来週の日本株の読み筋=不安定な展開か、海外要因に不透明感残す/2018/06/01 16:49
来週(4-8日)の東京株式市場は、不安定な展開か。イタリアの政局不安、トランプ米大統領の強硬な通商政策による貿易摩擦懸念、6月12日開催を目指す米朝首脳会談の行方など海外要因は不透明感を残している。折しも、週末8日の日経平均先物・オプション6月限のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向けて株価指数先物に思惑的な売買が生じやすく、指数が振らされる可能性がある。
1日の日経平均株価は小反落し、2万2171円(前日比30円安)引け。朝方は、米国の保護主義的な通商政策への警戒感とともに前日の欧米株安を受け、寄り付き直後に下げ幅を100円を超えた。一巡後は、ドル高・円安の動きを支えに切り返し、一転して上げ幅が115円に達する場面もあったが、その後は再度マイナス圏入りするなど買いは続かなかった。週末要因に加え、現地1日の米5月雇用統計の発表を前に控え持ち高調整売りに抑えられた格好で、週明けは米雇用統計を受けた米国株や為替動向が注目される。
一方、チャート上では、5月30日の大幅続落時に歯止めを掛けた75日移動平均線(2万1934円)が下値支持線として意識され、当面はこのラインを維持できるかがポイントになる。一部では、「手掛かり材料に乏しく、13週線(2万1998円)と26週線(2万2356円)との間でもみ合うのではないか」(準大手証券)との声も聞かれた。
なお、スケジュール面では、国内で5日に4月家計調査、7日に4月景気動向指数、8日に1-3月期GDP(国内総生産)改定値、4月国際収支、5月景気ウオッチャー調査などの発表が予定されている。海外では5日に米5月ISM(全米供給管理協会)非製造業景況指数、6日に米4月貿易収支、8日に中国貿易収支、G7(主要7カ国)首脳会議(9日まで)などがある。
提供:モーニングスター社
日経平均は30円安と小反落、上げ転換後に再度マイナス圏入り、米雇用統計控え持ち高調整売り=1日後場/2018/06/01 15:20
1日の日経平均株価は前日比30円47銭安の2万2171円35銭と小反落。朝方は、米国の保護主義的な通商政策への警戒感とともに前日の欧米株安を受け、寄り付き直後に2万2098円04銭(前日比103円78銭安)まで下落した。一巡後は、ドル高・円安の動きを支えに切り返して上げに転じ、前場中盤には一時2万2316円91銭(同115円09銭高)まで上昇した。その後、次第に上値が重くなり、後場入り後は株価指数先物にまとまった売り物が出たのをきっかけに再度マイナス圏入りし、直後に引き戻す場面もあったが、買い気は続かず、大引けにかけて小安くなった。週末要因に加え、現地1日の米5月雇用統計の発表を前に控え持ち高調整売りに抑えられた。
東証1部の出来高は16億599万株、売買代金は2兆6512億円。騰落銘柄数は値上がり1127銘柄、値下がり884銘柄、変わらず73銘柄。
市場からは「週末で米雇用統計待ちだが、日経平均は2日連続の日足陽線で比較的底堅い。ただ、6月は日米金融政策や、米朝会談の可能性などイベントが多く、先物で振らされる展開も予想される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、任天堂<7974>、フラベッド<7840>などのその他製品株や、中部電力<9502>、九州電<9508>などの電気ガス株が軟調。花王<4452>、三菱ケミHD<4188>などの化学株や、オリックス<8591>、クレセゾン<8253>などのその他金融株も安い。
半面、トヨタ<7203>、マツダ<7261>などの輸送用機器株が上昇。昭シェル<5002>、JXTG<5020>などの石油石炭製品株や、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。大林組<1802>、清水建<1803>などの建設株も高い。
個別では、JVCKW<6632>、田淵電<6624>、ライク<2462>、ポーラオルH<4927>などの下げが目立った。半面、日本通信<9424>がストップ高となり、インフォMT<2492>、ヨシックス<3221>、アイロムG<2372>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
明日の戦略 6/1 16:31 6月は下落からのスタート、来週は日米首脳会談がかく乱材料に
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1127/値下がり884と買いが優勢。トヨタが3%近い大幅高となったほか、三菱UFJが安値更新後に反転するなど、足元で安値圏にあった銘柄の一角に買いが入った。その一方で、高値圏で推移していた花王や、直近で大きく上昇していた任天堂が後場に値を崩すなど、リターン・リバーサルの動きが見られた。きのう初値形成後の動きが強かったラクスルはギャップアップスタートから上げ幅を広げて11%高と大幅上昇。大林組やラックが証券会社のリポートを材料に買いを集め、FinTechプラットフォームが金融庁の支援案件として決定されたことを発表した日本通信がストップ高まで買われた。一方、新株予約権の発行が嫌気されたJVCケンウッドや、前期大幅赤字の田淵電機が急落。証券会社が投資判断を引き下げたポーラオルビスやコーセーが大幅安となった。
きょうは売り先行から切り返して上げ幅を広げたものの後場に失速、その後はプラス圏とマイナス圏を行き来して引けでは小幅安と、方向感に欠ける動きが続いた。きょうの物色でも、トヨタなどに良い動きが出てきた一方で、それまで値持ちの良かった花王などが売られており、マーケットに厚みがない。全般的に調整が入った後で、個別も動いていないわけではないため、トレードするのに悪いタイミングではないが、相場の主役はコロコロ変わりそう。そのため、慌てず騒がずで、下がれば買い、吹いたら売りの逆張りスタンスが有効と考える。
【来週の見通し】 不安定な展開か。翌週にFOMCを控え、世界的に神経質な地合いが続くと考える。6月利上げに関してはほぼ織り込み済みだろうが、ダウ平均も足元で弱めの動きとなっており、イベント前では荒い動きが続く可能性がある。6月7日予定の日米首脳会談は相場のかく乱材料。通商問題に関する過度な警戒が和らぐ可能性も十分ある一方、ここまでに米朝首脳会談の実施が決まっていない、もしくは中止となった場合には、地政学リスクが再浮上してリスクオフの様相が強まる可能性もある。6月12日~13日のFOMCを通過すれば、マーケットの不透明感が相当程度払しょくされることから、荒れ相場になったとしても期間限定とは考えるが、通商・外交問題に加え、イタリア政局問題、米長期金利動向および原油動向などが複雑に絡み合い、ボラティリティの大きな動きが続くと予想する。
【今週を振り返る】 軟調となった。前の週に上昇一服となった流れが継続し、売りに押される展開が続いた。欧州ではイタリアの政情不安が意識され、これを材料に世界的に株式が売られる場面もあったことから、日経平均は一時22000円を割り込む場面もあった。その後は下げ続きの反動で値を戻したものの、米国の保護主義政策推進を受けて米国株も弱含むなど、外部要因に対する警戒感が強まったことから、反転局面では戻り売りに押された。日経平均は週間では約279円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
日本・アジア 株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,340.65 +1.06 +0.08% -1.59% +9.47% 2018/06/01
TOPIX 100 INDEX (東証) 1,093.32 +1.97 +0.18% -1.61% +9.25% 2018/06/01
日経平均株価 22,171.35 -30.47 -0.14% -1.34% +9.88% 2018/06/01
日経500平均 2,203.31 -3.37 -0.15% -0.49% +15.65% 2018/06/01
TOPIX (東証株価指数) 1,749.17 +1.72 +0.10% -1.26% +8.50% 2018/06/01
日経300指数 342.83 +0.12 +0.04% -1.70% +8.75% 2018/06/01
東証REIT指数 1,723.08 -11.05 -0.64% +0.18% -2.06% 2018/06/01
JASDAQ インデックス 175.70 -0.28 -0.16% +0.50% +24.23% 2018/06/01
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 768.48 +2.02 +0.26% -2.12% +5.22% 2018/06/01
東証マザーズ指数 1,133.08 -2.18 -0.19% -1.28% +2.05% 2018/06/01
TOPIX SMALL INDEX (東証) 2,368.56 +5.94 +0.25% +0.05% +17.21% 2018/06/01
TOPIX MID 400 INDX (東証) 2,012.89 -2.04 -0.10% -1.56% +9.88% 2018/06/01
日経ジャスダック平均 3,939.94 +1.70 +0.04% +0.11% +23.37% 2018/06/01
東証2部 株価指数 7,223.95 -32.63 -0.45% +2.13% +20.40% 2018/06/01
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,782.13 +1.57 +0.09% -1.03% +14.11% 2018/06/01
1日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で反落、米保護主義を警戒[FISCO] #klugfxnews_433742
配信日時 2018年6月1日(金)16:52:28 掲載日時 2018年6月1日(金)17:02:28
1日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.34ポイント(0.66%)安の3075.14ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、21.23ポイント(0.65%)安の3220.88ポイントで取引を終えている。
米保護主義の高まりを懸念。トランプ米政権は5月31日、鉄鋼とアルミの輸入関税に関し、これまで除外対象としていた欧州連合(EU)、カナダ、メキシコにも課すと発表した。米中貿易摩擦を巡り、2~4日にロス米商務長官が訪中し、本格的な通商協議に入ることも気がかり材料となっている。また、米MSCIが6月1日付で、MSCI新興国指数に中国A株を組み入れたことに関しては、いったん好材料が出尽くしたと受け止められた。
業種別では、医薬関連の下げが目立つ。なかでもMSCI採用を手がかりに前日急伸していた銘柄群が安い。広州白雲山医薬集団(600332/SH)が8.1%、通化東宝薬業(600867/SH)が6.2%、上海復星医薬集団(600196/SH)が6.1%ずつ下落した。消費関連株、ITハイテク関連株、発電株、資源・素材株、自動車株、不動産株、インフラ関連株、銀行株、保険株なども値下りしている。
半面、証券株の一角はしっかり。中国光大証券(601788/SH)が3.3%高で引けた。MSCI新興国指数のA株組み入れに加え、中国預託証券(CDR)上場が視野に入ってきたことで、手数料収入の伸びが期待されている。他の個別株動向では、CRO(医薬品開発業務受託機関)で中国トップの薬明康徳(603259/SH)が2.4%高と続伸。今週29日につけた上場来高値を更新した。発行価格21.60人民元に対し、本日の終値は132.87人民元。同社株は5月8日に上海上場し、29日までは連日でストップ高していた。一方、外貨建てB株の相場はまちまち。上海B株指数が4.50ポイント(1.46%)安の304.57ポイント、深センB株指数が1.70ポイント(0.16%)高の1097.72ポイントで終了した。
アジア・コモディティ騰落率ランキング=06/01営業日時点= #klugfxnews_433732
配信日時 2018年6月1日(金)16:38:00 掲載日時 2018年6月1日(金)16:48:00
アジア・コモディティ騰落率ランキング=06/01営業日時点=
上海異形鉄筋 1.85%
大連ポリエチレン 0.59%
上海銅 0.21%
上海ゴム 0.12%
上海重油 0%
大連とうもろこし -0.5%
*数値は前日比%
中国 上海総合指数 3,075.14 -20.34 -0.66% -0.51% -0.98% 2018/06/01
中国 上海A株指数 3,220.88 -21.23 -0.65% -0.51% -0.97% 2018/06/01
中国 深センA株指数 1,826.23 -22.27 -1.20% -2.40% -2.38% 2018/06/01
中国 深セン成分指数 10,169.35 -126.38 -1.23% -2.46% +3.82% 2018/06/01
中国 上海B株指数 304.57 -4.50 -1.46% -3.78% -4.04% 2018/06/01
中国 深センB株指数 1,097.72 +1.70 +0.16% +2.35% +1.66% 2018/06/01
中国 上海50A株指数 2,647.19 -11.10 -0.42% +0.03% +6.94% 2018/06/01
中国 上海180A株指数 8,092.93 -55.53 -0.68% +0.22% +5.36% 2018/06/01
中国 上海新総合指数(G株) 2,596.86 -17.13 -0.66% -0.22% -0.88% 2018/06/01
中国 創業板指数 1,709.55 -34.19 -1.96% -5.80% -2.08% 2018/06/01
上海/シンセン CSI300指数 3,770.59 -31.79 -0.84% -0.11% +8.15% 2018/06/01
中国 深セン総合指数 1,746.33 -21.22 -1.20% -2.39% -2.36% 2018/06/01
1日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で続伸、カジノ関連は逆行安[FISCO] #klugfxnews_433759
配信日時 2018年6月1日(金)18:09:04 掲載日時 2018年6月1日(金)18:19:04
1日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比24.35ポイント(0.08%)高の30492.91ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が41.79ポイント(0.35%)高の12020.09ポイントとそろって続伸した。売買代金は1207億1300万香港ドルとなっている(5月31日の売買代金は2037億5400万香港ドル)。
中国景況感の改善が引き続き支え。5月31日公表された5月の中国製造業PMIが上振れたことを受け、景気の先行きが楽観視されている。また、イタリアで連立政権が樹立されたと朝方報じられるなか、同国の政治危機に対する不安が後退したこともポジティブ材料だ。米保護主義の高まりなどを嫌気し売られたものの、グローベックスのNYダウ先物高や、取引時間中に始まった欧州市場の株高などをにらみながら、香港の各指数は引けにかけて再びプラスに転じている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.8%高、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)と中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)がそろって2.4%高と上げが目立った。時価総額上位の本土系金融株、ネット株、通信株なども上昇している。半導体セクターもしっかり。華虹半導体(1347/HK)が4.3%高、上海先進半導体製造(3355/HK)が3.8%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が0.8%高で引けている。米中摩擦を背景に、「中国政府はIC国産化を加速する」との見方が改めて強まった。農業・農村関連セクターも物色される。農機メーカー中国大手の第一トラクター(ファースト・トラクター:38/HK)が9.3%高、農村金融の重慶農村商業銀行(3618/HK)が1.7%高、肥料販売で中国最大手の中化化肥HD(サイノフェルト:297/HK)が0.9%高と上昇した。習近平主席が31日の中央政治局会議で、「農村振興」を強調したことが手がかりとなっている。
半面、マカオのカジノ関連セクターは安い。金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が4.2%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.2%ずつ下落した。マカオの5月カジノ売上高が前年同月比で12.1%増にとどまり、伸びが予想を下回ったことが嫌気されている。統計は昼に発表され、株価は後場に入り一段安となった。一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.66%安の3075.14ポイントで取引を終えた。医薬株が安い。消費関連株、ITハイテク株、公益株、金融株なども売られた。消費関連株、ITハイテク関連株、発電株、資源・素材株、自動車株、不動産株、インフラ関連株、銀行株、保険株なども売られている。
香港 ハンセン指数 30,492.91 +24.35 +0.08% +1.89% +17.62% 2018/06/01
ハンセン中国企業株指数(H株) 12,020.09 +41.79 +0.35% +1.09% +12.69% 2018/06/01
ハンセン中国レッドチップ指数 4,632.42 +24.19 +0.52% +4.58% +13.44% 2018/06/01
韓国総合株価指数 2,438.96 +15.95 +0.66% -0.91% +2.84% 2018/06/01
S&P・BSEセンセックス 35,227.26 -95.12 -0.27% +0.19% +13.13% 2018/06/01
インドCNX NIFTY指数 10,696.20 -39.95 -0.37% +0.73% +10.80% 2018/06/01
NZX50種グロス指数 8,636.16 -22.63 -0.26% +1.02% +15.15% 2018/06/01
加権指数 10,949.08 +74.12 +0.68% +3.99% +7.79% 2018/06/01
S&P/ASX200指数 5,990.39 -21.49 -0.36% -1.20% +3.49% 2018/06/01
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,756.38 +15.76 +0.91% -4.64% -1.16% 2018/06/01
ジャカルタ 総合指数 5,983.59 -27.47 -0.46% -0.18% +4.28% 2018/05/31
シンガポール ST指数 3,427.51 -0.67 -0.02% -3.32% +5.79% 2018/06/01
タイ SET指数 1,719.82 -7.15 -0.41% -3.37% +9.71% 2018/06/01
ベトナム VN指数 992.87 +21.62 +2.23% -3.30% +34.39% 2018/06/01
フィリピン 総合指数 7,630.26 +133.09 +1.78% +1.11% -3.51% 2018/06/01
日経平均
現在値 22,171.35↑ (18/06/01 15:15)
前日比 -30.47 (-0.14%)
始値 22,126.25 (09:00) 前日終値 22,201.82 (18/05/31)
高値 22,316.91 (10:18) 年初来高値 24,129.34 (18/01/23)
安値 22,098.04 (09:00) 年初来安値 20,347.49 (18/03/26)
日経平均寄与度
日経平均 値上がり銘柄数 116
日経平均 変わらず銘柄数 6
日経平均 値下がり銘柄数 103
TOPIX
現在値 1,749.17↓ (18/06/01 15:00)
前日比 +1.72 (+0.10%)
始値 1,742.65 (09:00) 前日終値 1,747.45 (18/05/31)
高値 1,756.58 (12:36) 年初来高値 1,911.31 (18/01/23)
安値 1,739.85 (09:00) 年初来安値 1,645.16 (18/03/26)
東証業種別ランキング:石油・石炭製品が上昇率トップ[FISCO] #klugfxnews_433743
配信日時 2018年6月1日(金)16:53:50 掲載日時 2018年6月1日(金)17:03:50
任天堂が4%安で、その他製品が下落率トップ。大手電力が全般軟調となった電気・ガス業も安い。そのほか、化学工業、食料品、その他金融業なども下落。一方、輸送用機器が上昇率トップ。トヨタ自が2.9%高となるなど、為替の円高一服とともに自動車株などに買いが入った。そのほか、石油・石炭製品、鉱業、建設業も1%超上昇した。
業種別(東証株価指数33業種)
指数名 始値 高値 安値 現在値 前日比
水産・農林業 587.93 594.47 587.42 588.82 -1.64 -0.28 %
鉱業 352.39 354.15 347.19 351.65 +4.65 +1.34 %
建設業 1,327.35 1,347.73 1,327.35 1,343.65 +16.77 +1.26 %
食料品 1,982.02 2,000.60 1,977.73 1,982.13 -15.43 -0.77 %
繊維製品 741.18 750.91 741.18 746.54 +5.44 +0.73 %
パルプ・紙 587.95 594.71 586.00 590.85 +5.45 +0.93 %
化学 2,164.69 2,176.90 2,154.50 2,154.50 -17.37 -0.80 %
医薬品 2,908.88 2,945.43 2,904.33 2,914.25 +11.27 +0.39 %
石油・石炭製品 1,475.10 1,497.17 1,471.86 1,494.36 +20.47 +1.39 %
ゴム製品 3,309.43 3,349.96 3,292.60 3,325.67 -3.22 -0.10 %
ガラス・土石製品 1,294.28 1,315.16 1,294.28 1,305.78 +3.31 +0.25 %
鉄鋼 537.01 543.76 533.15 539.92 +2.95 +0.55 %
非鉄金属 1,066.64 1,086.18 1,064.98 1,078.62 +8.24 +0.77 %
金属製品 1,378.78 1,397.94 1,378.78 1,388.86 +0.01 0.00 %
機械 1,942.49 1,954.15 1,940.91 1,945.44 -8.06 -0.41 %
電気機器 2,473.75 2,499.80 2,473.75 2,490.92 +6.90 +0.28 %
輸送用機器 2,992.21 3,049.55 2,987.04 3,034.20 +43.67 +1.46 %
精密機器 6,124.44 6,178.20 6,110.85 6,141.53 +0.48 +0.01 %
その他製品 3,022.50 3,040.44 2,991.89 2,991.89 -60.65 -1.99 %
電気・ガス業 467.47 470.52 463.38 468.72 -5.35 -1.13 %
陸運業 2,263.52 2,299.37 2,261.89 2,281.73 -7.63 -0.33 %
海運業 308.77 313.99 306.70 312.59 +1.19 +0.38 %
空運業 351.22 355.41 350.39 352.56 +0.36 +0.10 %
倉庫・運輸関連業 1,635.88 1,658.79 1,633.06 1,651.93 -0.66 -0.04 %
情報・通信業 3,510.93 3,533.03 3,506.17 3,511.07 -11.64 -0.33 %
卸売業 1,580.35 1,603.40 1,578.68 1,597.95 +3.65 +0.23 %
小売業 1,366.93 1,377.69 1,365.64 1,367.87 -4.86 -0.35 %
銀行業 178.30 181.96 177.87 180.41 +1.66 +0.93 %
証券、商品先物取引業 405.18 410.55 404.37 408.45 +3.45 +0.85 %
保険業 1,023.01 1,033.52 1,018.54 1,028.35 +6.87 +0.67 %
その他金融業 670.62 673.12 669.16 669.29 -5.17 -0.77 %
不動産業 1,505.56 1,521.88 1,504.59 1,508.92 -6.25 -0.41 %
サービス業 2,126.51 2,145.53 2,124.06 2,132.31 +1.00 +0.05 %
JPX日経インデックス400
現在値 15,456.13↓ (18/06/01 15:00)
前日比 +6.43 (+0.04%)
始値 15,411.59 (09:00) 前日終値 15,449.70 (18/05/31)
高値 15,534.79 (10:18) 年初来高値 16,940.79 (18/01/23)
安値 15,386.07 (09:00) 年初来安値 14,550.75 (18/03/26)
JASDAQ平均
現在値 3,939.94↓ (18/06/01 15:00)
前日比 +1.70 (+0.04%)
始値 3,937.66 (09:00) 前日終値 3,938.24 (18/05/31)
高値 3,948.58 (09:19) 年初来高値 4,317.21 (18/01/29)
安値 3,935.85 (09:02) 年初来安値 3,778.94 (18/02/06)
JASDAQ平均は小幅続伸、内需関連などに物色向かう[FISCO] #klugfxnews_433767
配信日時 2018年6月1日(金)18:58:31 掲載日時 2018年6月1日(金)19:08:31
[JASDAQ市況]
JASDAQ平均 3939.94 +1.70/出来高 1億2519万株/売買代金 657億円J-Stock Index 3587.96 -16.11
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小幅ながら続伸し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに反落した。値上がり銘柄数は294(スタンダード280、グロース14)、値下がり銘柄数は316(スタンダード293、グロース23)、変わらずは68(スタンダード66、グロース2)。
前日の欧米株安を映した日経平均の下落に連動する形で、JASDAQ平均は反落して始まったが、円安傾向を受けた買い戻しの動きが広がった。米国の貿易保護主義政策への警戒感が根強いなか、海外の政治要因などの影響を受けにくい内需関連銘柄に物色の矛先がシフトしていた。ただ、週末のポジション調整の動きもみられ、全般は小幅なレンジ内での取引に終始していた。個人投資家は引き続き、好材料銘柄にも向かい、個別物色の動きにとどまっていた。
個別では、仮想通貨関連として人気が継続し、やまねメディが前日比150円(+19.56%)高の917円、知識検索型のAIサービスを開始することが引き続き材料視されたシステムズDも前日比150円(+16.47%)高の1061円とともにストップ高まで買い進まれた。また、値動きの軽さから値幅取りの動きが強まった日本テレホンは前日比61円(+15.48%)高の455円、今期2ケタの営業増益見通しの共和工業は前日比920円(+14.26%)高の7370円とともに大幅に続伸し、民泊運営管理会社との資本業務提携が蒸し返されたファンドクリGは前日比23円(+13.69%)高の191円と上伸した。このほか、外部環境に左右されない内需関連株として、アイフリークが前日比42円(+12.07%)高の390円と反発し、今期の好業績見通しが再評価されたネクストウェアは前日比43円(+10.44%)高の455円と反発し、岡藤HDなどが値上がり上位にランクインした。
一方、上期決算を発表したものの材料出尽くし感が広がったナトコは前日比129円(-8.49%)安の1390円と4日ぶりに反落した。また、連騰に対する警戒感から利益確定売りが出たアイルも前日比203円(-8.02%)安の2327円と3日ぶりに反落し、直近の株価も戻りに対する利食い売りが増えたソルガムHDは前日比4円(-7.55%)安の49円と続落した。このほか、応用技術、豊商事、NICなどが値下がり率上位になった。 JASDAQ-TOP20では、エンジャパン、メイコーなどは上昇した一方、マクドナルド、フェローテクなどが下落した。
マザーズ指数
現在値 1,133.08↓ (18/06/01 15:00)
前日比 -2.18 (-0.19%)
始値 1,134.02 (09:00) 前日終値 1,135.26 (18/05/31)
高値 1,142.82 (09:16) 年初来高値 1,367.86 (18/01/24)
安値 1,129.09 (13:10) 年初来安値 1,082.23 (18/04/17)
マザーズ指数は反落、週末控え手仕舞い売り、直近IPO銘柄などに買いも[FISCO] #klugfxnews_433765
配信日時 2018年6月1日(金)18:12:14 掲載日時 2018年6月1日(金)18:22:14
本日のマザーズ市場は、売り買いが交錯する展開となった。直近IPO銘柄や個別材料株の一角に買いが入り、マザーズ指数はプラスに転じる場面も見られた。しかし、米雇用統計の発表を控えた週末とあって、直近上昇の目立っていた銘柄や上値の重さが嫌気された銘柄には手仕舞い売りがかさんだ。
なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で861.67億円。騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり130銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、ALBERT、DMP、JIA、じげんなどが軟調で、ミクシィは小安い。ミクシィはスマートフォンゲーム「モンスターストライク」を元にした劇場版アニメの10月公開を発表したが伸び悩んだ。また、シルバーライフがマザーズ下落率トップとなった。
一方、前日上場のラクスルがマザーズ売買代金トップで大幅高。上昇率上位にはラクスルやHUMANAHD、ビープラッツといった直近IPO銘柄に加え、フィンテックファンドへの参画などが材料視されたマネーフォワードも顔を出した。その他、UNITED、メタップス、ドリコム、SOSEIなどが上昇した。
東証REIT指数
現在値 1,723.08↓ (18/06/01 15:00)
前日比 -11.05 (-0.64%)
始値 1,739.51 (09:00) 前日終値 1,734.13 (18/05/31)
高値 1,741.70 (09:58) 年初来高値 1,777.61 (18/01/25)
安値 1,722.81 (14:59) 年初来安値 1,637.94 (18/02/15)
日経平均VI
現在値 16.39↓ (18/06/01 15:20)
前日比 -0.70 (-4.10%)
始値 17.67 (09:00) 前日終値 17.09 (18/05/31)
高値 17.69 (09:00) 年初来高値 38.31 (18/02/09)
安値 16.18 (10:21) 年初来安値 14.04 (18/05/23)
東証2部指数
現在値 7,223.95↓ (18/06/01 15:00)
前日比 -32.63 (-0.45%)
始値 7,248.21 (09:00) 前日終値 7,256.58 (18/05/31)
高値 7,248.21 (09:00) 年初来高値 7,754.51 (18/01/23)
安値 7,213.31 (13:02) 年初来安値 6,924.77 (18/04/17)
日経平均先物
現在値 22,120.00↑ (18/06/01 05:30)
前日比 -70.00 (-0.32%)
高値 22,270.00 (17:53) 始値 22,190.00 (16:30)
安値 22,010.00 (23:50) 前日終値 22,190.00 (18/05/31)
TOPIX先物
現在値 1,740.00↑ (18/06/01 05:30)
前日比 -4.50 (-0.26%)
高値 1,751.50 (17:28) 始値 1,745.50 (16:30)
安値 1,732.00 (00:24) 前日終値 1,744.50 (18/05/31)
JPX日経400先物
現在値 15,375.00↓ (18/06/01 05:30)
前日比 -70.00 (-0.45%)
高値 15,490.00 (17:28) 始値 15,430.00 (16:30)
安値 15,325.00 (23:50) 前日終値 15,445.00 (18/05/31)
東証マザーズ指数先物
現在値 1,129.00↑ (18/06/01 05:17)
前日比 -7.00 (-0.62%)
高値 1,138.00 (17:27) 始値 1,135.00 (16:30)
安値 1,123.00 (23:50) 前日終値 1,136.00 (18/05/31)
NYダウ先物 円建
現在値 24,422.00↓ (18/06/01 05:05)
前日比 -206.00 (-0.84%)
高値 24,690.00 (17:33) 始値 24,651.00 (16:30)
安値 24,355.00 (03:01) 前日終値 24,628.00 (18/05/31)
CME日経平均先物 円建
現在値 22,115.00↓ (18/05/31 17:34 CST)
前日比 +15.00 (+0.07%)
高値 22,120.00 始値 22,120.00
安値 22,060.00 前日終値 22,100.00 (18/05/31)
SGX日経平均先物
現在値 22,120.00↑ (18/06/01 04:44 SGT)
前日比 -90.00 (-0.41%)
高値 22,270.00 始値 22,205.00
安値 22,010.00 前日終値 22,210.00 (18/05/31)
長期国債先物
現在値 150.990↓ (18/06/01 05:24)
前日比 +0.020 (+0.01%)
高値 151.010 (22:36) 始値 150.970 (15:30)
安値 150.940 (17:17) 前日終値 150.970 (18/05/31)
日本国債3年
年利回り -0.128 (18/06/01 02:05)
前日比 +0.001
日本国債5年
年利回り -0.119 (18/06/01 02:05)
前日比 -0.003
日本国債10年
年利回り 0.035 (18/06/01 02:05)
前日比 -0.002
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
上海総合指数 中国
▼0.66%
3,075.14
H:3,102.09
L:3,059.79
-20.34
06/01
CSI300指数 中国
▼0.84%
3,770.59
H:3,802.54
L:3,753.84
-31.79
16:01
上海B株 中国
▼1.46%
304.57
H:309.20
L:304.08
-4.50
06/01
深センB株 中国
▲0.16%
1,097.72
H:1,099.50
L:1,093.61
+1.70
06/01
上海A株 中国
▼0.65%
3,220.88
H:3,249.06
L:3,204.71
-21.23
06/01
深センA株 中国
▼1.20%
1,826.23
H:1,848.52
L:1,816.14
-22.27
06/01
HangSeng 香港
▲0.08%
30,492.91
H:30,581.12
L:30,363.49
+24.35
06/01
H株指数 香港
▲0.35%
12,020.09
H:12,072.08
L:11,941.39
+41.79
06/01
レッドチップ指数 香港
▲0.52%
4,632.42
H:4,637.25
L:4,577.13
+24.19
06/01
AORD オーストラリア
▼0.36%
5,990.40
H:6,011.90
L:5,972.00
-21.50
06/01
KOSPI 韓国
▲0.66%
2,438.96
H:2,445.31
L:2,418.11
+15.95
06/01
STI シンガポール
▼0.02%
3,427.51
H:3,433.20
L:3,417.86
-0.67
18:10
加権 台湾
▲0.68%
10,949.08
H:10,954.67
L:10,876.97
+74.12
06/01
KLSE マレーシア
▲0.91%
1,756.38
H:1,760.46
L:1,737.72
+15.76
06/01
PSEi フィリピン
▲1.78%
7,630.26
H:7,630.26
L:7,487.37
+133.09
06/01
VN ベトナム
▲2.23%
992.87
H:995.06
L:973.56
+21.62
06/01
SET タイ
▼0.41%
1,719.82
H:1,729.88
L:1,714.62
-7.15
06/01
Sensex インド
▼0.27%
35,227.26
H:35,438.22
L:35,177.35
-95.12
06/01
Nifty インド
▼0.37%
10,696.20
H:10,764.75
L:10,681.70
-39.95
06/01