今年の3月に東京モーターサイクルショーが行われた際に
うれしいニュースがありました。
それはなんとアノ
BELL 500-TXがBELL 500-TXjとして完全復刻！
BELL 500-TXといえば僕のまわりのトライアンフ乗りが
いっつも自慢している60年代の名品ですよ（ヤマちゃんとか笑）
アメリカ初のバイク用ヘルメットにしてヴィンテージジェットの決定版、BELL 500-TX。
安全規格が見直された'68年以降の多少大振りものはまだ少量ながら出物もあるのですが、
それよりもひと回りシェル（帽体）が小さい“SNELL1962”で
しかもサイズが自分の頭に合うものには、なかなかお目にかかれませんし、
未使用品ともなるとべらぼうな値札が付いてます。
確かになんの変哲も無い普通のヘルメットにしか見えないけど
スティーブマックイーンもこれを被ってレースに出てました。
一言でいうと「一番形がいいジェットヘルメット」って事です。（英国製除く）
これが、現在の安全規格を満たして同じフォルムのままで
BELLから日本向けモデルとして完全復刻したそうなんだ。↓（やるね～）
今年の夏から秋にかけての発売を考えてたそうなんだが
問題が起きてどうやら発売延期となりました。
以下。フェイスブックより引用です。
日本モデルのベルヘルメット全ての納期に関する重要なご案内です。先日の5月13日、ベルヘルメット日本モデルの生産拠点であるベトナム工場がニュースにもなりました通り、反中デモによる暴動に巻き込まれ、工場が襲われました。第二工場まである全てが破壊と放火にあい、大変な被害を受けております。先日のテイストオブ筑波の翌日にベトナム入りし、工場に滞在していた私の目の前で暴動は起き、100人を超えるデモ隊が工場のガラスや機材、車から全てを破壊しました。襲撃は2回あり、昼頃から述べ12時間におよびました。
現在、工場の復旧の目処はたっておらず、既存モデル、これから生産予定、もう組み立て直前だった500-TXJの納期が見えなくなっております。
心待ちにしていただいておりました皆様に大変心苦しい内容ですが、工場の復旧目処がたち次第、改めてご案内させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
500-TXJをはじめ、ベルは私の全てであり、夢でもあります。500-TXJの内装発泡ライナーは何度も何度もかぶり心地を追求し、シェルの金型に合わせて何年も時間を費やし、こだわりにこだわって来ました。もう本当に悲しく、悔しくて仕方がありません。
大変な思いで時間をかけて復刻されたようです。（さすが日本の技術者ですね！）
値段自体もお手頃のようなので周りで誰か買わねえかな。
クマちゃんとかヤマちゃんとか。URAさんとか（笑）
当時物と比較なんてして楽しんでみたいですよ。
僕はやっぱり英国製が一番かな。（なんだよ、それ！）
