そして誰もいなくなった

これも「５００円ＤＶＤ」




前に本で読んだ事があった




映画を観たら、内容も犯人もほとんど同じだったけど




ラストが全然違ってた






でも、映画の方が良かった





本は「人間の心のドロドロした部分」というのが


読んでて気持ち悪くなった





「童謡の通りに、一人づつ殺されていく」というキャッチフレーズだったけど





俺は



「ワンリトル・ツーリトル・スリーリトル・インディアン・・・」かと思ってた




全然違うんだな







外国の、童謡とか絵本というのは


何故あんなに気持ち悪い物があるんだろう？







まぁ日本の「舌切りスズメ」も、あんまり気持ちいい話じゃないけどね

天ぷら

今から３０年ほど前だったか



東京の親戚の家に行った時に



「天ぷらを揚げてくれ」と頼まれた



俺も修行を始めたばかりの頃だったから


喜んでやった



（店では、料理をやらせてもらえなかった）







他の物はよかったんだけど



「海苔」を天ぷらにしたら、上手くいかない




それを見た叔母さんが言った






「宿題やね」




チクショーと思ったけど、しょうがない










それから１０年もたった頃かな





家で商売を始めた頃に、叔母さんが来たから



海苔を天ぷらにして出した





「どうや？叔母さん、出来る様になったで」





そしたら叔母さんは言った




























「何が？」




















完全に忘れてるやん～










何故か、突然思い出した






そうか、昨夜「かき揚げ」を作ったからだな

タイタニック

例の「５００円ＤＶＤ］で「タイタニック」を観た





これは５０年以上前に作られた映画だった




もちろん「最後はタイタニックが、氷山にぶつかって沈む」



というのは同じなんだけど、なかなか面白かった






「新しい映画のタイタニック」とどう違うか、というと





ダンスシーンが全然違う






もちろん、新しい方は金をかけて作ったんだろうけど





「当時は、けっこう質素だった」んじゃないかな、と思った







なんせ（その映画の中で）船の中の楽しみ、といえば




「皆で歌を歌う事」だったんだから






「若い男が、女にダンスを教えるシーン」では



友達の口笛や手拍子だけ、だった











俺達の世代では「アメリカ＝金持ち」というイメージが強い




よ～く映画を見ていると、食べてる物もあんまり大した事はない




もちろん「当時は、スゴイごちそうだった」んだろうけど



今の日本人から見たら、あまり美味そうに見えなかった（笑










でも、やっぱり俺は「あの頃のアメリカ」が好きだな