夏の気候も安定したようですので、夏休みを利用して甲斐駒ヶ岳へ行ってきました。
コースは日本三大急登に数えられる黒戸尾根コース。
直線距離約8kmで2200mの標高差があります。
地図上のコースタイムは上り9:30、下り5:40。通常は一泊二日の日程を組みます。
自宅発21:10 駐車場着0:10 200km
5:25 スタートは尾白渓谷駐車場。トイレ・売店あり。
早朝だが登高すると暑く、額から汗が滴る。
心拍を大きく変動させないよう、安定したペースで進むようにする。
急登では小股に、緩やかな所では大股に・・。
ちょっとだけファストトレッキング。
トレーニング登山ではあえて負荷の掛かる上り方をするらしいけど、
そんな事をしたらオイラは帰って来れなくなってしまうので、省エネ歩行を心がける。
今回もあまり追い込んだトレにするつもりはない。山は楽しくなくてはいかん。
林層の変化を見ながら歩いていると、いつしか標高も上がり汗が止まる。
綺麗なトレイルが続き飽きさせない。
8:25 五合目小屋跡。ここでコースの半分。
ここから階段・鎖場が連続して現れる様になる。
標高のせいか、ストックをしまったせいか、息が切れる。
9:10 七合目小屋着。
意外にすんなり到着した。冷水で喉を潤す。
ここから先は三点確保で登る箇所も現れる。
久しぶりに三点確保したけど、ヨイショっと上らねばならず骨の折れるもんだな。
森林限界を超え、陽射しが強い。
10:30 甲斐駒ヶ岳山頂着。
ガスが多く遠望は利かないが、南アルプス北部の山が絶景だ。
11:20 下山開始。
慎重に下らねば。
12:13 七合目小屋着。
12:50 五合目小屋跡。
ここからは走れる区間。重力に任せて下ります。
今回は迷ったけどトレッキングシューズを選択。
ウールの靴下とシューズで足が暑い。汗で中が蒸れてきた。
足に水膨れが出来るんじゃないか不安になる。
おまけにインソールなんて入れていない。完全フラットな靴底。
テーピングもしていない。
足底筋を痛めるんじゃないか、これまた不安になる。
そもそもトレッキングシューズは走る様には作ってないんだよね。
14:45 下山。行動時間9時間20分
吊り橋で終了。
水遊びする子供たち、俺も入りてぇ。
コースタイム比 (実時間/コースタイム、 休憩含まず)
全体 8:00/15:10 0.53
登り 4:55/9:30 0.52
下り 3:05/5:40 0.54
登り
山麓~五合目 3:00/5:50 0.51
五合目~山頂 1:55/3:40 0.52
下り
山頂~五合目 1:20/2:10 0.61
五合目~山麓 1:45/3:30 0.5
全体にコースタイムの半分弱位の時間で行動出来ている。
三点確保の下りは極端にペースが落ちる。
消費食糧 おにぎり3つ、エネルギージェル1つ、塩飴2つ
水2ℓ、コーラ500ml
入浴施設発17:10 自宅着22:00 200km 渋滞15km
今回のトレランな人 7名
今度、行ってみようと思います。
脚に効きそう!
山本健一さんは3時間50分で往復するそうです。すごすぎ。
只今、”黒vs西vs御”を執筆中・・・。