蒲郡MB記念では、チルト角度が2度、3度という形にできるようになるらしい。
http://www.kyotei.or.jp/kyotei_info/web_news/topics/2007/08/11_001.htm
チルト角度を上げると水面近くにプロペラ位置が来るようになるため、必然的に伸び型のモーターとなる。
とりわけ、SG優勝戦における1号艇・1コースの優勝ばかりが続き、先のオーシャンカップでは売上げ面で惨敗を喫していることから、何とか、アウト勢にも勝機が出てくるようにという配慮なのだろうが、果たしてどうなることやら。
もしこれが導入されてレース内容が変わるようであれば大成功といえそうだが、変わらねばそうではないということになりそう。
一番いいのはスタート展示を全廃することによって、選手は本番まで手の内を見せないことにあると思うんだが。また客も選手の心理を読むことを推理の基本にするようになると思うし、そうした時代の競艇のほうが面白かった。今だと1コースの選手がそのまま安全走行で勝つか、はたまた失敗してとんでもない穴になるかのどちらかの興味しかないもんな。
ギャンブルという側面に重きをおいて面白くしようとしたところで逆につまらなくなる。やはり、競艇それこそ心技体が伴った水上スポーツなわけで、それを重視したほうがよりギャンブルとしても面白くなっていくものと思うわけであるが。
ま、チルトの件は期待してみよう。