アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

はてなの茶わん

2011年08月07日 13時13分09秒 | Weblog
前にNHKでやってた「ちりとてちん」の中で




「まるで{はてなの茶わん}みたいな話だ」




と言うシーンがあったんだけど、その落語を知らなかった









それからしばらくして、夜中の3時頃に目が覚めてしまって




たまたまテレビをつけたら「はてなの茶わん」をやってた








内容は「ある有名な[茶道具の主人「(茶金)が、お茶屋で茶わんを見て首をかしげてる




それを見た「油売り」が



(これを骨董屋に売ったら金が儲かる)と思って、その茶わんを10両で(無理やり)買い取る




(5両の金と、商売道具とで10両にした)







そして茶金の店に持って行く




茶金が言うには


「この茶わんでお茶を飲んだら、お茶が漏れる


でも茶わんを見ても、小さな穴もあいてない


それで不思議だな?と思って首をかしげただけで


この茶わんには何の価値も無い



でも、可哀想だから5両出してあげるから


それであなたの商売道具を買い戻して、それで商売をしなさい


これからは、くれぐれも骨董に手を出すんじゃないよ」





それからしばらくして、茶金の友達が来て



「何か面白い話はないか?」と聞くから



これこれこういう事があって、普通の茶わんに5両も出してしまった」



という話をした








すると、その友達が殿様にその話をした



殿様が「面白い、その茶わんを見てみたい」と言う




逆らうわけにはいかないから「いい箱」を作って、その中に入れて持って行った




その茶わんに、水を入れると漏れる



でも、水を捨てて見ると、どこにも穴があいてない



「これは面白い」と言って、殿様が箱に「はてな」と書いた





それで茶わんの値打ちが一気に上がって



「50両で売ってくれ」

「いや、100両出すから売ってくれ」


と大変な騒ぎになった






「なんでも鑑定団」を観るたびに、この話を思い出す




物の値打ちなんてコロコロ変わるんだなぁ、と思った






ちなみに、俺が聞いた話では「油屋」じゃなくて「薬屋」だった


調べてみたら、茶わんの値段も「演じる落語家」によって違う、とか



まぁオチは一緒らしい






このオチが好きだ


興味をある人はPCで調べてね~





できたら、落語を最初から最期まで聞いてほしいけどね