここまで来てようやく完走が見えてくるが、以後ダレた時間となる。残りはまだ30kmもある。
トボリトボリとしか歩は進まなくなり、ただただ早く終わらせたかった。




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2 コメント

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Unknown (しらちゃん)
2014-05-02 00:04:11
あらためて完走おめでとうございます。ビール飲んで寝落ちしなかったのはすごいです。

竜ヶ岳のニセピークはいやだよ。私が出た時はこの山の途中で寝ている人がたくさんいたな。初回のレースではここはコース地図にないのに突然追加されていました。

ひとつ前の日記ですが、トレイルランが問題というより人数の問題というのはよくわかります。今回のUTMFは選手も増え、サポートも増え、エイドではすごいことになっていたみたいですね。
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Unknown (平トレ)
2014-05-02 21:21:48
Finishでのサポートありがとうございました。
おかげでうんまいが飲めました。

それからいい大人が大勢で群れているのは、私は好きじゃありません。あっ、ゴールゲートでの話ね。
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