菅首相、急きょ会見見送りへ 山田広報官の問題も影響か 朝日新聞社 2021/02/25 21:49 https://t.co/rd0n4iwglF
— 佐野 直哉 (@pxbrqnaZJT1917W) February 25, 2021
菅義偉首相は緊急事態宣言の先行解除に伴う記者会見を見送る方針だ。当初は26日夕の政府対策本部後に会見を予定していたが、25日に取りやめる方向になった。首相は1月に首都圏に宣言を出した際と、関西など7府県を新たに追加した際、2月上旬に10都府県で延長した際には、いずれも会見を開いていた。
複数の官邸幹部らは、首都圏4都県の解除を専門家に諮る予定の3月上旬にも首相会見を行うことになったため、今回は急きょ見送ることにしたと説明する。ある幹部は「いくつか先行解除するくらいなら、会見するほどのことはない」と話す。
ただ、政府・与党内では見送りの背景に、首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から高額接待を受けた山田真貴子・内閣広報官が会見の司会進行役を務める影響を指摘する声がある。コロナ対応を担う政府関係者は「会見をしない理由は広報官だろう」。別の関係者は「山田氏をめぐって官邸内で意見が割れ、やらないことになったようだ」と話した。
首相は宣言を延長した2月2日の会見では「国民にきちんと情報発信し、説明責任を果たしたい」などと語っていた。
■宣言解除後の感染再拡大防止策
【政府検討】
・飲食店の時短要請は継続。1日あたりの協力金は閉店時間が午後9時で4万円、同10時で2万円
・イベント制限は、人数の上限5千人を、最大1万人(ただし収容人数の半分以内)までに拡大。1カ月後の感染状況を見た上で上限撤廃も
・「Go To トラベル」の再開は見送り
【分科会提言】
・同居家族以外との会食は4人まで
・卒業旅行や歓送迎会は控え、花見は宴会無しで