日本製鉄東日本製鉄所君津地区で、2022年6月から毒性の強いシアンが東京湾や周辺の川に相次いで流出! https://t.co/zUuABJxkUk #gooblog
— bod (@bod91313247) February 26, 2025
千葉 製鉄所で基準超のシアン誤って排出か 日本製鉄を書類送検 NHK 2025年2月26日 19時25分
3年前、千葉県にある日本製鉄の製鉄所で相次いで検出された基準を超える毒物のシアンについて設備の劣化などによって誤って排出していたとして、製鉄所の水質管理の責任者と法人としての日本製鉄が水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検されました。
千葉県にある「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」では、3年前の6月から7月にかけて東京湾に面した排水口などから基準を超える毒物のシアンが相次いで検出されました。
これについて千葉海上保安部は製鉄所を捜索するなど排水の管理体制に問題がなかったか捜査していました。
その結果、3年前の4月から7月にかけて複数回、基準を超えるシアン化合物などを含む汚水を、6月には、基準を超えるアンモニアなどを含む汚水を設備の劣化や不具合などによって誤って海に排出したとみられることがわかったということです。
このため海上保安部は26日、製鉄所の水質管理責任者と法人としての日本製鉄を水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検しました。
海上保安部によりますと、住民などに健康被害は確認されておらず、調べに対し責任者は容疑を認めているということです。
この製鉄所をめぐっては2022年までの4年間に、排水口から基準を超えるシアンがたびたび検出されていたのに、県に報告していなかった問題などが相次いで発覚し、県は会社に行政指導を行いました。
日本製鉄「捜査に誠実に対応」
書類送検について、日本製鉄は「事案発生後、再発防止のための諸対策を実施して参りました。今後も再発防止に向けて万全を尽くすとともに、関係当局の捜査に誠実に対応して参ります」とコメントしています。