挨拶のため、上市に行く。でも、水戸駅南口から北口に行く道が、まず分からない。この前までこの連絡通路は閉鎖されたままだった。南口のペディストリアンデッキへの上り階段がない。みんな通行禁止のテープが貼られてる。ではどこから?なんと、ヤマダ電機の中を通って、階段を上る。駅の中も痛みが激しい。
地盤が固いから新しいビルは何ともないように見えるが、古いビルは屋根の方が壊れている。路盤の痛みは少ない。最初の挨拶は建物に与えた地震の影響、そして、どこで何をしていたか。
午後、県警本部。さすが、大枚はたいた県庁舎とその周辺、外観は何ともない。復興にがんばってもらいましょうか。
「ロッシ君、無事で良かったね~」
え?
「今度の大震災で逃げ出した児がいっぱいいるんです」
「家の外に出ない児たちに多いんだけど、驚いて窓から飛び出し、一目散に訳もわからず走って、帰る道がわからなくなって。」
我が家も、縁側のサッシが二枚も外れており、簡単に外に出られたのだけど、出ないでいたのは「お利口」・「臆病だから」、それとも、「外を走り回ってきたが、いつもの散歩でマーキングをいっぱいしているから道に迷わなかった」