医者

親戚の叔父さんは「医者嫌い」だ



といっても「痛風」なんだけどね







医者に行くと




「酒を止めろ」とか




「薬を飲め」と言われるのがイヤだ、とか・・・・・






でも、言われた通りにした方が、体も楽なんじゃないのかなぁ？・・・・













そういえば「ユダヤの格言」にこんなのがあった







「医者の言う事を聞いてれば、医者に金を払わずにすむ」





その通りだと思うけど




意外と「医者の言う事をきかない人」が多い




特に「年より」はそうだよなぁ



考えてみると、お医者さんも「年下」なんだよな

今にして思えば・４、５

最近いろんな事件が起こる




その犯人が、よく言ってるのは








「真面目にやってるのに、なぜ自分だけがこんな目にあうのか」





「周りは幸せなのに、自分だけが不幸だ」







実は、この気持ちが解らない事もない




俺もそういう時期があった







特に、大阪に居た頃の２～３年は



仕事は何もやらせてもらえないし、周りは嫌がらせばっかりしてくる



いつもイライラしてた








そんな時に、（昨日書いた）Ｆ山さんと話をする様になった





「お前が焦ってるのは解る



でも、今の店の仕事なんて、一か月もやれば出来る様になる



だから、今は焦らないで、今の仕事をやればいい」









今にして思えば、とても「１カ月で仕事が出来る」というのは無理だった






でも、それを言われて、ホッとしたのは事実






事件を起こす人と、起こさない人の違い、というのは



ちょっとした事かもしれないなぁ

今にして思えば・４

大阪で修業してた店に「Ｆ山さん」（３０歳）が居た




副料理長で、仕事は「吸い物を作る」だけ



もちろん「仕上げの味見をする」というのはあったけど



ほとんどは、椅子に座って見てるだけ、だった





（こんな事で、俺の何倍も給料を貰ってるんだなぁ、羨ましいなぁ）と思ってた








ある日、急に注文の数が増えて、すごく忙しくなった







いつもはＫさん（２３歳）が「煮方」を任されてるんだけど



Ｆ山さんが替わって




「お前は玉子を割れ、お前はキュウリを切れ、お前は・・・」



と皆に指示を出した




茶わん蒸しは２０分、煮物は１０分、焼き魚は７～８分かかる






一番時間のかかる茶わん蒸しが出来た時には、煮物も焼き魚も完成して



全部熱々で出す事ができた





｛Ｆ山さん、カッコいいなぁ）と、いきなり見方が変わった







向こうもそれが解ったのか



「エンタ、飲みに行こう」を誘ってくれて



そこで言われたのは




「お前悩んでるだろ？このままで仕事を覚えられるのか？と」




（この人スゴイなぁ）と思った






今にして思えば、Ｆ山さんも若い頃に、同じ様に悩んでたんだろうな








それから色々仕事も教えてもらった




今でもよく覚えてるのは




「塩を使う時には気をつけろ


醤油で味が濃くなっても、元に戻せるけど


塩で味をつけ過ぎたら、絶対に元に戻らない」






今でも「吸い物の味」をつけるたびに思い出す

ワールドカップ

ブラジルが準決勝で負けたら、大騒ぎになって




住民がスーパーに押し入って、商品を略奪した








というニュースがあったけど




それって、「ただの泥棒」では？









それにしても、選手に何もなくてよかった




「襲われて金を取られる」様な事があったら大変だもんなぁ










ワールドカップがあったら




（外国を人が来て、金を落としていくだろう）




と思ってたけど、どうも違う、とか・・・




なかなか難しいもんだなぁ・・・









ただ、やっぱり上手い選手は違うなぁ

今にして思えば・３

この前、ホリエモンの書いた「ゼロ」という本を読んだ




その中に



（これからはネットの時代だ、早く自分で会社を作ろう）




と思って、「会社を辞めさせてくれ」



と言ったんだけど、社長から止められた




最後は「月給７５０万円出すから」と言われたけど、それを断って辞めた




と書いてあった








俺が、大阪で修業してた店を辞める時に



「３月いっぱいで辞めさせてくれ」


と言ったんだけど



「４月まで居てくれ」


と言われた



４月になって「そろそろ辞めさせてくれ」


と言ったら



「５月の連休まで居てくれ」と言われた










今にして思えば





「月給はそのままで、居てくれ」




という事だったんだよな・・・・・

今にして思えば・２

大阪で修業してた頃



「尊敬してる人」（Ｓ元さん）が居た






今にして思えば、５５歳くらいだったけど




いつもニコニコしてて、でも仕事はできて・・・とにかくカッコよかった




（あんな人になりたいなぁ）と憧れてた








Ｓ元さんの弟子（Ｋ山さん）が居たんだけど



全然仕事ができない



というか、やろうとしない




（もったいないなぁ、せっかくこんないい師匠についてるのに・・・）と思ってた










Ｓ元さんは、よく俺を褒めてくれた




それを聞いたＫ山さんは、俺の邪魔をする様になった







今にして思えば、Ｓ元さんは



「エンタにも出来るんだから、Ｋ山も頑張れ」



という気持ちだったんだろうけど・・・・・




なかなか上手くいかないもんだ








ただ、Ｓ元さんに会えた事は本当に良かった、と思う

今にして思えば・１

中学生の時に、ある女に言われた






「私は、アンタの事が嫌いやから」







（そりゃそうだろうなぁ）と思った







もちろん、こっちも嫌いだったから、別によかったんだけど




（それって、わざわざ言わなきゃいけないか？）と不思議だった






今にして思えば、その女は




「周りがどう見てるか」が、一番大事だったんだろう






「自分が言われてイヤだった事を、人に言うタイプ」だったんだな









皮肉なもんで、この女とは高校も同じだった





できるだけ会いたくなかった




ただ、向こうから避けてきたから楽だった

波

最近「小路幸也」にハマッてる



作者の名前は知らなくても



「東京バンドワゴン」はドラマ化したから、知ってる人は居るかも






そこに書いてあった







「波風多きが浮世の常」




人の世というのは色々ある物


心も景気も、浮き沈みがあって当たり前


景気がいいとか悪いとか、一喜一憂しないで


そういうものだ、とどっしりかまえなさい











それから「家出した孫（小学校６年の女の子）と、お爺さん」のシーン







「家出はいいねぇ、若者の特権だねぇ



年をとると失踪者になるからねぇ、ドンドンやった方がいいねぇ



ところで、どうして家出したの？」







「お母さんとケンカしたの」







「そうかい、ケンカはいいねぇ、若者の特権だねぇ



年をとると犯罪になるから、若い内にドンドンやった方がいいねぇ」







笑ってしまった





そういえば、俺は「家出」はしなかったなぁ




「若い内にやった方がいい事」は、他にもいろいろあるだろうなぁ・・・・

くずまんじゅう

この前の「ケンミンショー」で




「福井県の夏のお菓子は、くずまんじゅうだ」




と言ってた



でも、あの映像だけじゃ「本当の美味さ」は伝わらないだろうなぁ




というか



俺が若い頃には




（あんな物、本当に美味いのか？）と思ってた





なんせ「甘さが足りない」





かなり最近になって「さっぱりとした甘さ」が美味しいと思う様になった











実は「水ようかん｝（地元では、でっちようかんと言う）もあるんだけど




あれは「冬に食べる物」なんだよな

夢

何故か解らないけど



「刑務所に入った夢」を見た







そこで「グループに分かれて話する」という事になって







選ばれた俺が、発表する事になった





で、話をしたら








「声が小さい」




「もっと大声を出せ」




と言われたから



















「発表します」








と大声を出して







その声で目が覚めた









自分が「寝言葉を言う瞬間」を初めて経験した




しかも大声で・・・・







田舎で、離れた場所だったからいいけど




寮だったら、皆びっくりしただろうなぁ・・・・