3月18日(日)
英彦山の魅惑の花が撃沈してから、阿蘇野がとても気になっていた。
昨年は、なぜだかわからないけど見に行く機会がなかった。
それで、今年こそはとは思ってはいたが、問題は優先順位。
前日の土曜日には、どうしても「水俣」に行きたかったので、
そのついでに、帰りに立ち寄れないかな?とは模索はしたが、
「水俣」はとても遠くて、その帰りには時間的に無理だった。
なので、今年も行けないままに終わってしまうかな、と思ったが、
「水俣」から帰ってきて、写真などの整理をしていると、
ふと、「明日、行ってみよう!」という気になった。
それから、いつもの山中間に声をかけるわけにもいかず、
久住方面に一人で行くのは、多分初めてのことかも知れない。
花が開く時間を考慮して、9時過ぎに「赤い車のハンドル」を握った。
若杉や三郡を正面に見ながら都市高を走り、太宰府経由で大分道に入ると、
真っ白なコブシが道路脇を美しく流れていく!
と、気持ちよく飛ばしている(?)と、杷木あたりで、
「ウー!ウー!」と赤色灯を点けた覆面パトに後ろをとられた!
「あちゃー!」、「つかまった!」と思ったが、
そんなにはスピードを出してはいない!どうも様子が変!
慌てて、追い越し車線から走行車線に変更すると、
覆面パトは、追い越し車線を猛スピードで走り去った。
そんなこともあり、あまり退屈もしないで、11時過ぎには、
男池にとうちゃこ!
でも、男池周辺はまだ冬から目覚めたばかりのようだ。
小一時間、懸命に探したけれど、見つけたのはこの一輪だけ!
「うぅーん!」まだ早かったみたいだ!
人もほとんどいないので、これからなのだろう。
そうなると、次の目的地の阿蘇野へと移動。
ここは4年前始めてきたところ。
素晴らしい群生地である!
「のぼろ」などに写真や記事を掲載してあるHさんの話では、
ここの「ユキワリイチゲ」が一番色合いが濃いそうだ。
その言葉が間違っていないのは、この写真でわかっていただけよう!
「庄内の途或民家の倉庫の裏」、との情報だけでたどり着いたこの場所!
男池はまだまだだったけれど、ここは真っ盛りだった。
近くに咲いていた「ジロボウエンゴサク」などを撮って、
次の場所へと移動!
次の所では、こんな景色がお出迎え!
フクジュソウも咲いていた!
近くの人の話によると、
5年前は、斜面一面の「アズマイチゲ」だったそうだ・
だけど、今年はこれくらいしか咲いてない!といわれる。
「なんの、なんの!」、私的には十分大群生地!
女性のカメラマンが3組ほどカメラを向けていた。
対抗するわけではないが、
私も、懸命にカメラを向ける!
これだけの群生地は初めてなのだが、
山の中ではなく、良くこんな所にという感じだ!
長湯温泉道の駅で、遅めの簡単なランチを済ませてから、
これも今回楽しみにしていた、「ながの湯」に立ち寄った。
これが期待以上の名湯!
今年のベストスリーに入るかも知れない!
泉質=マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉を味わった後、花散策の再開!
まずは、この地のアマナから。
偶然だったが、車で走っている時に、ちらっと白いものが見えた。
車を止めて確認すると、
畦一面のアマナの群生地!
ちょっとうれしくなって、次の場所へ!
そして着いたのが、今回2カ所目の「アズマイチゲ」の群生地。
ここも初めての所だが、
なんで、こんな群生地が所々にあるのか?
ピンクの色合いの花などもパチリとして、
そろそろ、時間も落ちてきたので帰ることにした。
ただ、帰路の途中にある有名な神社にも立ち寄った。
ここは、とても有名なので名を伏せる意味はないのかもしれないが、
ここにも「フクジュソウ」
そして、「ヤマルリソウ」なども見つけたり
「アマナ」も咲いていたり!
でも、ここの一番のはこれ!
倉庫の裏のとは、色合いがずいぶんと違うが、
正真正銘の「ユキワリイチゲ」。
夕暮れが迫ってきているので、
その美しい花を閉じ始めてはいるが、
なんと表現したらいいのか、わからないほどの美しさ!
最後に、この神社の狛犬にもご挨拶をして
白水鉱泉の「ミズバショウ」もちょっと見して、
これまた、ここに来ると必ず立ち寄るこの神社にも!
明日と、明後日の連チャンで囲碁の試合があるものだから
無理な願いではなく、「いい碁が打てますように!」と手を合わせ!
今日の全ての予定をすませて、途中でお会いした東区の人に習って、
少しでも経費を下げるため、下道で帰ろうと思ったので、
飯田~四季彩道路~宝泉寺温泉~奥日田ファームロード で、福岡に帰ってきた。
写真だけの目的でしたら ソロの方が気兼ねなく 案外
楽しいものです。
それにまた情報収集、凄いですね
いずれ教えを乞うことがあるでしょうから
宜しくお願いしておきますね。
久住の裾野もいろいろと楽しませてくれますね!
今年の寒さそのせいか、男池周辺はこれからでした。
これからも何度となく通うことになるのでしょう。
こちらこそ、カメラワークを含めて教えを請わねばと思っています。
よろしくお願いします。
ユキワリイチゲ、アズマイチゲ、なかなかのものでした。
私も、そろそろ愛しの渓谷を訪れようと思っています。
きっとたくさんの花々が待っていることでしょうね!