たまにはアメ車など(笑)。
「京都輸入車ショウ」の会場で、
希少な2代目マスタングが展示されていました。
「マスタング・スポーツルーフ」というモデルで、
これのハイパワー版が有名な「マッハ1」ということになるそうです。
昔のマスタングはかなりボディが大きくて、とにかく迫力満点です。
欧州車とは一線を画したアメリカ車ならではのスタイリングは、
今でも十分魅力的ではないかと思います。
子ども時代のおぼろげな記憶ですが、
スーパーカーブームが巻き起こる以前、
外国のスポーツカーといえば、
マスタングが筆頭に挙げられることが多かったような気がします。
もっとも当時は「ムスタング」と呼んでいましたが(笑)。
僕の場合、中学生の頃にテレビで見た、
映画「バニシングin60」のイメージが強烈に残っています。
画面狭しと駆け回るイエローのマスタングが、
とにかくしびれるくらいカッコよかったのです。
カーアクションシーンの少ない最近のリメイク版と違って、
お腹一杯になるくらいたっぷりとカーチェイスを見せてくれます(笑)。
スーパーカーブーム以降は欧州車の地位が向上し、
アメリカン・スポーツカーのイメージは少し落ちてしまい、
いつの間にか「アメ車」という言い方でひとくくりにされ、
「壊れやすい」「燃費が悪い」「ボディが大きすぎる」などと、
厳しい評価が多くなった気がします。
僕もどちらかといえばヨーロッパのクルマが好きなのですが、
豪快なアメリカ車を楽しんでみたいという気持ちもあります。
今となってはかなり古いイメージかもしれませんが、
大排気量のV8OHVエンジンをぶん回して、
タイヤからスモークを巻き上げながら走るというのも、
アメリカ車ならではの魅力と言えるのではないでしょうか。
石油が枯渇しなうちに、一度はやっておきたいものです(笑)。
ところで、正直に告白しますと、
3代目以降のマスタングのデザインは、あまり好きではありませんでした。
しかし、ようやくフォードさんがやってくれました!
2005年に登場した現行モデルは、
初代のイメージを復活させ、「男らしいカッコよさ」にあふれていて、
ぜひ一度ステアリングを握ってみたいと思わせてくれます。
というわけで、マスタング・スポーツルーフの写真に加えて、
アメリカで放映された現行マスタングのコマーシャル映像をアップしておきます。
なんと、合成映像でスティーブ・マックイーンが登場しています。
アメリカ人の心の中では、
いまだに「マスタングといえばマックイーン」というイメージがあるのでしょう。
映画「ブリット」の有名なカーアクションシーンは、
以前このブログでもご紹介しています(
こちらのページ)。
それでは、映像と合わせてお楽しみください。
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