公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

中村修二さんが日本の「文系力の弱さ」を指摘?

2014-10-08 20:48:44 | 政治経済問題
科学者や技術者の海外流出の背景には (連下 恵一) 2014-10-08 09:02:36 理系人間が成果の価値を発信して売り込む「文系力」の不足、文系人間が理系の成果を自ら評価する「理系力」の欠乏があるのではないでしょうか。10月4日付でBoD先生が「日本が弱いのは文系力」と指摘されたのに同意致します。


ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんがより具体的に指摘されている。


中村修二教授「開発が偉大でも市場で勝てない」

読売新聞 10月8日(水)18時49分配信

グルノーブル(仏南東部)=石黒穣、サンタバーバラ(米カリフォルニア州)=中島達雄】ノーベル物理学賞の受賞が決まった名古屋大学の天野浩教授(54)、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授(60)の記者会見は以下の通り。

 ◆中村氏◆

 ――(冒頭発言)

 私はこれまでの人生で多くの方々に助けられてきて、とても幸運だ。最初のきっかけは、日亜化学工業の社長だった小川信雄氏が、青色LED開発という私のギャンブルを支持してくれたことだ。カリフォルニア大サンタバーバラ校のヘンリー・ヤン学長の支援にも感謝している。

 1993年に高輝度青色LEDの実用化に成功した後、研究活動が爆発的に進展した。多くの研究者がLEDの分野に参入し、携帯電話やテレビ、照明などあらゆる応用に取り組んだ。

 ――受賞の知らせを受けた時は、何をしていたか。

 眠っていた。少し神経質になっていたので、30%は寝ていたが、70%は神経が高ぶっていた。

 ――照明がないような発展途上国で、LEDの技術はどう使われているか。

 アフリカの一部のように電力がない国々では、太陽電池を充電し、夜間、LEDで照明を使うことができる。このため、発展途上国で非常に人気が高い。

 ――LEDの研究を始めた当時、今のような状況を想像したか。

 まったく想像しなかった。勤めていた会社で10年間にわたって赤色LEDを開発したが、既に大手の会社が製造していたので、販売成績は悪かった。会社が私にキレて、私もキレた。そこで私は社長室に行き、青色LEDを開発したいと直談判した。すると、社長はこう言った。「オーケー。やっていい」。それまで会社は研究開発費を出してくれなかったが、社長に500万ドル必要だと言うと、彼はそれもオーケーだと言った。


 当時、私は海外に出たことがなかったので、海外に行きたかった。そこで、社長に青色LEDを開発するには、フロリダ大学で学ぶ必要があると言った。1年間留学し、帰国して青色LEDの開発に取り組んだ。

 ――日本の多くの教授が海外での研究を目指し、頭脳流出ではないのか。

 米国は研究者にとって、多くの自由がある。必死で努力すれば、誰でもアメリカンドリームを手にするチャンスがある。日本ではそのチャンスはない。年齢による差別、セクハラ、健康問題での差別があり、米国のような本物の自由がない。

 日本では大企業のサラリーマンになるしかない。企業が大きな事業をやっていても、社員は平均的なサラリーマンだ。米国では、何でも好きにやれる。

 ――今回の受賞が日本にとって持つ意味は。

 3人のノーベル賞受賞者が出るというのは、日本にとって躍進だと思う。ただ、日本で開発が行われても、日本企業はグローバル化で問題を抱えている。開発が偉大でも、市場では勝てない。携帯電話技術や太陽電池で、日本の製品は当初、非常に優れていた。しかし、グローバル化に失敗した。LEDも同じだ。日本で開発されたが、すべての市場を失っている。

 ――現在、何に取り組んでいるのか。

 LEDの効率を高めることに取り組んでいる。

最終更新:10月8日(水)18時49分



ノーベル賞、勝因は「怒り」=日本企業に苦言も―中村さん

時事通信 10月8日(水)8時45分配信

 【サンタバーバラ(米カリフォルニア州)時事】青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞の受賞が決まった米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の中村修二さん(60)は7日、同校で記者会見し、「怒りがすべてのモチベーションだった。怒りがなければ何も成し遂げられなかった」と研究生活を振り返った。

 会見には各国メディアや大学関係者ら約200人が出席。「研究当初は受賞を予想していたか」との質問に対し、中村さんは「(日亜化学工業の社員時代に)フロリダ大に留学した時は、青色LEDの開発ではなく、博士号を取るのが夢だった」と笑いを誘った。

 中村さんが1993年に青色LEDの量産技術を開発したことをきっかけに、各方面でLED実用化に向けた動きが加速。「多くの研究者が加わり、スーパーでもLEDランプが買える時代になった」と誇らしげに語る。LED分野の当面の研究課題として、5割にとどまっている電力から光への変換効率を、6割に向上させることに意欲を見せた。

 日本の研究環境や企業に対する「毒舌」も健在。米国を研究拠点に選んだ理由について「研究者に多くの自由が与えられ、一生懸命やれば、みんなにチャンスがある」と語る一方、「日本では性別や年齢などの差別により、全員にチャンスがあるわけではない」と残念がった。

 さらに「日本では発明は多いが、企業がグローバリゼーション(世界的な拡大)が苦手。携帯電話など最初は良い製品を作っても敗北している」と指摘。「誰もが起業できるよう規制やシステムを見直すべきだ」と日本政府に注文した。 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来月、また金沢市長選行われる

2014-10-08 20:40:55 | 政治経済問題
11月30日投開票=金沢市長選

時事通信 10月8日(水)18時48分配信

金沢市選挙管理委員会は8日、山野之義市長の任期満了に伴う市長選の日程を11月23日告示、11月30日投開票と決めた。
 
5日に投開票された山野氏の辞職に伴う市長選では、同氏が再選を果たしたが、公職選挙法の規定により、任期満了日は1期目の12月9日となっている。現在、山野氏が出馬の意向を示している。 



この間やったばかりなのに、また来月に金沢市長選だって。

果たして、「禊が済んだ」?、ばかりの現職以外に立候補者がいるのか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11年ぶりの騎手復帰

2014-10-08 20:18:47 | 競馬
11年ぶりの現役復帰、宮下康一騎手が園田競馬場で再デビュー

netkeiba.com [地方] 2014年10月08日(水)18時55分

“40歳の新人”宮下康一騎手が10月8日、園田競馬場で再デビュー戦を迎えた。

 宮下騎手は1991年10月、17歳の時に名古屋競馬からデビュー。妹で女性騎手最多勝記録を持つ宮下瞳元騎手とともに戦ってきた。その後、新潟・上山・金沢で騎乗技術を磨くも、2003年7月に騎手を引退。

 引退後も厩舎スタッフとして地方競馬に関わり続けたが、「自らの担当馬に自分で乗って結果を出したい!」と、不完全燃焼のまま一度は閉ざした騎手への思いが蘇ってきた。

 再デビューにたどり着いた時には、金沢で鞭を置いてから約11年の時が過ぎていた。日数にして4059日。地方競馬史上最長ブランクである。(2番目に長いのは吉本隆記・浦和で2621日)

 約11年ぶりのレースとなった園田3Rは5着。「先行が得意」という宮下騎手に先行馬が回ってきた。出鞭を4発。狙った2番手はとれなかったが4番手からレースを運び、直線では高々と鞭を振るい5着に粘った。

「ブランクが心配でしたが、思ったより自分の息は上がりませんでした。園田競馬場で乗るのはミスターレビンオーで遠征した1998年全日本アラブ優駿以来2回目です。馬場が変わったこともあるでしょうが、昔より乗りやすく感じました。やれそうな気がします!」と、レース後には本馬場入場時よりもハツラツとした笑顔で話した。

 宮下騎手はこの日、全7鞍のうち5鞍で掲示板を確保する安定した騎乗を見せた。

 深夜12時半の馬場開場から朝9時前まで調教に跨る宮下騎手を「熱心ですよ」とある調教師は評価する。園田競馬場でのデビュー日には12R中7頭の騎乗馬が用意され、兵庫競馬の関係者から歓迎された。新人騎手紹介セレモニーには、ほぼ同期で地方競馬出身のJRA岡田祥嗣騎手がお祝いに駆け付けた。名古屋競馬場の食堂のおばちゃんからはお祝いのお花が届き、妹の宮下瞳元騎手は「来月は応援に行きたい」と話しているという。

 長いブランクを乗り越え再スタートを切った40歳の新人が、騎手大国・兵庫にどんな新風を巻き起こすのか、今後に注目である。



大師匠のブログにも関連した記事があったよ。

2014年10月03日 目標は妹の勝鞍を抜くこと☆

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉新聞栄冠賞

2014-10-08 20:15:26 | 競馬
2014年10月8日(水) 浦 和 第11競走 ダート 1900m(左)15:45発走 埼玉新聞杯 第24回 埼玉新聞栄冠賞

本賞金:1200、420、240、120、60万円

1 エスケイロード 牡4 56.0 張田京 山浦武
2 ホノカアボーイ 牡6 56.0 坂井英光 波多野健
3 マイネエレーナ 牝6 54.0 御神本訓 小久保智 優勝
4 ナイキマドリード 牡8 58.0 川島正太 川島正一
5 カキツバタロイヤル 牡8 58.0 高橋利幸 函館一昭
6 ユーロビート セ5 58.0 真島大輔 渡辺和雄
7 ケイアイサンダー セ9 56.0 田中力 宮下貴明
8 ガンマーバースト 牡7 58.0 森泰斗 出川克己
9 ウインペンタゴン 牡8 56.0 吉原寛人 河津裕昭
10 ヤマニンキングリー 牡9 58.0 山崎誠士 山崎尋美
11 トラバージョ 牡4 58.0 石崎駿 佐藤賢二


3 → 5 → 8 → 6 → 11

マイネエレーナが9馬身差の圧勝 重賞初V/埼玉新聞栄冠賞・浦和

netkeiba.com [地方] 2014年10月08日(水)18時05分

 8日、浦和競馬場で第24回埼玉新聞栄冠賞(3歳上・ダ1900m・1着賞金1200万円)が行われ、先手を取った御神本訓史騎手騎乗の3番人気マイネエレーナ(牝6、浦和・小久保智厩舎)が、3~4コーナーでリードを広げ、直線に入ってさらに大きく後続を突き放し、最終的に2着の5番人気カキツバタロイヤル(牡8、船橋・函館一昭厩舎)に9馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒3(稍重)。

 さらに1.1/2馬身差の3着に2番人気ガンマーバースト(牡7、船橋・出川克己厩舎)が入った。なお、1番人気ユーロビート(セ5、大井・渡辺和雄厩舎)はガンマーバーストから2.1/2馬身差の4着に終わった。

 勝ったマイネエレーナは、父ロージズインメイ、母ゲイリーピクシー、その父Rahyという血統。通算37戦目での重賞初制覇となった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/8の競輪

2014-10-08 20:11:59 | 競輪
F I

青森(12#) 最終日 日刊スポーツ杯・S石鳥谷カップ 全レースカード 全レース結果 

11R 16:45 S級決勝 先頭固定競走

1 1 大槻 寛徳 初2, 準2 優勝
2 2 桑原 大志 初9, 準2
3 3 岡 光良 初8, 準3
4 4 吉永 好宏 予2, 準3
4 5 萩原 操 予3, 準1
5 6 和泉田 喜一 予2, 準3
5 7 佐藤 康紀 予4, 準1
6 8 須藤 誠 予5, 準2
6 9 前反 祐一郎 予1, 準1


1 → 7 → 3

8R 14:49 A級決勝 先頭固定競走  7 服部 正博 → 2 堀 勝政 → 9 亀井 宏佳

弥彦(21#) 初 日 サンケイスポーツ・夕刊フジ賞 ガールズ 全レースカード 全レース結果 関連記事はこちら

名古屋(42#) 2日目 中京スポーツ杯エゾウコギカップ 全レースカード 全レース結果

高知(74#) 初 日 第10回坂本龍馬杯争奪戦 全レースカード 全レース結果

武雄(84#) 最終日 CableOne賞 全レースカード 全レース結果

11R 16:25 S級決勝 先頭固定競走

1 1 松岡 貴久 初9, 準2
2 2 伊藤 健詞 初2, 準1
3 3 荒井 崇博 初3, 準1
4 4 竹田 慎一 予1, 準2
4 5 兵藤 一也 初4, 準3
5 6 金田 健一郎 予3, 準3
5 7 三宅 伸 初6, 準3
6 8 吉田 健市 予3, 準2
6 9 天田 裕輝 初1, 準1 優勝


9 → 3 → 5

10R 15:46 A級決勝 先頭固定競走  4 月森 亮輔 → 3 石田 洋秀 → 6 佐古 雅俊

F II

函館(11#) 初 日 サンケイスポーツ杯争奪戦 ナイター 全レースカード 全レース結果

大宮(25#) 最終日 第2回エート賞争奪戦 全レースカード 全レース結果

10R 16:00 A級決勝 先頭固定競走  4 里見 恒平 → 9 岡本 英之 → 7 小酒 大勇   

5R 12:53 A級チャレンジ決勝 先頭固定競走  4 田崎 良太郎 → 3 伊早坂 駿一 → 7 清水 一博

静岡(38#) 初 日 全レースカード 全レース結果 

豊橋(45#) 2日目 全レースカード 全レース結果

奈良(53#) 最終日 全レースカード 全レース結果

10R 16:33 A級決勝 先頭固定競走  2 飯塚 隼人 → 9 小原 将通 → 6 志水 祐彦

7R 14:43 A級チャレンジ決勝 先頭固定競走  6 藤井 準也 →2 柳原 司  → 5 前村 利彦

高松(71#) 最終日 日本ベンダーネット杯 全レースカード 全レース結果

10R 16:28 A級決勝 先頭固定競走  4 佐方 良行 → 2 酒井 耕介 → 1 宮本 佳樹

9R 15:50 A級チャレンジ決勝 先頭固定競走  5 高木 修二 → 1 秋永 共之  → 7 阿部 充宏
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/8の競艇

2014-10-08 20:04:53 | 競艇
江戸川 GⅡ 江戸川634杯 モーターボート大賞 4日目 関連記事はこちら

桐 生 一般 第1回お~いお茶伊藤園カップ ドラ・ショップ1周年 3日目 全レース結果

蒲 郡 一般 ルーキーシリーズ第5戦 蒲郡スピード王座決定戦 初日 全レース結果

常 滑 一般 創業93年誠進社感謝賞 最終日  全レース結果

優勝戦 場外締切予定時刻 16:46  1 河村   了 → 6 森永   淳 → 3 川上  聡介

びわこ 一般 BINAPO杯 5日目 全レース結果

尼 崎 一般 第13回報知ローズカップ争奪戦 3日目 全レース結果

徳 山 GⅢ サッポロビールカップ 初日 全レース結果

若 松 一般 ていゆうニュース杯アダムスキーカップ 3日目 全レース結果

唐 津 一般 第5回コスモス特別 4日目 全レース結果

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸川・モーターボート大賞4日目

2014-10-08 19:34:34 | 競艇
得点率ランキング

1 3946 赤岩  善生 A1 8.80 121 13             44
1 4290 稲田  浩二 A1 8.80 221 12             44
3 3956 横澤  剛治 A1 8.00 5 211              32
4 3716 石渡  鉄兵 A1 7.75 1 3 42             31
5 4324 海野 康志郎 A1 7.50 4 122              30
6 4344 新田  雄史 A1 7.25 1 541              29
6 4075 中野  次郎 A1 7.25 2 216              29
8 4066 東本  勝利 A1 7.00 3 511              28
8 3987 後藤  正宗 A2 7.00 142 3              28
8 3499 市川  哲也 A1 7.00 1 254              28
8 4402 乙藤  智史 A2 7.00 133 3              28
12 4350 篠崎  元志 A1 6.75 1 263              27
12 3978 齊藤   仁 A1 6.75 2 263              27
14 3983 須藤  博倫 A1 6.60 534 21             33
15 4604 岩瀬  裕亮 A1 6.50 2 351              26
15 4477 篠崎  仁志 A1 6.50 5 4 31             26
17 4320 峰   竜太 A1 6.25 4 4 14             25
18 3543 福田  雅一 A2 6.00 4 134              24

19 4297 山田  哲也 A1 5.80 621 25             29
20 4388 是澤  孝宏 A2 5.75 1 4 26             23
20 3907 村越   篤 A2 5.75 336 1              23
20 4500 山田  康二 A1 5.75 3 136              23
23 4445 宮地  元輝 A2 5.50 5 2 15             22
23 4171 榎   幸司 A2 5.50 2 5 33             22
23 3996 秋山  直之 A1 5.50 5 324              22
26 4089 妹尾  忠幸 A2 5.40 531 26             27
27 3814 金子  貴志 A2 5.25 6 2 42             21
28 4439 近藤  友宝 B1 4.80 143 55             24
29 4471 新田  泰章 A2 4.75 351 6              19
29 4468 大池  佑来 A1 4.75 6 324              19
31 3489 大場   敏 A1 4.50 3 5 25             18
31 4608 荒井  翔伍 A2 4.50 343 5              18
31 4318 桑原  将光 A2 4.50 4 3 44             18
34 4084 杉山  正樹 A1 4.40 366 23             22
34 3505 山田  竜一 A1 4.40 254 35             22
36 4486 野村   誠 A2 4.25 263 5              17
37 4494 河合  佑樹 A1 4.20 443 63             21
38 3619 長谷川  充 A2 4.00 245 5              16
39 4260 中越  博紀 A1 3.80 645 15             19
39 4460 後藤  翔之 A1 3.80 464 34             19
41 4643 近江  翔吾 A2 3.75 5 4 62             15
41 3811 石田  章央 A1 3.75 2 4 56             15
43 4601 森野  正弘 A1 3.50 1 656              14
43 4131 原   豊土 A1 3.50 535 4              14
45 3834 細川  明人 A2 3.25 6 166              13
46 4498 宮本  夏樹 A2 2.25 6 455              9


- 3443 森   秋光 A2 - 1 F62              - - 賞除
- 4238 毒島   誠 A1 - 6 42               - - 帰郷
- 4256 渡辺  浩司 A1 - 6 664              - - 帰郷
- 4432 黄金井 力良 A2 - 5 4 転欠             - - 帰郷
- 4522 古澤  光紀 A2 - 656                - - 帰郷
- 3912 川原  正明 A2 - 1 F6               - - 帰郷

全レースカード

全レース予選

1R 場外締切予定時刻 10:51  1 原   豊土 → 6 中越  博紀 → 4 大池  佑来 

2R 場外締切予定時刻 11:17  2 石田  章央 → 4 野村   誠 → 1 後藤  翔之

3R 場外締切予定時刻 11:44  3 岩瀬  裕亮 → 5 中野  次郎 → 1 杉山  正樹

4R 場外締切予定時刻 12:12  4 横澤  剛治 → 2 秋山  直之 → 5 山田  竜一

5R 場外締切予定時刻 12:41  3 市川  哲也 → 1 荒井  翔伍 → 2 海野 康志郎

6R 場外締切予定時刻 13:11 1 宮本  夏樹 → 4 新田  雄史 → 2 森野  正弘

7R 場外締切予定時刻 13:42  2 石渡  鉄兵 → 3 篠崎  元志 → 1 新田  泰章

8R 場外締切予定時刻 14:14  4 山田  哲也 → 5 赤岩  善生 → 6 長谷川  充

9R 場外締切予定時刻 14:47  1 野村   誠 → 4 秋山  直之 → 5 金子  貴志

10R 場外締切予定時刻 15:22  3 是澤  孝宏 → 1 篠崎  仁志 → 5 横澤  剛治

11R 場外締切予定時刻 15:57  1 山田  康二 → 4 中野  次郎 → 3 新田  雄史

12R 場外締切予定時刻 16:33  2 篠崎  元志 → 5 福田  雅一 → 6 東本  勝利

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村 VS 日亜化学工業 VS 豊田合成=赤崎・天野

2014-10-08 17:38:05 | 政治経済問題
対価と特許めぐり訴訟合戦も ノーベル賞受賞者3人の“因縁”

日刊ゲンダイ 2014年10月8日

「ノーベル物理学賞は、サイエンス分野の専門家にしかその功績が理解できないような理論的発明に対して与えられることが多い。今回のように、すでに世界中で実用化・製品化されている研究が受賞するのは珍しい」

 こう言うのは、「ノーベル賞の事典」の共著がある工学博士の秋元格氏だ。

 今回のノーベル物理学賞は、赤・緑・青の光の三原色の中でもLED化が最も難しいとされた青色を実現したことで「省エネ」に大きく貢献したことが評価されたわけだが、それだけに、青色LEDは“カネ”になる発明だった。そのため、20年前に製品化されて以降、億単位の訴訟が繰り返されてきた。

 有名なのは、今回の受賞者の一人である中村修二米カルフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)と日亜化学工業の争い。青色LEDの発明の対価をめぐり、中村氏はわずか「2万円」の報奨金しかもらっていないとして、当時勤めていた日亜を訴え、「サラリーマン研究者の反逆」と話題になった。05年に日亜側が8億円余りを支払うことで和解が成立したが、裁判で中村氏は「この蛍光灯も数年たてばすべてLEDに置き換わる。電力も節減され、何兆円という市場が生まれる」と力説していた。

■ビジネスで3人はライバル関係

 さらに、カネをめぐってこの3人は因縁めいている。

 世界で初めて青色LEDの開発に成功したのは、赤崎勇名城大教授(85)と天野浩名古屋大教授(54)の師弟コンビの方で、1989年のことだ。当時名大教授だった赤崎氏は、世界の研究者があまり目を向けていなかった窒化ガリウムに着目。赤崎研究室の大学院生だった天野氏とともに、青色LEDの開発に成功した。

 赤崎氏の技術は豊田合成で95年に製品化されたが、その2年前に中村氏が日亜化学で製品化に成功。特許をめぐり豊田合成vs日亜の訴訟合戦も繰り広げられた。

「青色LEDをめぐる一連の特許訴訟は1996年8月に始まり、2002年9月に全面和解するまで6年、約40件にも上りました。和解した02年までに、両社とも青色LEDの売り上げが100億円規模に伸び、裁判で体力を消耗するのはやめようということになったのです」(科学ジャーナリスト)

つまり中村氏と赤崎・天野両氏は、研究者として、尊敬し合う関係である一方で、ビジネスでライバル関係にあったといえる。

 7日の受賞会見で赤崎氏は中村氏について「いい仕事をされました」「この3人で他の受賞が何回もある」とコメントした。数々の受賞があってわだかまりは消えたわけだ。



要するに、「三つ巴戦」が展開されたってことか。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経平均187円安

2014-10-08 16:13:43 | 政治経済問題
日経平均 15,550.96 -232.87 ▼1.48% 日経比 [09:05]



8日・前引け(SBI証券)
日経平均 15,552.26 -231.57
日経平均先物 15,560.00 -260.00
TOPIX 1,271.78 -19.11
TOPIX先物 1,271.50 -23.00
東証2部指数 4,069.44 -39.87
JASDAQ 2,267.66 -15.10
マザーズ 884.91 -6.78
東証REIT指数 1,631.16 -12.90
日経平均VI 20.23 +2.08
日経平均VI先物 20.40 +1.25
JPX日経インデックス400 11,558.83 -175.37



日経平均 15,624.73 -159.10 ▼1.01% 日経比 [14:12]



8日・終値(SBI証券)
日経平均 15,595.98 -187.85
日経平均先物 15,620.00 -200.00
TOPIX 1,274.85 -16.04
TOPIX先物 1,274.50 -20.00
東証2部指数 4,085.88 -23.43
JASDAQ 2,282.26 -0.50
マザーズ 899.26 +7.57
東証REIT指数 1,641.44 -2.62
日経平均VI 19.28 +1.13
日経平均VI先物 20.00 +0.85
JPX日経インデックス400 11,586.10 -148.10


ところで気になる話が。

最近の外資系証券寄り付き前注文動向を見たところ、連日売り越し状態が続いている。

10月に入ってから、買い越しになったケースは一日もない。今日については下記の通り。

外資系証券寄り付き前注文動向(トレーダーズウェブ)
10月8日
売り 2,390
買い 1,380
差引 1010万株の売り越し
金額ベース 大幅売り越し
米国系 売り越し
欧州系 売り越し


「日本売り」が進行していることが伺える。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開催過多の「競艇」の弊害くっきり

2014-10-08 14:20:27 | 競艇
稲田浩二ら中止順延で準優辞退も/江戸川

<江戸川ボート:モーターボート大賞>◇G2◇3日目◇7日

 現在、得点率1位タイの稲田浩二、31位タイの大場敏は、6日の中止順延に伴い、11日(10日前検日)からの正規あっせんに参加するため、5日目終了後に途中帰郷が発生する。予選で得点率18位以内になっても準優勝戦は出場辞退になる。

 [2014年10月8日9時50分 紙面から]


ちなみに、稲田と大場は追加斡旋だった。

江戸川ボート 大場、稲田が途中帰郷 正規斡旋競走参加のため

 追加斡旋で江戸川参戦中の大場敏、稲田浩二が9日の5日目を走った後、途中帰郷となることが7日、日本モーターボート競走会から発表された。10日前検の正規斡旋競走参加のため。台風による中止順延(6日)があり、予期せぬ日程延期が生じ、帰郷を余儀なくされた。大場は11~16日の津、稲田は11~15日の住之江に参加する。[スポニチアネックス 2014年10月8日 05:30 ]



これじゃ、なんのために追加斡旋したのか分からなくなってしまう。

競輪やオートレースでは考えにくい話だが、競艇はたったの1日の順延すらも許されない、超過密日程を毎年のように組んできた、その弊害が出たってことだな。

早く開催を削減しよう!競艇!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弥彦・ガールズケイリン & S級初日

2014-10-08 13:42:56 | 競輪
10/8の競輪も参照。

6R 13:06 A級ガールズ予選1 先頭固定競走

1 1 戸田 みよ子
2 2 金田 洋世
3 3 田中 麻衣美
4 4 荒牧 聖未
5 5 長澤 彩
6 6 手柴 敦子
6 7 山口 菜津子


◎ 荒牧、〇 長澤、▲ 戸田、△ 手柴

4 → 5 → 1

7R 13:36 A級ガールズ予選1 先頭固定競走

1 1 中山 麗敏
2 2 高橋 梨香
3 3 三宅 愛梨
4 4 後閑 百合亜
5 5 石井 寛子
6 6 菅田 賀子
6 7 小川 美咲


◎ 石井、〇 中山、▲ 三宅、△ 高橋

5 → 1 → 2

12R 16:15 S級初日特選 先頭固定競走

1 1 岡田 征陽
2 2 園田 匠
3 3 佐藤 友和
4 4 林 巨人
4 5 上原 龍
5 6 海野 敦男
5 7 濱口 高彰
6 8 黒田 淳
6 9 内藤 宣彦


→  →
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二人のノーベル賞受賞者を輩出した企業

2014-10-08 13:07:14 | 政治経済問題
赤崎勇・名城大学終身教授が、今の富士通テンの出身者であることは明るみになったが、「エサキダイオード」で、同じくノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈・元筑波大学学長も、同社の出身であったことが、昨日、ウィキペディアを見て分かった。

富士通テンの前身は川西機械製作所といい、主に真空管を作っていた。戦後に入ると「神戸工業」と名称を変え、民生用ラジオのほか、タクシー無線機などの製造を手がけており、カーラジオの全面トランジスタ化を日本で初めて実現させている。

1968年に富士通と合併。1972年に分離独立して、「富士通テン」となった。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日亜化学は「元 中小企業」

2014-10-08 12:51:16 | 政治経済問題
まだ辞めないのか…中村氏「怒りが私の原動力」

読売新聞 10月8日(水)11時42分配信

 【サンタバーバラ(米カリフォルニア州)=中島達雄】「怒りが私の研究の原動力だ」――。

 ノーベル物理学賞受賞が決まった米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授(60)は7日朝(現地時間)、同校で記者会見を開き、青色発光ダイオード(LED)開発に成功した裏話を披露した。研究に冷ややかな周囲の目や元勤務先との訴訟への怒りが、開発への情熱につながったようだ。

 「会社の上司たちが私を見るたびに、まだ辞めてないのか、と聞いてきた。私は怒りに震えた」

 中村氏は、「日亜化学工業」(徳島県)に勤めていたころ、赤色のLEDの製品化などを成功させたが、会社の売り上げにあまり貢献できず、社内で「無駄飯食い」と批判された時を振り返った。

 入社から約10年が過ぎた1988年。怒りは頂点に達し、辞職を覚悟で、当時の小川信雄社長に直談判し、不可能と言われた青色LEDの開発の許可を求めた。

 「そしたら、どういうわけか、5秒間で許可が出た」。小川氏の判断で、研究費の支出や米国留学が認められた。

最終更新:10月8日(水)11時42分



いまでこそ、2200億円を越す年間売上を誇る「大企業」となった日亜化学工業だが、中村修二さんがいた頃はその10分の1程度の売上しかない「中小企業」だった。

そもそも、中村さんは京セラへの内定が決まっていたのだが、夫人(当時)が懐妊したことを配慮して、日亜に入社したらしい。

ま、緑字に挙げた箇所というのは、日亜が中小企業だったことの証でもあるな。カネにならない事業をやり続ける余裕なんて、中小企業にはないからね。

また、青色LEDという画期的な開発を製品化したというのに、日亜から出た報酬がたったの2万円だったという点も、中小企業であるがゆえの話だろう。

今となっては懐かしい、というか、「笑い話」のような話だけど。

ところで、、LEDについては、日本ではいまだに大企業の食い込みが弱い。いち早く着目したのはアイリスオーヤマなどの、「かつての無名企業」だ。

よって、日本では、LEDは中小企業がここまでは支えてきた、といえるのかもしれないね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと逮捕されたが、何が目的だったのか?

2014-10-08 09:32:44 | その他
意図がよくわからないが、周辺住民のためにも、早く「投降」してほしい。

男が河川敷で発砲 住民約100人避難

NHK 10月8日 6時52分

静岡県磐田市の河川敷で、自殺をほのめかす男が拳銃のようなものを地面に向けて1発発砲したあと、半日以上、河川敷にとどまっていて、警察は男の説得を続けています。

この影響で近くの住民が避難するとともに、周辺の幼稚園や小学校などでは自宅待機の措置が取られました。

7日午後4時半ごろ、静岡県磐田市豊岡の天竜川の河川敷で、自殺をほのめかして警察官から説得を受けていた男が、拳銃のようなものを地面に向けて1発発砲しました。

警察によりますと発砲したのは45歳の男で、「話したいことがある」と言って知り合いの警察官を呼び出し、話を始めると突然、発砲したということです。

男は13時間以上がたった8日午前6時すぎになっても、拳銃のようなものを持ったまま河川敷にとどまっていて、警察が説得を続けています。

警察は河川敷と周辺の数百メートルを立ち入り禁止にして、近くの40世帯余り、合わせておよそ100人を公民館に避難させました。

また、磐田市では現場近くにある4つの幼稚園や保育園の園児と4つの公立の小中学校の児童や生徒を自宅待機とすることを決めました。

現場はJR磐田駅から南西に6キロほど離れた、田畑の中に住宅が点在するところです。



約16時間後、漸く逮捕された。

自殺ほのめかし発砲 約16時間後に逮捕

NHK 10月8日 8時46分

7日午後、静岡県磐田市の河川敷で自殺をほのめかし拳銃のようなものを地面に向けて発砲した男が、その場にとどまり続け、警察が説得した結果、およそ16時間後の8日午前8時すぎ、男の身柄を確保し、銃刀法違反の疑いで逮捕しました。

けが人はいないということです。

7日午後4時半ごろ静岡県磐田市豊岡の天竜川の河川敷で、自殺をほのめかして警察官から説得を受けていた男が、拳銃のようなものを地面に向けて1発発砲しました。

警察によりますと、発砲したのは45歳の男で、「話したいことがある」と言って知り合いの警察官を呼び出し、話を始めると突然、発砲したということです。
男は、拳銃のようなものを持ったままその場にとどまり続け、警察が説得を続けていました。

その結果、およそ16時間後の午前8時すぎ、男は説得に応じ身柄を確保され、銃刀法違反の疑いで警察に逮捕されました。

警察によりますと、けが人はいないということです。

現場周辺では40世帯余り、合わせておよそ100人の住民が公民館に避難したほか、近くの幼稚園や保育園、それに公立の小中学校では8日朝から子どもたちの自宅待機の措置が取られていました。

現場はJR磐田駅から南西に6キロほど離れた、田畑の中に住宅が点在するところです。

警察は男から事情を聞くなどして、詳しいいきさつを調べることにしています。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青色発光ダイオード開発の日本人3氏にノーベル物理学賞

2014-10-08 09:29:08 | 政治経済問題
<ノーベル賞>物理学賞に中村修二氏ら日本人3氏

毎日新聞 10月7日(火)18時51分配信

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を名城大(名古屋市)の赤崎勇・終身教授(85)、名古屋大の天野浩教授(54)、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)の3氏に贈ると発表した。

赤崎氏と天野氏は、窒化ガリウムを使った半導体結晶の加工技術を確立し、長年不可能だった青色発光ダイオード(LED)や青色半導体レーザーなどの開発に成功。中村氏はそれらの量産技術を開発し、世界で初めて製品化した。青色LEDは屋外大型ディスプレーや携帯電話のバックライト、屋内照明や信号機などに広く応用され、省エネに大きく貢献。青色レーザーは大容量光ディスクや高速通信機器など今日のIT時代に不可欠なさまざまな技術を可能にした。

 授賞理由は「明るく省エネルギーの白色光源を可能にした効率的な青色LEDの発明」。日本の受賞は12年の山中伸弥・京都大教授に続く快挙で、物理学賞は08年に南部陽一郎、小林誠、益川敏英の3氏が受賞して以来。日本の受賞者数は、米国籍の南部氏を含め22人(医学生理学賞2、物理学賞10、化学賞7、文学賞2、平和賞1)となる。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金計800万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)が贈られる。

 青色LEDは、赤色、緑色の開発に続いて、世界の研究者が開発に取り組んでいたが、材料となる窒化ガリウムの半導体結晶を作る技術が困難を極め、70年代後半には多くの研究者が断念していた。

 赤崎氏は、17年間勤めた松下電器産業から名古屋大に戻った81年に窒化ガリウムの研究に着手。85年、サファイアの基板の上に、クッションとなる中間層を置き、その上に窒化ガリウムのきれいな結晶を作ることに成功。89年に世界で初めて青色に発光させ、窒化ガリウムによって青色LEDを製造できることを証明した。95年には青色半導体レーザーの開発にも成功した。

 中村氏は、徳島県阿南市の蛍光材料メーカー「日亜化学工業」に技術者として在籍していた88年、赤崎氏の研究を踏まえ、窒化ガリウムを使った青色LEDの製品化に着手。結晶をサファイアの基板に直接、均一に薄く成長させる技術を5年で編み出し、93年に青色LED、99年には青色レーザーの製品化を世界で初めて成し遂げた。

 一方、04年1月には、青色LED製法特許の譲渡に対する対価を日亜化学工業に求めた裁判で「200億円判決」(05年1月、東京高裁で8億4000万円で和解)を勝ち取り、「技術者の反乱」と話題を呼んだ。

 青色LEDの実現で、光の三原色をLEDで作り出すことが可能になり、白色の照明や屋外のフルカラー大型ディスプレーなどの実用化につながった。寿命が長く消費電力が小さいLEDは、地球温暖化防止や省エネ型の照明として、とりわけ原発事故後に国内で爆発的に普及が進んだ。

 また、青色レーザーの開発で、従来のDVDに比べ単層で5倍、複層化で数十~数百倍もの情報が記録できる次世代光ディスク「ブルーレイ」が実現。映画やハイビジョンテレビの録画など、大容量記録媒体の主流になりつつある。【千葉紀和】


ブルーレイなどに代表される青色発光ダイオードの開発は、まさに画期的であった。しかもそれを開発したのが日本人だった。青色発光ダイオードの知名度の高さを鑑みると、ノーベル物理学賞受賞は時間の問題と言われていたが、ついに、日本の3氏が受賞を果たした。

有名なのは日亜化学工業という中堅会社のサラリーマン時代に、青色発光ダイオードの製品化に導いた中村修二氏であるが、これを開発したのが赤崎勇氏であることは後に知られるようになった。

ちなみに、今使っているマウスにも、しっかりと、青色LEDが使われているよ。


赤崎氏が基礎、中村氏実用化=窒化ガリウムの青色LED―ノーベル賞

時事通信 10月7日(火)20時9分配信

 発光ダイオード(LED)は、電子が多いn型半導体と電子が抜けた穴が多いp型半導体を接合させて作り、電子が接合部で穴に落ちる際、エネルギーを光として放出する。米イリノイ大のニック・ホロニアック名誉教授が1962年に米ゼネラル・エレクトリック社で赤色のLEDを開発し、続いて黄緑色や黄色もできた。

 光の波長が短い青色を実現するには、接合部の「落差」が大きく、高いエネルギーを放出させる半導体が必要となる。最初に炭化ケイ素系で青色LEDが開発されたが、暗過ぎたため、セレン化亜鉛系と窒化ガリウム系が候補とされた。

 薄膜の単結晶を作るには、結晶構造が似た物質を基板とし、その上に原料ガスを吹き付けて成長させる。窒化ガリウムは良い基板がなく、p型の作製も困難だったため、70年代後半にはセレン化亜鉛の研究開発が主流となった。

 しかし、赤崎勇氏は窒化ガリウムの方が放出エネルギーが高く、結晶が安定していて優れていると考え、松下電器産業(現パナソニック)に勤務していた73年、開発に着手した。81年からは名古屋大で大学院生の天野浩氏(現同大教授)らと取り組み、85年にサファイア基板上に緩衝層を低温で作ってから窒化ガリウムの結晶を成長させる方法を開発。89年にはこの結晶にマグネシウムを加え、電子線を照射する方法でp型を作り、n型と接合して青色LEDを実現した。

 一方、中村修二氏も88年、日亜化学工業で青色LEDの開発を決意。米フロリダ州立大に1年間留学して「有機金属化学気相成長法(MOCVD)」を習得した。ガスを基板の上と横から吹き付ける「ツーフローMOCVD」装置を開発し、窒化ガリウムの高品質結晶を作製。マグネシウム添加結晶を熱処理してp型も作った。さらに、窒化ガリウムにインジウムを加えた薄膜を発光層とする多重構造の結晶で高輝度の青色LEDを開発し、同社が93年に世界初の製品化を発表した。 



ノーベル物理学賞 世界変えた夢の技術 青色LED、鍵は窒化ガリウム

産経新聞 10月8日(水)7時55分配信

 ■赤崎・天野氏が基盤技術

 ノーベル物理学賞の授賞対象となった青色発光ダイオード(LED)は「20世紀中の実現は困難」とされた夢の技術だった。しかし、赤崎勇・名城大終身教授(85)と天野浩・名古屋大教授(54)が共同で基盤技術を開発し、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)が実用化への道を切り開いた。

 LEDは1962年、米ゼネラル・エレクトリック社の研究員だったニック・ホロニアック氏(85)が発明した。電球と違って半導体の中の電子が直接光に変わるので熱を出さず、エネルギー効率もいいのが最大の利点だ。光の三原色のうち、赤色と緑色のLEDは60年代に実現。残る青色がそろえば、どんな色でも合成が可能になり、自由自在な調光や映像表示装置への応用も見えてくる。しかし、実用的な輝度の青色を放つ高品質な半導体結晶を作るのは困難を極めた。

 各国の研究者がセレン化亜鉛という物質を材料に青色LEDの研究を進める中で、松下電器産業(現パナソニック)に在籍していた赤崎氏は、窒化ガリウムを使って実現を目指した。

 昭和56(1981)年に名古屋大工学部の教授に就任。原料となるガリウムや窒素、水素を含んだガスを約1千度の高温でサファイア基板に吹き付ける方式で、窒化ガリウムの結晶化に成功した。

 しかし、結晶はゴツゴツして不透明で、品質は低かった。青色LEDの開発には透明でひび割れのないきれいな結晶が必要だった。

 58年ごろ街を歩いているときに、以前に別の研究で開発した「低温堆積バッファー層技術」の導入をふと思いついた。基板と結晶の間に、相互の性質の干渉を和らげる緩衝地帯となる層を設け、結晶生成時に生じるひずみを少しでも減らそうという手法だ。

 そして60年、サファイア基板上に、原料ガスより低温の約500度で窒化アルミニウムを吹き付けてごく薄い膜を作り、原料ガスを約1千度で吹き付けてみた。すると、表面が鏡のように平らで、無色透明な窒化ガリウム結晶ができ上がっていた。48年に研究を始めて以来、10年以上も夢見てきた見事な結晶だった。

 得られた高品質結晶はN型半導体だったが、赤崎氏はこれに微量のマグネシウムを加えて電子線を当てることにより、平成元年にP型の作製にも成功。ただちにN型を接合し電気を流してみると、ついにLEDは青い光を放った。

 「目にしみるような青さで、本当に感動した」と赤崎氏は振り返る。世界で初めて青色LEDの基礎技術が完成した瞬間だった。

 この成果がブレークスルーとなって関連研究が大きく進み、表示装置や照明の一大変革につながった。

 大学院生だった天野氏は赤崎氏の研究室で実験に参加。昭和60年のある日、実験装置の不具合をきっかけに、天野氏が窒化ガリウムの結晶を成長させるため、窒化アルミニウムの薄膜を使う実験を担当。薄膜を作った後、装置が回復したため温度を上げ、窒化ガリウムを付着させると、高品質の窒化ガリウム結晶が成長していた。

 一連の功績が評価され、ノーベル賞委員会が発表した授賞内容の資料は赤崎、天野両氏の連名だった。



ノーベル物理学賞 中村氏「新手法決め手」 高品質の結晶育成

産経新聞 10月8日(水)7時55分配信

 高輝度青色LEDの量産技術を開発し、実用化への道筋をつけたのは中村修二氏。日亜化学工業に勤務していた平成元年、青色LEDの実現に必要な窒化ガリウムの研究を始めた。

 窒化ガリウムの結晶化は赤崎勇氏が成功していたが、時間がたつにつれ基板が熱くなって上昇気流が起こり、きれいな窒化ガリウムの結晶ができなくなってしまう課題があった。

 従来の方法は反応装置内で、窒化アルミニウムの薄膜を表面に作ったサファイア基板にガリウムや窒素、水素を混ぜた原料ガスを約1千度で吹きつけ、基板上に結晶をつくっていた。

 中村氏はさまざまな方法を検討した末、「上昇気流の発生をなんとか抑えることができれば、高品質結晶を長時間にわたって作り続けられるのではないか」と思いついた。

 そこで、中村氏は基板の上から窒素ガスを、横からはガリウムと窒素、水素の高温ガスを吹き付ける方法を考案した。

 反応装置内で、窒化アルミニウムの薄膜を作ったサファイア基板に原料ガスを吹き付けるまでは同じだったが、上昇気流を押さえつける工夫を加えたのだ。

 短期の米国留学で習得した技術に独自の改良を加えた「ツーフロー」と呼ばれる新しい結晶育成法だ。

 実験してみると、2つの吹き出し口を使うことで、窒化ガリウム膜の結晶性は飛躍的に向上。中村氏は「(青色LEDの実用化は)この新手法が決め手になったといって過言ではない」と語った。



ノーベル物理学賞 実用化を日本人の“手”で

産経新聞 10月8日(水)7時55分配信

 ■日亜化学工業、5年に世界初の製品化

 電球や蛍光灯に代わる新たな光源として、急速に社会に浸透している発光ダイオード(LED)。1962年に米国で発明されたが、実用化に必要な重要技術の開発は、すべて日本人が成し遂げた。

 LEDは電流を通したときにプラス電荷の正孔が動くP型半導体と、マイナス電荷の電子が動くN型半導体を張り合わせた構造を持つ。両者の境界であるPN接合面で正孔と電子がぶつかって結合、電気エネルギーが光エネルギーに変わって発光する。

 実用化の最大の課題は明るさだった。当初のLEDは赤色だったが、発光効率がわずか0・01%にすぎず弱い光しか出なかった。

 この問題を解決したのが当時、東北大教授だった西沢潤一氏(88)。ヒ素、ガリウム、アルミニウムからなる高品質の結晶を材料に使い、赤色LEDを実用的なレベルまで高輝度化することに成功した。

 次の課題は多色化だった。LEDは素材によって発光の色が変化する。このため赤色以外の高輝度光を発する素材の開発競争が始まったが、西沢氏がガリウム・リンで高輝度の緑色LEDの開発に成功。光の三原色のうち2色までが実用レベルに到達した。

 ここに青色が加われば、三原色がそろってどんな色でも自在に合成可能になり、フルカラーディスプレーや白色照明などにも応用が広がる。このため70年代に入って、最後の青色LEDの開発競争となった。

 決着がついたのは平成元(1989)年。名古屋大教授だった赤崎勇氏(85)が窒化ガリウムの高品質結晶を使って青色LEDの開発に成功。天野浩氏(54)は大学院生時代に赤崎氏の指導を受け、実験に参加した。その後、日亜化学工業(徳島県)の研究者だった中村修二氏(60)が窒化ガリウム結晶の大量生産技術を開発、5年に同社が世界で初めて青色LEDを製品化した。



日本人3氏 ノーベル賞 青色LEDで照明に革命

東京 2014年10月8日 07時19分

<赤崎 勇氏(あかさき・いさむ)>1929年1月30日、鹿児島県知覧町(現・南九州市)生まれ。旧制七高、京都大理学部卒。神戸工業(現富士通テン)に入社、59年に名古屋大助手となり、講師、助教授を経て松下電器産業(現パナソニック)入社。81年名古屋大教授。92年に名誉教授。同年から名城大教授。04年から名古屋大特別教授。10年から名城大終身教授。紫綬褒章。中日文化賞、武田賞など受賞。文化功労者。文化勲章。名古屋市在住。85歳。

<天野 浩氏(あまの・ひろし)>1960年9月11日、浜松市生まれ。静岡県立浜松西高卒。83年、名古屋大工学部を卒業。学生時代から、赤崎勇氏の研究室で青色LEDをテーマに研究を始めた。名古屋大で博士号取得。88年、名古屋大助手に。名城大助教授を経て02年から名城大教授。10年から名古屋大教授。専門分野は電子・電気材料工学。98年応用物理学会賞、02年武田賞を受賞。名古屋市在住。54歳。


<中村 修二氏(なかむら・しゅうじ)>1954年5月22日、愛媛県瀬戸町(現・伊方町)生まれ。愛媛県立大洲高、徳島大工学部を経て同大学院修士課程修了。79年徳島県阿南市の日亜化学工業入社。青色LEDの研究を始め、93年製品化に成功。94年に徳島大から博士号取得。99年日亜化学退社。00年2月から米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授。仁科記念賞、本田賞など受賞。カリフォルニア州在住。米国籍。60歳。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする