今日のダブルスのゲーム練習のとき。
私が何気なく、「○○くん。前、しっかりとれよ。」と言ったとき。
相手のペアから、「何で言うの！」とクレームが。「ほう？！考えてゲームしていたんだ。」と感心した。
しばらくして見ていると、バックに打ってネット前に詰めて決めるというラリーが続いた。
「狙ったのか？」と聞くと、にやっと笑顔で返された。
選手たち、みんな考えてプレーするようになったんだと嬉しくなった。
明日はチーム内戦。どんな成長をしているか楽しみだ。
バドミントンを長年指導してきて、上手くなる素質のある子はどんな子か何となく分かって来た気がする。
さあ、それはどんな子でしょう？
1 とにかくやってみる子
見学に来て、「少しやってみる？」と言ってすぐにやる子は強くなる。
2 素直に話を聞ける子
指導者の話を聞いて素直に修正できる子は強くなる。
3 明るい子
何があっても明るくバドミントンをする子は強くなる。
4 失敗しても復活する子
試合に負けて落ち込んでも「次頑張るぞ！」と思える子は強くなる。
5 考えることができる子
「何で負けたんだろう。次はどうしよう。」と考える子は強くなる。
6 人の見ていないところで努力できる子
誰が見ていなくても手抜きをしないで努力できる子は強くなる。
今日の練習のとき、4才の子が私にシャトルを渡し、何回も「投げろ」という。なかなかラケットに当たらないが、にこにこして何回もシャトルを拾って持ってくる。
「こういう子が強くなるんだよなあ…。」と長年の勘が働いた瞬間だった。
子どもたちに指導しているときに考えていることは、「いかにこの子たちを活躍させるか」である。
どうしたら上手くなり、活躍することができるか。
過去を振り返ることも必要ではあるが、あくまでも前を見て、明るい未来を信じて努力することが必要であると思う。
常に前を向いて頑張る子どもを育てたい。
そんなことを考えている中、こんな風景が。
本当は動画でお見せしたいところであるが、
こんなに小さいうちから頑張っている姿。微笑ましく思うとともに、感動もある。
こういう子たちを育てることが、私のミッションだとあらためて考えた。
練習が決まった曜日、決まった時間にある。
そこに合わせていろんな調整をして、何とか練習に行くようにしている。
ところが最近巡り合わせがうまくいかず、なかなか練習に行けない。コーチ陣にお任せになってしまい申し訳ない限りだ。
本当に焦ってしまうが、年度末ということもあり、調整がつかない。チームの皆さんすいません。
さらに、来年の火曜日の夜に会議を入れた上司。前回も火曜日だった。いじわる？
気が付けば河北新報杯まであと3週間。河北新報杯は、県内の1年間の試合の中で1番レベルの高い試合である。
それはシングルスとダブルス、どちらにも出場することができるから。
夏の予選会でダブルス1位であったとしても、シングルスの強い子がダブルスにも出てくるのでその結果は分からない。
なので、シングルスとダブルスどちらも仕上げないといけないのがきつい。
うちのチームはしばらくシングルスメインで練習をしていたので、徐々にダブルスの感覚も思い出すように練習をしていかないといけない。
間に合うだろうか？いや、間に合わせないと。
焦る時期になって来た。
