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1/7 【先取り!重賞出走馬最速診断】フェアリーS2024 重賞初制覇を目指し、実力拮抗のメンバー構成で行われる一戦!
週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り! 今回はフェアリーSに出走予定の9頭を診断します。
イフェイオン
前走京都芝1600mの未勝利戦を突破。好スタートを決めると、前進気勢が強く、抑えられながら好位の外へ。終始の馬群の外、直線も大外を回る形でも手応えは楽。直線を向いてから追い出されると、前をあっさりと交わした。勝ち時計1分33秒3は、この時期にしては優秀。重賞でも楽しみ。
カレンナオトメ
7月に福島芝1200mでデビューし、すでに7戦。不利のあるレースもあり、前走東京芝1400mの未勝利戦を、ようやく勝ち上がった。スタートは遅く中団後方、前半3ハロン35秒0の平均ペース。直線は前が苦しくなるなか、外から伸びてゴール前で抜けた。相手なりに走る気はする。
エリカリーシャン
新馬戦は新潟芝1800m。ゲートのタイミングが合い、単騎で楽に逃げられた。1000m通過62秒2と、スローでも馬群はそこそこ長い絶好の展開。決め手比べの直線を難なく凌いだ。前走のアルテミスSは出遅れ、行き脚ももうひとつ。前と差のある7着なら、一線級相手だと苦しいか。
キャットファイト
2走前、アスター賞を5馬身差で快勝。開幕週の道悪スタートも、レース時は高速馬場。好発から縦長馬群の3番手、勝負所はインから位置を上げ、直線は一気に突き放した。勝ち時計1分33秒1は優秀。4番人気に支持された前走阪神JFは10着も、イレ込みがひどく、まともなら変わるはず。
キャプテンネキ
新馬戦は良馬場の新潟芝1400m、未勝利戦は重馬場の京都芝1400mを、いずれも番手から抜け連勝。前走、重賞初挑戦のファンタジーSは、7枠13番から好位外の5、6番手。4角手前から手が動きながら、最後までしっかりと脚を使っての6着。緩みないペース、自身より後ろの馬が上位を占めており、悲観する内容ではない。1ハロン伸びてどうか。
ジークルーネ
青葉賞馬・スキルヴィングの妹。新馬戦は東京芝1400m。当日はBコース初週で時計の出る馬場。5枠10番から好スタートを決めると、内の3頭を見ながら4番手。スムーズに直線に入り、しぶとい逃げ馬をゴール前で交わし、外からの追撃も凌いだ。きれいな勝ち方というか、文句のつけようのない競馬だが、馬場と展開は噛み合っていた。
スティールブルー
新馬戦は新潟芝1600m。8枠17番から道中は中団の一角、1000m通過62秒9と、決め手比べの流れを、上がり3ハロン最速32秒9の脚を使い2馬身1/2差の快勝。前走のアルテミスSも少頭数ながら8枠。好スタートから好位の外、3、4番手につけ、直線は一旦先頭に立つシーンをつくり3着。上位2頭は強かったし、この相手関係なら期待感はある。
ティンク
福島芝1800mの未勝利戦を勝ち、芙蓉S4着・赤松賞6着。前者は大外枠からスタートでアオるも、気合をつけられるとハナに立つかという勢い。抑えられつつ、終始好位の外を回り、直線はひと伸び欠いた。後者は最内から、枠なりに4番手も、スローの決め手くらべに屈する形。中山のほうが合いそうだが、レベル的にどうか。
マスクオールウィン
新馬戦は後にサウジアラビアRCで2着するボンドガールの4着、3走前のダリア賞は後に京王杯2歳Sを勝ち、阪神JFで3着するコラソンビートの3着と、戦ってきた相手は強力。1200m~1600mを走り、いずれも善戦しているものの、番手から楽に抜けた前走の黒松賞を含め、全2勝はすべてスプリント戦。それでも力は上位。