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強風吹きすさぶ、国東の「中山仙境」を歩く!(登り納めに大満足!)

2016年12月24日 | 山登り


23日に、いつもの山仲間と今年の「登り納め」に国東の「中山仙境」に行った。

本来ならば9月26日に、「田原山」と併せて登る予定だったのだけど、
雨に沈殿してしまったので、今年の登り納めの山にとした次第。


前日からの雨模様は、家を出る頃も続いていて、Kさん、Yさんをピックアップして
太宰府から高速にのった7時にも荒れ模様だった。

ただ、天気予報は曇後晴れ。後は、誰かさんの日頃の行いにかかっている。


事前打ち合わせで、どのコースで行くかが話題になった。
国東の夷に行くには、九州道を北上し、北九州から東九州道か、
南下して、大分道から宇佐別府道路かなのだが、今回は北回りを選択。


どちらがよいかは、何度か使ってみる必要がありそうだ。


ということで、9:40頃に今回の登山口である「夷耶馬農村公園」に到着。
3人のうちの誰の「日頃の行い」がよいのかはわからないが、
いつの間にか、雨は上がり陽も差してきた。ただ、風がとても強い!



9:56 登山開始。



昨日からの雨による滑りと、強風によるバランス確保に注意をしよう!
ちょっとだけ飛び越しからはじまる。


最初はこんな所を登っていく。



私は10年くらい前に登っているが、その時の印象は、「やせ尾根」と鎖場」!
YさんとKさんは初めてのコース。すぐに鎖場が出てくる。



稜線との出会いを少し戻って、最初のピークに立つ。



福岡を出るときの悪天候が嘘のようなよい天気!
ただ、風がとても強い!


向こうには夷耶馬の渓谷が広がっている。



この稜線は修験の道でもある。点々と石仏が祀られている。



石仏が大好きな私としては、ついついカメラを向けてしまう。


そして、やせた稜線が出てきた。



凝灰角礫岩などで形成されてる山々は、耶馬溪の景観を見せてくれる。



急峻な登りには、数多くの鎖が取り付けてある。



登り上がったところには、石仏の鎮座!



そして、鎖場を繰り返す。



そして、今回のメーンの一つである「無明橋」にとうちゃこ!



ちなみに、「心悪しき者」は渡れないという「無明橋」。



Yさんはというと、スムーズに渡れた。
尚かつカッコイイ!


Kさんはというと、



こちらも何の問題もない!



私はというと、
何だかもたついている。


何だか、日頃の行いに自信がないのか一歩一歩がたどたどしい!
「昔の岳人」とは、全く思えない!

自覚がないけど、邪な心を持っているのかも知れないね(笑)(反省!)


この中山仙境の「無明橋」を渡ったことで、少しは、清らかな心に近づいたかも?


また、いつの日かこの「無明橋」を訪れたいものだ。



さぁ、先を急ごう!ここから先は転落事故もあったところ。



ようやく「中山仙境」の最高地点の「高城(たかじょう)」が見えてきた。



風がとても強いので、慎重に、慎重に!



強風の中、やせ尾根を這い上がってようやく「高城」へ!



Yさんも、この山には大満足のようだね!



そして、「高城」(316.9)にも石仏が。
ここの石仏は何故だかお二人様!


所々に、「警告!」の標識が!



風が強いので、足下は乾いてきてるがバランスに気をつける。



石仏と周りの耶馬の景色がとてもマッチしている。



ちょっと寄り道をして、展望台へも立ち寄る。



ここにも石仏が!



名残りの紅葉も残っている!



さぁ、もう少し気をつけて!



稜線最後の石仏へお別れのご挨拶をしてから、



下山途中にある「隠洞」。
ここまで下りてくると、後は安心。


こんな所もあった。



12:55 そして、強風の「中山仙境」を無事に下山。



本当は、2時間ちょっとのコースなのだが、今日は3時間ゆっくりと山歩きを味わった。


駐車場への途中では、「霊仙寺」へも立ち寄った。



どうしても、「狛犬」が気になる。(なんでやねん!)



やっぱし、国東といったら「仁王像」だよね!



そして、今年最後の温泉は、「夷谷温泉」。
ここはとてもお気に入りの温泉でもある。


今年最後なので、ランチは簡単にして夕食を豪華に!の予定だったので、



川中不動で有名な天念寺や



国宝の「富貴寺」にも立ち寄った。



午後4時過ぎの「富貴寺」は、しっとりとして感じが良かった。



国東塔、



石仏なども冬空の下にひっそりと佇んでいた。



そして今年の最後を締めるごちそうはというと、
日出町の「海鮮丼定食」。


帰りは、別府の大分道経由で帰福の途についた。


今年最後の振り返りは、また別に書くことにしているのだが、
どうにか、昨年の捻挫も回復したようだし、例の柿を原因する不調も、
一月以上かかったけど、どうやら峠を越えたようだ。


Yさん、Kさん今年の山登りお疲れさまでした。

「また、登ろうね!」。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無明橋を渡る姿 (へこさん)
2016-12-25 14:04:17
「中山仙境」でしたか!
無事に無明橋を渡り終え、いい登り納めになりましたね。
「無明橋」を渡る姿は刺激的です。一度、チャレンジしたいです(^.^)
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無明橋 (山沢周平)
2016-12-25 20:58:12
へこさん、ありがとうございます。

少し大げさに撮ってますので、実際は拍子抜けかも知れませんね!
ただ、私が渡るときは風が吹いたので、バランスが崩れました。

国東は、昔から温泉も含めて大好きなところです。
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Unknown (うすきハッピーリタイアメント)
2016-12-26 09:43:26
周平さん、おはようございます。
今年の締め括りは中山仙境を楽しまれたご様子。
福岡を出られる時は雨とか。登山開始の時は晴れ間が覗き始めラッキーでしたね。
富貴寺や温泉も堪能され、最後は「海鮮丼定食」で最良な一日となりましたね。
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登り納め (山沢周平)
2016-12-26 20:09:54
うすきさん、お久しぶりです。

本当ならば、鋸山でチャボツメレンゲを見た後に、
中山仙境も登る予定でした。しかし、雨で撃沈でした。
それで、今年の締めを「中山仙境」としました。
来年は、鋸山のイワキリソウも見たいと思ってますので、
また、国東を訪れる予定です。
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