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2023年2/3 アジア主要株式指数
東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 128.60/62 1.0898/02 140.16/20
NY午後5時 128.65/68 1.0910/14 140.40/44
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の128円半ば。売り一巡後は、今晩発表される米雇用統計などの結果を見極めたいとの見方から様子見ムードが広がり、128円半ばで膠着状態となった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27509.46 +107.41 27455.03 27,445.69─27,612.57
TOPIX 1970.26 +5.09 1962.73 1,960.72─1,974.66
プライム指数 1013.91 +2.63 1009.40 1,009.19─1,016.15
スタンダード指数 1022.87 -2.30 1024.67 1,021.72─1,025.53
グロース指数 993.61 -2.11 997.00 992.77─998.52
東証出来高(万株) 139667 東証売買代金(億円) 32174.62
東京株式市場で日経平均は、前営業日比107円41銭高の2万7509円46銭と、3日続伸して取引を終えた。米ハイテク株高が相場を支援し、1カ月半ぶりの高値となった。ただ、米雇用統計を控えた週末でもあり、徐々に模様眺めが強まり上げ幅を縮小した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが608銘柄(33%)、値下がりは1139銘柄(62%)、変わらずは89銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.012
ユーロ円金先(23年3月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.012%になった。前営業日(マイナス0.013%)からほぼ変わらず。「3日積みでやや調達が強まったが、全体的には横ばい圏での推移」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・23年3月限 147.15 (+0.36)
安値─高値 147.01─147.27
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.485% (-0.010)
安値─高値 0.490─0.480%
国債先物中心限月3月限は前営業日比36銭高の147円15銭と続伸して取引を終えた。欧米中銀の利上げ減速観測を背景とした海外金利低下の流れが波及した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.485%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.27─0.17
3年物 0.36─0.26
4年物 0.44─0.34
5年物 0.52─0.42
7年物 0.71─0.61
10年物 0.92─0.82
日経平均は107円高と3日続伸、1カ月半ぶり2万7500円回復=3日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2023/02/03 15:18
3日後場の日経平均株価は前日比107円41銭高の2万7509円46銭と3日続伸。終値での2万7500円回復は昨年12月16日(終値2万7527円12銭)以来約1カ月半ぶり。朝方は、2日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを受け、値がさハイテク株中心に買いが先行した。株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大し、前場後半には2万7612円57銭(前日比210円52銭高)まで上伸した。一巡後は、戻り売りに伸び悩んだが、後場は心理的なフシ目となる2万7500円の攻防が目立った。現地3日に米1月雇用統計の発表を控えていることもあり、様子見ムードに傾いた。
東証業種別株価指数(全33業種)では、精密、電機のハイテクセクターをはじめ、証券商品先物など12業種が上昇し、鉱業、パルプ・紙、電気・ガスなど21業種が下落した。東証プライム市場での上昇銘柄数は全体の33%にとどまったが、時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成されるTOPIX(東証株価指数)コア30の上昇が目立ち、大型株中心に堅調だった。
東証プライムの出来高は13億9667万株、売買代金は3兆2174億円。騰落銘柄数は値上がり608銘柄、値下がり1139銘柄、変わらず89銘柄。
市場からは「後場は、週末要因に米雇用統計を控え、ポジション調整売りに抑えられた。日経平均は前場に一時2万7600円台に乗せたが、その後2万7500円近辺に押し戻され、戻り売り圧力が残る。材料待ちの展開が続き、しばらくフシ目近辺で一進一退となる可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、HOYA<7741>、テルモ<4543>、トプコン<7732>などの精密株が堅調。野村<8604>、マネックスG<8698>などの証券商品先物株も高く、ソニーG<6758>、TDK<6762>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>などの電機株も買われた。リクルートH<6098>、エムスリー<2413>、オリエンタルランド(OLC)<4661>などのサービス株や、武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株も値を上げた。
半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ・紙株や、東電力HD<9501>、東北電力<9506>、大阪ガス<9532>などの電気・ガス株も安い。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も値を下げた。
個別では、TOB(株式公開買い付け)対象の日新電機<6641>(監理)がストップ高となり、NTN<6472>、ZHD<4689>、愛三工<7283>などが値上がり率上位。半面、システナ<2317>、Ubicom<3937>、愛知鋼<5482>、中部鋼鈑<5461>などが値下がり率上位。
明日の戦略-27500円を上回り週間でもプラス、来週も注目決算が相次ぐ16:50 配信トレーダーズ・ウェブ
3日の日経平均は3日続伸。終値は107円高の27509円。米国ではナスダックが大幅高となった一方で、引け後に決算を発表したアップル、アルファベット、アマゾン・ドットコムが時間外で大きく下落と強弱材料が入り交じったが、これらを受けての寄り付きは50円程度の上昇。前場ではハイテク株に強い動きが見られ、上げ幅を200円超に広げる場面があった。しかし、27600円台に乗せたところで買いが一巡すると、その後は失速。後場に入ると節目の27500円近辺で全く値幅が出なくなった。引けまで節目を意識したせめぎ合いが続いたが、終値では27500円を上回った。全般的にハイテク株の動きが良かった一方、プライムでは値下がり銘柄の方が多かった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2100億円。業種別では精密機器、証券・商品先物、電気機器などが上昇している一方、鉱業、パルプ・紙、電気・ガスなどが下落している。期末配当見通しを大幅に引き上げた川崎汽船<9107>が後場急伸。反面、3Qが大幅減益となった王子ホールディングス<3861>が後場に入って大きく値を崩した。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり608/値下がり1139。上方修正を発表したソニーGが6.2%高。村田製作所やデンソーは下方修正がネガティブ視されず、どちらも2%を超える上昇となった。3Qの大幅増益やLINEとの合併が好感されたZHDが急騰し、グループ企業のZOZOやアスクルにも買いが波及。商社株に上方修正や株主還元強化など好材料が多く、丸紅や三井物産が買いを集めた。
一方、通期の純利益見通しを引き下げた日本郵船が下落。下方修正を発表したJALや、3Qが減益となったKDDIが大幅安となった。伊藤忠は自己株取得を発表したものの、上方修正や増配はなく、材料出尽くしで売りに押された。通期の売上高見通しを下方修正した三菱自動車や、今期が大幅な最終赤字見通しとなった日野自動車が大幅安。下方修正や期末配当見通しの取り下げを発表した愛知製鋼が急落した。
2日の米国市場では、ダウ平均が下落した一方、ナスダックが3%を超える上昇となった。FOMCの結果を消化した2月1日も、ダウ平均が横ばい程度で終えたのに対してナスダックが強い上昇となっており、「利上げペースの減速→米国グロース株買い」といった流れが発生しつつある。来週はこの動きが本物かどうかを見定める週となる。
国内では、来週決算を発表予定の東京エレクトロン<8035>やソフトバンクG<9984>の株価反応が良いかどうかが注目される。特にソフトバンクGは足元の業績期待は低い一方、ナスダックには連動しやすく、また、半導体株のような製造業でもない。この銘柄の動きが良くなるようなら、新興銘柄も巻き込んでグロース株買いが盛り上がる展開も期待できる。また、グロース株の筆頭格的銘柄で、今週、受注高見通しの引き下げを材料に急落したレーザーテック<6920>の動向も注視しておきたい。グロース株ラリーが本格化するのであれば今週の急落は絶好の買い場となるはずで、放置されることがおかしい。逆に言えば、この銘柄の戻りが甘く、ほかにスター銘柄が出てこなかった場合には、グロース株買いは一時的にとどまる可能性がある。
【来週の見通し】
横ばいか。国内では引き続き決算発表が目白押しで、ソフトバンクG、トヨタ、東京エレクトロンなど注目度の高い企業の発表が予定されている。個別の活況が期待できることから、下値は堅いと考える。ただ、決算は良いもの、悪いものまちまちで、日本株全体としては期待値も上がらず、かといって失望もせずといった状態が続くとみている。また来週は、日銀の総裁、副総裁人事に関して気を揉むことになりそうで、上値追いには慎重となりやすい。強弱感が定まらず、今週同様に上がれば売られ、下がれば買われるという一進一退を予想する。
【今週を振り返る】
堅調となった。今週はFOMCやECB理事会など中銀イベントが相次いだ上に、日米で決算が本格化してアップル、アマゾン、アルファベットの決算が同じ日に出てくる日程で、さらに週末には米雇用統計の発表があるなど、材料満載であった。ただ、日経平均は材料が多すぎて動きが取れないといったような状況となり、27500円を超えてくると上値が抑えられた。その一方で下値も堅く、27300円は割り込まなかった。FOMCでは0.25%の利上げが決定されたが、織り込みも進んでいたことから市場は冷静にこれを消化。FOMC通過後にナスダックの動きが良くなったことがハイテク株の支援材料となり、週間ではプラスで終えた。日経平均は週間では約126円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
【来週の予定】
国内では、12月家計調査、12月景気動向指数、30年国債入札(2/7)、1月景気ウォッチャー調査(2/8)、1月マネーストック、10年物価連動国債入札(2/9)、オプションSQ、1月企業物価指数、日銀正副総裁の後任人事案を国会で提示検討(2/10)などがある。
企業決算では、アステラス薬、住友商、オリックス、エーザイ、島津製、JFE、日清食HD、大ガス、ヤマトHD、大林組、JSR、京王、ワークマン、カルビー、めぶきFG、JMDC、デサント、日触媒、東芝テック、住友ベ、ひろぎん、東京精、ニチアス、西日本FH、H2Oリテイル、日立造、持田薬、三菱食品、マルハニチロ、日証金、キョーリンHD、プリマハム、UT GROUP、日東工、淀川鋼、西尾レント、三菱総研、日ビジシス、メイコー、あらた、シグマクシスH、日鉄鉱、住精化、Uアローズ(2/6)、ソフトバンクG、任天堂、ダイキン、スズキ、バンダイナム、三菱重、協和キリン、三菱ケミG、ヤマハ、SBI、シャープ、リコー、新生銀行、IHI、横河電、太陽誘電、東センチュリー、ユー・エス・エス、アズビル、ブラザー、JR九州、Gウイン、丸井G、メルカリ、京阪HD、参天薬、ニチレイ、F&LC、ファンケル、アルフレッサHD、シップHD、フジHD、レンゴー、丸一管、デンカ、三井金、ノエビアHD、GSユアサ、クレハ、古河電、ミズホリース、住友倉、JESHD、フューチャー、大阪チタ、スターツ、兼松、パーカライ、加賀電、UACJ、タカラトミー、日管財、百五銀、KHネオケム、三井倉HD(2/7)、富士フイルム、ユニチャーム、SUBARU、住友鉱、パンパシHD、旭化成、東レ、AGC、大成建、千葉銀、凸版印、マクドナルド、空港ビル、東武、小田急、リンナイ、日油、IIJ、三浦工、ハーモニック、エア・ウォーター、岩谷産、フジテック、帝人、富士急、Jマテリアル、長瀬産、DMG森精、DeNA、平和、カネカ、第一興商、ベネッセHD、ダイワボHD、ニプロ、不二製油、HUグループ、アトム、セーレン、船総研HD、稲畑産、JTOWER、アリアケ、加藤産業、グリー、エレコム、三星ベ、ヨネックス、武蔵精密、北洋銀行、日本紙、能美防、ニチコン、東洋紡、コロプラ(2/8)、トヨタ、NTT、東エレク、テルモ、NTTデータ、ネクソン、ルネサス、日本製鉄、菱地所、INPEX、日産自、セコム、シスメックス、住友不、いすゞ、ホトニクス、大日印、明治HD、ダイフク、SUMCO、飯田GHD、博報堂DY、セガサミーHD、関西ペ、ニコン、西武HD、大正薬HD、長谷工、三菱ガス、アマダ、クラレ、リログループ、コスモエネHD、アンビス、クレセゾン、フジクラ、コカコーラBJH、神戸鋼、太平洋セメ、TBSHD、リゾートトラス、ナカニシ、東海カ、共立メンテ、ニッパツ、宝HD、タカラバイオ、FUJI、西鉄、大栄環境、レノバ、東邦HD、福山運、コロワイド、ダスキン(2/9)、オリンパス、資生堂、大和ハウス、ヤクルト、ENEOS、三菱HCキャ、日産化、パーソルHD、ホシザキ、マツダ、アシックス、ゼンショーHD、川重、日本新薬、東急不HD、日揮HD、ナブテスコ、名鉄、コムシスHD、ショーボンド、スズケン、日鉄物産、三菱マ、DOWA、ISID、エクシオG、セイノーHD、石油資源、森永乳、いよぎん、ADEKA、Dガレージ、メニコン、日電子、PHCHD、TKC、アイフル、五洋建、森永菓、オープンUP、ミライト・ワン、阪和興、大王紙、リンテック、日清紡HD、ワコールHD、センコーGHD、テレ朝HD、BML、東亜合成、イーレックス、ラウンドワン、CKD、サンゲツ、エスケー化研、上村工業、高砂熱、雪印メグ、大気社、熊谷組、リコーリース、SBSHD、大阪ソーダ、理計器、レオパレス21、フルキャストHD、ホシデン(2/10)が発表を予定している。
海外の経済指標の発表やイベントでは、米12月貿易収支、米12月消費者信用残高、米3年国債入札、バイデン米大統領による一般教書演説(2/7)、米10年国債入札(2/8)、米30年国債入札(2/9)、中国1月生産者物価指数、中国1月消費者物価指数、米2月ミシガン大学消費者信頼感指数、米1月財政収支(2/10)などがある。
米企業決算では、ロウズ、タイソン・フーズ(2/6)、デュポン、イルミナ(2/7)、ウォルト・ディズニー(2/8)、ペイパル、モトローラ・ソリューションズ、フィリップ・モリス・インターナショナル(2/9)が発表を予定している。
来週の日本株の読み筋=景気の先行き懸念と米金融引き締め一服をにらみ揺れ動く可能性も/国内市況ニュース/モーニングスター 2023/02/03 16:36
来週(6-10日)の東京株式市場は、景気の先行き懸念と米金融引き締め一服をにらみ揺れ動く可能性がある。3日の日経平均株価は3日続伸し、2万7509円(前日比107円高)引けと約1カ月半ぶりに2万7500円台を回復した。米国の利上げ打ち止め期待が補強されことでハイテク株などが好転し、全体相場を支えた。一方、足元の企業決算は日米ともに不安材料を残し、景気後退への警戒感が増せば、相場の重しとなる。
日米ともに株価指数が堅調な背景には、FRB(米連邦準備制度理事会)のインフレ対策一巡に伴う米長期金利の低下がある。直近1日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利の引き上げ幅が0.25%と前回(0.5%)から縮小。市場は年内にも当局が利下げに転じる可能性を織り込み始めた様子だ。
もっとも、米国ではアップルやアマゾン・ドットコム、グーグルを擁するアルファベットといったいわゆる「GAFA」企業の収益が市場予想を下ブレした。インテルも22年10-12月に最終赤字に落ち込むなど、巨大IT企業が低迷している。昨年から大規模なリストラが相次ぎ、経済は減速感を強めている。日本では2日までに、TOPIX(東証株価指数)採用の3月期企業のおよそ3分の1が22年10-12月業績を開示。金融業など一部業種を除く純利益の合計は円高の影響もあり前年同期比6%のマイナスとなった。今後発表される決算も厳しい事業環境を反映する公算がある。
スケジュール面では、国内で7日に22年12月の家計調査と景気動向指数、8日に1月景気ウオッチャー調査、9日に1月工作機械受注(速報値)が発表され、10日には注目の日銀新総裁の人事案が国会に提出されるとみられる。海外では7日に米22年12月貿易収支、バイデン米大統領の一般教書演説がある。10日には米2月ミシガン大学消費者マインド指数、中国の1月CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)が控える。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,531.29 +5.22 +0.34% +4.32% +2.31% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,314.64 +7.89 +0.60% +5.22% +2.35% 15:00
日経平均株価
27,509.46 +107.41 +0.39% +5.91% +0.25% 15:15
日経500平均
2,596.35 +6.50 +0.25% +5.18% +1.40% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,970.26 +5.09 +0.26% +4.15% +2.62% 15:00
日経300指数
414.12 +1.84 +0.45% +5.07% +1.37% 15:15
東証REIT指数
1,830.78 +1.30 +0.07% -3.34% -5.75% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
983.04 +8.05 +0.83% +7.03% +2.90% 15:00
東証マザーズ指数
783.75 -1.52 -0.19% +7.30% +1.07% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,361.26 -13.73 -0.58% +2.52% +5.80% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,069.69 -5.38 -0.26% +2.30% +2.19% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,976.55 +5.40 +0.27% +2.60% +0.87% 15:00
日経平均
現在値 27,509.46↓ (23/02/03 15:15)
前日比 +107.41 (+0.39%)
始値 27,455.03 (09:00) 前日終値 27,402.05 (23/02/02)
高値 27,612.57 (10:36) 年初来高値 27,547.67 (23/02/01)
安値 27,445.69 (09:00) 年初来安値 25,661.89 (23/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日続伸、ソニーGファーストリテが2銘柄で約46円分押し上げ16:28 配信フィスコ
3日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり122銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均は3日続伸。2日の米株式市場でダウ平均は39.02ドル安と3日ぶり小反落。主要各国中銀の利上げが停止に近づいたとの安心感が先行する中、金利先高観の後退やメタ・プラットフォームズの好決算を背景に、ハイテク株の買い戻しが加速し、ナスダック総合指数は+3.25%と大幅に3日続伸。一方、景気後退懸念がくすぶる中、ダウ平均は終日売りが優勢で下落した。米ハイテク株高を好感し、日経平均は52.98円高からスタート。朝方から買いが優勢で、好決算を受けた主力株の上昇も追い風に心理的な節目の27500円を超えると、前場中ごろには27612.57円(210.52円高)まで上昇した。一方、米市場の取引終了後に発表されたアップルなどの米IT大手の決済が低調だったことに加え、今晩の米雇用統計を見極めたいとの思惑も働き、その後は上げ幅を縮める展開、後場はほぼ横ばいに終わった。
大引けの日経平均は前日比107.41円高の27509.46円となった。東証プライム市場の売買高は13億9667万株、売買代金は3兆2175億円だった。セクターでは精密機器、証券・商品先物、電気機器が上昇率上位となった一方、鉱業、パルプ・紙、電気・ガスが下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の33%、対して値下がり銘柄は62%だった。
値上がり寄与トップはソニーG<6758>となり1銘柄で日経平均を約24円押し上げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、TDK<6762>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、HOYA<7741>、中外薬<4519>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約21円押し下げた。同2位はコナミG<9766>となり、ネクソン<3659>、キッコーマン<2801>、セコム<9735>、伊藤忠<8001>、エーザイ<4523>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27509.46(+107.41)
値上がり銘柄数 92(寄与度+191.80)
値下がり銘柄数 122(寄与度-84.39)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6758> ソニーG 12200 710 +24.31
<9983> ファーストリテ 80610 650 +22.26
<6762> TDK 4800 115 +11.81
<6098> リクルートHD 4436 113 +11.61
<6367> ダイキン工 22870 275 +9.42
<7741> HOYA 14245 510 +8.73
<4519> 中外薬 3377 81 +8.32
<4543> テルモ 3814 53 +7.26
<2413> エムスリー 3720 72 +5.92
<6902> デンソー 7145 162 +5.55
<6981> 村田製 7691 201 +5.51
<9613> NTTデータ 2006 24 +4.11
<4502> 武田薬 4171 117 +4.01
<6976> 太陽誘電 4495 85 +2.91
<6954> ファナック 22995 85 +2.91
<7951> ヤマハ 5020 80 +2.74
<8002> 丸紅 1646 69.5 +2.38
<2802> 味の素 3997 64 +2.19
<4568> 第一三共 4061 21 +2.16
<7832> バンナムHD 8696 62 +2.12
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI 3912 -106 -21.78
<9766> コナミG 6070 -170 -5.82
<3659> ネクソン 3105 -80 -5.48
<2801> キッコマン 6710 -80 -2.74
<9735> セコム 7483 -70 -2.40
<8001> 伊藤忠 4014 -66 -2.26
<4523> エーザイ 7869 -66 -2.26
<8766> 東京海上 2655.5 -37.5 -1.93
<4503> アステラス薬 1889.5 -10.5 -1.80
<4021> 日産化 5940 -50 -1.71
<2282> 日ハム 3655 -95 -1.63
<8267> イオン 2595.5 -47 -1.61
<5713> 住友鉱 5112 -93 -1.59
<4911> 資生堂 6470 -46 -1.58
<7733> オリンパス 2471 -11 -1.51
<3382> 7&iHD 5950 -41 -1.40
<6752> パナソニック 1153 -37 -1.27
<3099> 三越伊勢丹 1349 -34 -1.16
<7269> スズキ 4793 -31 -1.06
<4578> 大塚HD 4087 -28 -0.96
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,970.26↓ (23/02/03 15:00)
前日比 +5.09 (+0.26%)
始値 1,962.73 (09:00) 前日終値 1,965.17 (23/02/02)
高値 1,974.66 (10:35) 年初来高値 1,991.14 (23/01/31)
安値 1,960.72 (09:01) 年初来安値 1,862.27 (23/01/04)
東証業種別ランキング:鉱業が下落率トップ15:37 配信フィスコ
鉱業が下落率トップ。そのほかパルプ・紙、電力・ガス業、石油・石炭製品、水産・農林業なども下落。一方、精密機器が上昇率トップ。そのほか証券業、電気機器、サービス業、医薬品なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 精密機器 / 9,632.24 / 1.63
2. 証券業 / 374.1 / 1.28
3. 電気機器 / 3,477.18 / 1.22
4. サービス業 / 2,560.02 / 0.76
5. 医薬品 / 3,266.38 / 0.60
6. その他製品 / 3,603.27 / 0.44
7. 輸送用機器 / 3,161.27 / 0.38
8. 機械 / 2,204.83 / 0.24
9. 銀行業 / 202.03 / 0.07
10. 卸売業 / 2,312.18 / 0.07
11. その他金融業 / 700.41 / 0.07
12. 化学工業 / 2,069.17 / 0.02
13. 海運業 / 1,106.64 / -0.03
14. 陸運業 / 1,818.39 / -0.12
15. 倉庫・運輸関連業 / 2,075.75 / -0.12
16. 食料品 / 1,748.52 / -0.14
17. 情報・通信業 / 4,841.17 / -0.19
18. 繊維業 / 616.81 / -0.24
19. 非鉄金属 / 1,079.76 / -0.25
20. 金属製品 / 1,169.05 / -0.28
21. ガラス・土石製品 / 1,083.63 / -0.32
22. ゴム製品 / 3,354.12 / -0.36
23. 小売業 / 1,395.72 / -0.44
24. 建設業 / 1,139.75 / -0.46
25. 不動産業 / 1,378.12 / -0.62
26. 保険業 / 1,382.83 / -0.66
27. 空運業 / 223.13 / -0.76
28. 鉄鋼 / 558.25 / -1.21
29. 水産・農林業 / 470.49 / -1.38
30. 石油・石炭製品 / 1,068.04 / -1.41
31. 電力・ガス業 / 354.46 / -1.46
32. パルプ・紙 / 434.13 / -2.53
33. 鉱業 / 405.07 / -2.56
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,780.89↓ (23/02/03 15:00)
前日比 +46.09 (+0.26%)
始値 17,710.20 (09:00) 前日終値 17,734.80 (23/02/02)
高値 17,824.92 (10:35) 年初来高値 17,961.54 (23/01/31)
安値 17,689.60 (09:01) 年初来安値 16,759.95 (23/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,013.91↓ (23/02/03 15:00)
前日比 +2.63 (+0.26%)
始値 1,009.40 (09:00) 前日終値 1,011.28 (23/02/02)
高値 1,016.15 (10:35) 年初来高値 1,024.60 (23/01/31)
安値 1,009.19 (09:01) 年初来安値 958.19 (23/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,022.87↑ (23/02/03 15:00)
前日比 -2.30 (-0.22%)
始値 1,024.67 (09:00) 前日終値 1,025.17 (23/02/02)
高値 1,025.53 (09:52) 年初来高値 1,030.38 (23/02/01)
安値 1,021.72 (13:25) 年初来安値 982.29 (23/01/06)
東証グロース市場指数
現在値 993.61↓ (23/02/03 15:00)
前日比 -2.11 (-0.21%)
始値 997.00 (09:00) 前日終値 995.72 (23/02/02)
高値 998.52 (10:55) 年初来高値 1,004.12 (23/02/02)
安値 992.77 (13:15) 年初来安値 897.95 (23/01/06)
東証グロ-ス指数は反落、米雇用統計発表控えて買い進む動きは限定的/グロース市況16:35 配信フィスコ
東証グロース市場指数:993.61 (-2.11)
出来高:1億3163万株
売買代金:1462億円
東証マザーズ指数:783.75 (-1.52)
出来高:1億3105万株
売買代金:1450億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって反落、値上がり銘柄数は176、値下り銘柄数は305、変わらずは26。本日のグロース市場は軟調な展開となった。2日の米株式市場のダウ平均は反落。主要各国中銀の利上げが停止に近づいたとの安心感から買われた。金利先高観の後退やメタの好決算を背景に、ハイテク株の買い戻しに拍車がかかり、ナスダック総合指数は大幅高となった。一方、ダウは利食い売りが優勢で下落、全体はまちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は反落した。マザーズ指数は上昇してスタートした後、前場中ごろまでプラス圏で推移した。ただ、前引けにかけて上げ幅を縮小して後場からはマイナス圏に転落、その後は下げ幅を大きく広げることはなかったものの軟調もみ合い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は後場中ごろまでプラス圏で推移したものの、大引けにかけてマイナス圏に転落した。米長期金利は低水準で推移していたが、新興株は前日まで上昇していた銘柄が多く、本日は幅広い銘柄で利食い売りが優勢となった。また、アップルなどの米IT大手の決算が低調だったことに加え、今晩の米雇用統計を見極めたいとの思惑も働き、グロース株を買い進む動きは限定的だった。値下り銘柄数は305で出来高や売買代金はやや低調、東証マザーズ指数は0.19%安、東証グロース市場Core指数は0.15%安となった。個別では、本日昨年来高値を更新して以降利食い売りが優勢となったトラースOP<6696>が10%安で値下がり率トップに、連日軟調な展開が続いているイオレ<2334>は本日も売り優勢の展開となり9%安となった。また、東証による信用取引の規制強化を嫌気されたELEMENTS<5246>が7%安となった。時価総額上位銘柄では、そーせい<4565>やM&A総合研究所<9552>などが軟調に推移、値下り率上位には、エディア<3935>、TDSE<7046>などが顔を出した。一方、2月に入って堅調に推移しているmonoAI<5240>は押し目買いが優勢となり21%高のストップ高で値上がり率トップに、JR東日本の「JRE MALL Cafe」でマーケティングデータ収集システムを提供するセキュア<4264>が20%高のストップ高となった。また、「日本製紙と住友商事がバイオエタノール生産」報道を受けて材料視されたGEI<9212>が19%高のストップ高となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やフリー<4478>などが堅調に推移、値上がり率上位には、ラストワンマイル<9252>、ベストワンドットコム<6577>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、そーせい、M&A総合研究所、ANYCOLOR<5032>などが下落した。
マザーズ指数
現在値 783.75↓ (23/02/03 15:00)
前日比 -1.52 (-0.19%)
始値 786.45 (09:00) 前日終値 785.27 (23/02/02)
高値 787.69 (10:55) 年初来高値 792.47 (23/02/02)
安値 783.26 (13:15) 年初来安値 706.45 (23/01/06)
東証REIT指数
現在値 1,830.78↓ (23/02/03 15:00)
前日比 +1.30 (+0.07%)
始値 1,832.38 (09:00) 前日終値 1,829.48 (23/02/02)
高値 1,835.44 (09:08) 年初来高値 1,895.14 (23/01/04)
安値 1,818.04 (11:29) 年初来安値 1,783.39 (23/01/20)
日経平均VI
現在値 16.29↑ (23/02/03 15:20)
前日比 -0.17 (-1.03%)
始値 16.37 (09:00) 前日終値 16.46 (23/02/02)
高値 16.55 (12:54) 年初来高値 21.42 (23/01/18)
安値 16.09 (10:35) 年初来安値 16.30 (23/02/02)
日経VI:低下、株価底堅く警戒感は緩和16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比-0.17(低下率1.03%)の16.29と低下した。なお、高値は16.55、安値は16.09。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日経225先物はこのところ膠着感の強い動きが続いているが、今日は取引開始後の売り買い一巡後に買い戻しの動きがやや強まり、底堅い動きとなる場面があった。これを受け、市場では保合い上放れの態勢に入りつつあるとの見方から、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。
日経平均先物
現在値 27,530.00↑ (23/02/03 06:00)
前日比 +140.00 (+0.51%)
高値 27,570.00 (03:57) 始値 27,400.00 (16:30)
安値 27,350.00 (21:41) 前日終値 27,390.00 (23/02/02)
TOPIX先物
現在値 1,965.50↑ (23/02/03 06:00)
前日比 -0.50 (-0.03%)
高値 1,970.50 (17:51) 始値 1,965.00 (16:30)
安値 1,956.00 (05:03) 前日終値 1,966.00 (23/02/02)
JPX日経400先物
現在値 17,670.00↓ (23/02/03 06:00)
前日比 -45.00 (-0.25%)
高値 17,780.00 (17:51) 始値 17,740.00 (16:30)
安値 17,655.00 (05:03) 前日終値 17,715.00 (23/02/02)
東証マザーズ指数先物
現在値 787.00↑ (23/02/03 06:00)
前日比 +8.00 (+1.03%)
高値 790.00 (00:43) 始値 778.00 (16:30)
安値 778.00 (16:30) 前日終値 779.00 (23/02/02)
NYダウ先物 円建
現在値 34,030.00↑ (23/02/03 06:00)
前日比 -15.00 (-0.04%)
高値 34,150.00 (23:07) 始値 34,048.00 (16:30)
安値 33,800.00 (00:11) 前日終値 34,045.00 (23/02/02)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,460.00↓ (23/02/02 15:59 CST)
前日比 +35.00 (+0.13%)
高値 27,595.00 始値 27,485.00
安値 27,320.00 前日終値 27,425.00 (23/02/01)
SGX日経平均先物
現在値 27,475.00↓ (23/02/03 05:14 SGT)
前日比 +75.00 (+0.27%)
高値 27,590.00 始値 27,380.00
安値 27,355.00 前日終値 27,400.00 (23/02/02)
長期国債先物
現在値 146.940↑ (23/02/03 05:54)
前日比 +0.150 (+0.10%)
高値 147.090 (02:20) 始値 146.790 (15:30)
安値 146.790 (15:30) 前日終値 146.790 (23/02/02)
日本国債3年
年利回り 0.012 (23/02/03 03:05)
前日比 -0.003
日本国債5年
年利回り 0.185 (23/02/03 03:05)
前日比 0.000
日本国債10年
年利回り 0.495 (23/02/03 03:05)
前日比 +0.001