
いよいよ、さつま路の最後の日を迎えた。
この日も朝からしとしとピッチャン!
7時から、美味しい民宿の朝食をいただく。
昨夜のご馳走をいただいた時から、本日雨であろうと、
開聞岳に登ることにしていたので、
ゆっくりコーヒーなんぞをいただく。

この坊津の秋目浦は、007ジェームズボンドのロケ地だったそうで、

美味しいコーヒーを飲みながら

当時のエピソードなども伺った。
民宿を出る時に、一瞬ではあるが、目の前にお山が姿を現した。

♪ 開聞岳の 山の巣に 日ぐれは鳥も 帰るのに
君は船乗り 竹島はるか 今日も帰らず 夜が来る ♪
40数年前、中学校の修学旅行で鹿児島に行った時、
バスガイドさんから、教えられた「南国情話」。
開聞岳と聞くとすぐにこのメロディーが浮かんでくる。
可愛らしいガイドさんだったので、懸命に覚えたのを思い出す。
といったことから、私にとって「開聞岳」は特別なお山である。
登山者用の駐車場に着くと、雨の中ではあるが何台も車が止まっていた。
さすが今までの山と違って、日本百名山は違うね!と、Yさんと話した。
9:53 カッパを着てから、登山者用の駐車場を出発。

10:04 2合目登山口を通過。

今回の全ての山で見かけた「コバノタツナミソウ」がこのお山でも。

雨の中でも、「コガクウツギ」をパチリ。

小雨ではあるが、ゆっくりと先へ進む。

私も、赤いカッパで順調に登っていく!

雨にしっとり濡れている登山路も時には美しく見える。

あまりカメラを出せないので、早くも4合目。

この花は?

これくらいまでは、まだ元気だったのだが……。

この時、一瞬ではあったが指宿辺りがちらっと!

だんだんカメラを出せなくなってきた。

12:44 へろへろになりながらも、頂上へ!

雨の中、がんばったので私もパチリ!

頂上のお宮さんにもお参りを済ませて、

13.27 バナナを一本だけ口に入れてから、下山開始。

体中が濡れてきているが、どうにか5合目まで下りてくる。

カメラを出す余裕もなく、黙々と下りて、
15:20 くたびれ果ててどうにか下りてきた。

天気が良ければ、360度のパノラマなのだそうだ。
何度か書いているが、日頃の行いがね?何てことはわからないけど。
温泉はというと、うなぎ池の近くの「鰻温泉」で入湯料200円。

「せごどん」で有名になったのか多くの人が来ていた、

区営鰻温泉にゆっくり浸かって、三日間の疲れを流した。

「鰻温泉」でゆっくりした後は、福岡に帰るだけとなったが、
今日の豪華ランチがバナナ一本だったので、鹿児島で何か食べようということになり、
指宿スカイラインに向かう途中で、

「池田湖」でアコウの木を見ながら

鹿児島の天文館の「くろいわラーメン」を食べてから、

一路、福岡に向けて車を走らせた。
20時に鹿児島北から高速に入り、0時半に自宅にたどり着いた。
3日間の走行距離は、930キロ。(よく走ったね~)
さつま路の五山の全てが雨の中だったけれど、なかなか面白い山旅だった。
中でも、「磯間岳」が一番の記憶に残る山となったが、
機会があれば、是非、晴れの時に登り直しに行きたいと思っている。
低山ではあるが、なかなかのお山と見受けられた。
同行のYさん、雨の中お付き合いありがとうございました。
終わり。
せっかくのさつま路だったのに、お天気は残念でしたね。
滑落の影響もなく、無事に日程を終えて戻られたようで、
往復の運転も含め、お疲れ様でした。
三日間ともとは・・
雨は雨なりにとは言うもののそれにも負けずでしたか。
自分は磯間の山はまだ未体験でいつかはと思っていますがかなり厳しそうですね
最初の紫尾山、山頂近くまで車で行けますが、こんな日は返って登山しなくて正解だったかも。
この山は ヤマヒルが多くて、特に湿気のある日や 小雨の時は やられますよ、自分たちも以前 その輩にやれて大変な思いした経験がありました。
お疲れさんでした。
大変でしたが,素晴らしい温泉を含め,良い思い出としてに残りますね。雨のキンランが輝いていました。これからも山,花,温泉を楽しみに拝見します。
遠い昔、全天候型の山屋だったもんですから、
ついその気になって無理をしました。
雨の北アルプスを登る気になればと、思ったりもしたんですが、
やっぱし、晴れの日の方が良いですね!
でも、滑落はチョットへこみました。歳ですね!
紫尾山にはヒルがいるんですか?
尾鈴などを知っていましたが、やはり南なんですね!
暴風のような雨でしたので、頂上まで車でした。
前もって知っていたら、紫尾山には行かなかったかも(笑)
昨年、お会いした時のことを思い出しますね!
あの花は、今年はちゃんと見れましたよ!
何という摩訶不思議な花ですね!
九州でも南の方はなかなか登る機会がありません。
で、今回の連休を活用して、テント泊のつもりが、
あえなく断念し、民宿泊となってしまいました。
久しぶりの雨の山歩きになりましたが、負け惜しみでなく、
たまには、こんな山歩きもいいもんだ!そう思ったところです。
それに、久しぶりに「温泉」は堪能できましたね!
タイトルの「湯心」が泣いていましたので良かったです。