自民党 年金制度改革の関連法案 提出に賛否 引き続き検討へ NHK 2025年3月8日 21時58分
政府が今の国会に提出する予定の年金制度改革の関連法案をめぐり、自民党は8日、執行部が対応を協議しましたが、提出に賛成と反対の双方の意見が出されたため、週明けに公明党とも意見を交わすなどして引き続き検討することになりました。
政府が今の国会に提出を予定している年金制度改革の関連法案は、パートなどで働く人が厚生年金に加入できる企業要件を撤廃することや、基礎年金の底上げを図るため給付水準を抑える期間を短縮することなどが盛り込まれる見通しです。
法案の提出をめぐっては、自民党内で意見が分かれていることから、8日夕方に森山幹事長や小野寺政務調査会長、それに武見参議院議員会長ら党執行部が対応を協議しました。
協議では厚生年金の適用拡大などに必要な法案であり、今の国会での成立を目指すべきだという意見の一方、企業側の負担が増えることや、基礎年金の底上げに厚生年金の積立金を活用することへの理解が広がっておらず、参議院選挙への影響も懸念されるなどとして、提出に反対する意見が出されました。
このため、週明けに公明党とも意見を交わすとともに、立憲民主党など野党側の意向も探るなどした上で引き続き対応を検討することになりました。
また協議では、高額療養費制度の見直しで、ことし8月からの負担上限額の引き上げを見送ることを受けて、新年度予算案を再び修正する方針を確認しました。
政府が今の国会に提出する予定の年金制度改革の関連法案をめぐり、自民党は8日、執行部が対応を協議しましたが、提出に賛成と反対の双方の意見が出されたため、週明けに公明党とも意見を交わすなどして引き続き検討することになりました。
政府が今の国会に提出を予定している年金制度改革の関連法案は、パートなどで働く人が厚生年金に加入できる企業要件を撤廃することや、基礎年金の底上げを図るため給付水準を抑える期間を短縮することなどが盛り込まれる見通しです。
法案の提出をめぐっては、自民党内で意見が分かれていることから、8日夕方に森山幹事長や小野寺政務調査会長、それに武見参議院議員会長ら党執行部が対応を協議しました。
協議では厚生年金の適用拡大などに必要な法案であり、今の国会での成立を目指すべきだという意見の一方、企業側の負担が増えることや、基礎年金の底上げに厚生年金の積立金を活用することへの理解が広がっておらず、参議院選挙への影響も懸念されるなどとして、提出に反対する意見が出されました。
このため、週明けに公明党とも意見を交わすとともに、立憲民主党など野党側の意向も探るなどした上で引き続き対応を検討することになりました。
また協議では、高額療養費制度の見直しで、ことし8月からの負担上限額の引き上げを見送ることを受けて、新年度予算案を再び修正する方針を確認しました。
