1/8 【先取り!重賞出走馬最速診断】シンザン記念2024
新馬戦圧勝のショーマンフリート参戦! 初タイトルはどの馬に?
週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り! 今回はシンザン記念に出走予定の9頭を診断します。
アルトゥーム
新馬戦は中京芝1400m。スタートは飛び上がるような感じも、大きく遅れず道中は6番手。前半3ハロン36秒6は緩いが、直線は外に持ち出されると、併せ馬の形で強烈な伸び脚。上がり3ハロン33秒4、その内訳は11秒9-11秒1-10秒9と相当なもの。重賞でも楽しみ。
エコロブルーム
新馬戦は重馬場の東京芝1600m。2枠2番から好発を決めるも、先団のインに控える形。直線は前が塞がり、追い出しが遅れながら、進路ができると鋭く伸び3着。前走の未勝利戦は、良馬場の同じ舞台。こちらは、好位から上がり最速の脚を使い4馬身差完勝。数字面の裏付けも十分。
ケーブパール
新馬戦は京都芝1400m。前半は中団後方の馬群外を追走。息の入る流れで、前々決着のなか、馬場の外から際立つ脚を使い快勝。1番人気の支持を受けた前走の白菊賞は4着。スタートでアオり後方に構える形、ここも外に出したが、新馬戦ほどの爆発力は見られなかった。
シトラール
新馬戦は稍重の東京芝1800m。ダノンエアズロックの組。9頭立ての大外枠から、出遅れて後方の位置に収まると、直線は外の馬と併せながら前を追い3着まで。初勝利は前走、東京芝1600mの未勝利戦。最内枠から好位につけ、終始ロスなく立ち回り、追い出しのタイミングも良かった。操縦性は高そう。
ショーマンフリート
新馬戦は中山芝1600m。前半3ハロン35秒3と、新馬戦にしては流れ、先頭とは差のある3番手を追走。4角は前を行く2頭の外を馬なりで進出し、ノーステッキでの完勝。レースのラスト3ハロンは、12秒1-11秒6-10秒9。勝ち時計1分35秒1も優秀で、ポテンシャルはかなり高そう。上位争いを期待。
ノーブルロジャー
新馬戦は東京芝1600m。好スタートから番手へつけると、前半3ハロン38秒1の超スローでも、しっかりと折り合っている。直線は逃げ馬との叩き合いから、残り200m手前で抜け出し、1馬身3/4差の快勝。スローすぎて何とも言いにくいが、まったく危なげない競馬ではあった。
バレルターン
新馬戦は阪神芝1600m。スタートは遅く、促されつつ先団馬群に取りつくと、頭が高くなる面が見られた。直線は外に出し追い込み2着まで。ただ、当日は内有利の高速馬場で、勝ち馬とは進路取りの差。前走勝ち上がりの未勝利戦は、スタートと折り合いに改善が見られた。
フェリーニ
新馬戦は京都芝1400m。1番人気を背負ったが、重馬場が響いてか9着に敗れた。前走の未勝利戦は、良馬場の京都芝1600m。ハナを切ると、1000m通過61秒2の楽逃げ。直線も脚色衰えず、先頭を譲らなかった。現状、数字面はやや平凡で、相手が上がってどうか。
メイショウサチダケ
新馬戦は阪神芝1400m。5頭立ての2枠2番からハナを切りスローも、上がり最速の脚を使い3馬身差をつけた。前走のデイリー杯2歳Sも主張し、前半3ハロン35秒0と楽なペース。結果、3着馬とタイム差なしの5着。内の荒れた馬場を考えると上々の走り。
=別サイトより拝借=
3歳馬による第58回シンザン記念(GⅢ、芝1600メートル)が1月8日、京都競馬場で行われる。過去の勝ち馬にアーモンドアイなど後のGⅠ馬が名をつらねる出世レースを制するのは、どの馬か。
ナイトスラッガー(栗東・小栗実厩舎、牡)はCBC賞を勝ったトーホウアマポーラの子。新馬勝ちこそならなかったが、2走目で速い上がりをマークして楽々と抜け出し、3馬身半差で快勝した。520キロ台の大型だけに、3走目でさらに上積みがありそう。デビューから一貫してマイルを使われているのも魅力だ。
シトラール(美浦・萩原清厩舎、牡)は大阪杯を勝ったポタジェの半弟。3戦目での勝ち上がりだが、うち2戦でメンバー最速の上がり3ハロンをマークと瞬発力に秀でている。初めての右回りを克服できれば、上位争いできそうな好素材だ。
ノーブルロジャー(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡)は、2番手から楽に抜け出す理想的なレース運びで新馬勝ち。センスを感じさせる内容で完勝した。朝日杯FSを勝ったジャンタルマンタルと同じパリスマリス産駒。こちらも非凡なスピードを秘めていそうだ。
エコロブルーム(美浦・加藤征弘厩舎、牡)はきさらぎ賞を勝ったラーゴムの半弟。父がオルフェーヴルからダイワメジャーに変わったことで、スピードのあるマイラータイプに出たようだ。前走で上がり3ハロン33秒2をマークしたように、能力はかなり高い