計画停電、4月で打ち切り 夏場は企業に使用制限(共同通信)
経済産業省は6日、地域ごとに交代で電気を止める東京電力管内の「計画停電」を4月で打ち切る方向で調整に入った。冷房などの電力需要が増える夏場は電力使用制限令を企業に発動するなどの対策を講じ、計画停電を原則、実施しないようにする。
4月末に策定する政府の電力需給対策に反映させる方針だ。海江田万里経産相は6日の衆院経産委員会で「計画停電をしないで済む状況を目指す」との考えを表明した。
暖房使用の減少や火力発電所の稼働などで電力不足が解消し、東京電力が実施している計画停電は、4月中に終了する見通し。その後は節電などにより、計画停電をできるだけ回避し、電力需給が極めて逼迫した際の臨時措置と位置付ける考えだ。
東京電力は3月14日に計画停電を初めて実施したが、同29日以降は実施を見送っている。一方、東北電力はまだ実施していない。
需要抑制策では、東電管内では、電気事業法に基づき、夏のピーク時の電力需要を昨年比25%削減することを軸に、企業などの大口需要家に対し、使用制限令を発動する方針。経産省は発動時間帯を午前10時~午後9時の間と提案しているが、産業界は短縮を求めており、今後調整する。家庭向けにも節電に向けた国民運動を展開する。
東日本大震災に伴い、発電設備が被災し、東電や東北電力管内では電力供給が減少。政府は夏場には、昨年並みの猛暑になった場合、東電管内で最大1500万キロワットの電力不足が生じる恐れがあるとみている。
となると、5月以降は、関東地区でも公営競技が続々と再開することになるだろう。しかし、東北については、今のところまだ見通しは立たないのでは。
だが、マジシャン先生が、夏場の開催について危惧している。
900億円割れ
マジシャン (公営競技存亡の危機)
2011-04-03 16:25:25
事はそんな単純な状態ではないと思います。
現在、東日本では公営競技の開催が止まっていますが、これは被災した一部の場を除けば、計画停電があるため、迂闊にレースや車券、馬券を販売できない理由によります。
ここ数日は気温が上がってきて、実際には停電は行われていないし、もうしばらくすれば計画停電は一旦中止にはなると思いますが、夏になると冷房需要で電力消費が上がるので、7-9月にはまた復活するでしょう。
となると、7-9月は関東・東北ではまた開催不能になるでしょう。秋になれば開催できますが、冬になればまた計画停電。
東電は、福島第一・第二原発だけでなく、太平洋岸の火力発電所でも大きな被害を受けています。今後、発電能力の増強に努めるでしょうけど、火力発電所は作るのに5年くらいはかかりますから、この先4-5年は夏冬には計画停電が続き、不要不急の電気は使うな、ということになります。
となると、東北・関東の場は、年間最大6ヶ月は開催出来ない状態が数年続く可能性が結構高いです。
そうなれば、廃止に傾く場がゾロゾロ出てくるのでは無いかと思います。何か言われても、地震が悪い、東電が悪い、と責任転嫁できますからね。
確かに、最大のヤマ場となるのは夏場だ。
去年の猛暑については、今もなお記憶に残るほど記録的なものだったが、東電管内では昨年、最大で約6000万キロワットの供給を行なった日があった。
ところが、現在における東電の見通しでは、最大でも5000万キロワット程度にしかならないみたい。
となると、マジシャン先生の話が現実的になろうものならば、それこそ、関東地区の公営競技は、「春秋」しか開催できなくなってしまうねぇ。まさにかつての「国営競馬」のごとし。
もちろん、公営競技のナイター開催など「もってのほか」だな。
やっぱり、こうなる前に、「三点セット」をやっておくべきだった。
「因果あり」
とはこのことか?
経済産業省は6日、地域ごとに交代で電気を止める東京電力管内の「計画停電」を4月で打ち切る方向で調整に入った。冷房などの電力需要が増える夏場は電力使用制限令を企業に発動するなどの対策を講じ、計画停電を原則、実施しないようにする。
4月末に策定する政府の電力需給対策に反映させる方針だ。海江田万里経産相は6日の衆院経産委員会で「計画停電をしないで済む状況を目指す」との考えを表明した。
暖房使用の減少や火力発電所の稼働などで電力不足が解消し、東京電力が実施している計画停電は、4月中に終了する見通し。その後は節電などにより、計画停電をできるだけ回避し、電力需給が極めて逼迫した際の臨時措置と位置付ける考えだ。
東京電力は3月14日に計画停電を初めて実施したが、同29日以降は実施を見送っている。一方、東北電力はまだ実施していない。
需要抑制策では、東電管内では、電気事業法に基づき、夏のピーク時の電力需要を昨年比25%削減することを軸に、企業などの大口需要家に対し、使用制限令を発動する方針。経産省は発動時間帯を午前10時~午後9時の間と提案しているが、産業界は短縮を求めており、今後調整する。家庭向けにも節電に向けた国民運動を展開する。
東日本大震災に伴い、発電設備が被災し、東電や東北電力管内では電力供給が減少。政府は夏場には、昨年並みの猛暑になった場合、東電管内で最大1500万キロワットの電力不足が生じる恐れがあるとみている。
となると、5月以降は、関東地区でも公営競技が続々と再開することになるだろう。しかし、東北については、今のところまだ見通しは立たないのでは。
だが、マジシャン先生が、夏場の開催について危惧している。
900億円割れ
マジシャン (公営競技存亡の危機)
2011-04-03 16:25:25
事はそんな単純な状態ではないと思います。
現在、東日本では公営競技の開催が止まっていますが、これは被災した一部の場を除けば、計画停電があるため、迂闊にレースや車券、馬券を販売できない理由によります。
ここ数日は気温が上がってきて、実際には停電は行われていないし、もうしばらくすれば計画停電は一旦中止にはなると思いますが、夏になると冷房需要で電力消費が上がるので、7-9月にはまた復活するでしょう。
となると、7-9月は関東・東北ではまた開催不能になるでしょう。秋になれば開催できますが、冬になればまた計画停電。
東電は、福島第一・第二原発だけでなく、太平洋岸の火力発電所でも大きな被害を受けています。今後、発電能力の増強に努めるでしょうけど、火力発電所は作るのに5年くらいはかかりますから、この先4-5年は夏冬には計画停電が続き、不要不急の電気は使うな、ということになります。
となると、東北・関東の場は、年間最大6ヶ月は開催出来ない状態が数年続く可能性が結構高いです。
そうなれば、廃止に傾く場がゾロゾロ出てくるのでは無いかと思います。何か言われても、地震が悪い、東電が悪い、と責任転嫁できますからね。
確かに、最大のヤマ場となるのは夏場だ。
去年の猛暑については、今もなお記憶に残るほど記録的なものだったが、東電管内では昨年、最大で約6000万キロワットの供給を行なった日があった。
ところが、現在における東電の見通しでは、最大でも5000万キロワット程度にしかならないみたい。
となると、マジシャン先生の話が現実的になろうものならば、それこそ、関東地区の公営競技は、「春秋」しか開催できなくなってしまうねぇ。まさにかつての「国営競馬」のごとし。
もちろん、公営競技のナイター開催など「もってのほか」だな。
やっぱり、こうなる前に、「三点セット」をやっておくべきだった。
「因果あり」
とはこのことか?