以前『無いものは作ってしまえ!!』シリーズでちょろっと紹介しました『YTR-3320』ですが、その後、色々調査したところ、管体がかなりゆがんでいて、修理にかなりの費用と時間がかかるとのこと。
実際使ってて、ピストンの引っかかりや、3番管のゆがみが気になっていたが、そんなにもひどいことになっているとは思いもよりませんでした。
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仕方がないので『YTR-3320』のカスタムはあきらめ、しばらくおとなしくしていたのですが、このまま終えるのも何なので、新年早々YAMAHA最後の赤ベル『YTR-3325』を入手。
これから手を加える前に一通りレビューなどしてみようかと。
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まず、いつもの通りスペックから。
■型番 YTR-3325
■仕上げ ラッカー
■ベル直径 127mm
■ベル形状 Bベル
■ベル材質 レッドブラス(おそらく一枚取り)
■ボアサイズ ML
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販売時期は1991年~1994年と、かれこれ20年近く前の楽器なんですねぇ~Σ(〃▽〃;)
『YTR-3320』の後継ということもあって、ほとんどスペックは変わりありませんが、チューニング管に支柱が付いていたり、ピストンがニッケルからモネルメタルになったりと、マイナーチェンジしていたりします。
個人的にはピストンの素材が変わった事がうれしいですね!
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まぁ、あまり変わり映えはしませんがピストン周りから。
バルブケーシングはワンピースで素材はイエローブラスですかね?
3番管の指かけはかつてのスチューデントモデル同様、調節できるタイプになっています。
個人的にですが、この『調節できる指かけ』ていうのはどうも安っぽく見え、ある意味『子供向けの楽器』というイメージが強いですね。。。
自分の好みに合わせられで機能的にはすごく良いんですけどね。(;´∀`A"
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『YTR-3320』との大きな(見た目的な)違いはココですかね。
この『YTR-3325』のチューニングスライドにはご覧の通り支柱が付いています。
そのおかげで音のツボが『YTR-3320』と違うので、個人的には非常に好きですね♪(ノ´∀`*)
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最後は角度を変えて。
今回、オークションなどではなく、店舗で購入したおかげでウォーターキーコルク、ピストンフェルト、上蓋用フェルトなど、消耗品一式が交換されていました。
『YTR-3320』同様、これから色々と手を加えていくのですが、どのように変わっていくか非常に楽しみです♪ヽ(〇∀〇)ノ