
今、いつもカワセミを見ている室見川に異変が起きている。
異変と言っても、室見川の小田部大橋から橋本橋の間を工事しているのだ。
それは、昨年の7月の豪雨の時に、決壊の危険水位を超えたことにある。
その時の写真。

いつもは穏やかな室見川ではあるが、この時には避難指示も出された。
その結果、昨年末から、川の中に出来ていた中州や砂だまりなどを、
重機を使って浚渫している。

この中州などには、マガモやオオバン、カイツブリなどなど多くの野鳥が住んでいる。
まぁ、水害防止のことなので、仕方がないことではあるが、
室見川を住処としている野鳥にとっては安住の地を失うことに。
いつもは、高いところに止まる「モズ」も砂地にいた。

小田部大橋のところもこんなになっていて、

工事用の暫定の土手の砂地を「オオバン」が歩いている。

そして、辺りを見回すと、

工事用の杭に「jカワセミ」が!

いつもの所が取り除かれているので、

こんな所で獲物を狙っている!
いつもの所がそんなことになっているので、

「モズ」の♀。

もっと上流に行くと、

梅も咲いていたり、

今冬の少雨の影響か極端に少ないダム湖に「カイツブリ」の姿が。

残念ながらヤマセミも現れず!

「カワガラス」がチョットだけ!

また、下流に戻ってきて、

三月末には浚渫工事が終わるようだけれど、

多分、大きく様変わりする室見川では、

こんな「コガモ」や

「バン」なども、その居場所が厳しくなるのだろう。

それでも、多くの人にとっての憩いの場でもあるし、

「アオジ」などもどこかで生きのびていくのだろうね!

そんなことを思いながら夕暮れ時の室見川を後にした。

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