水無の魅惑の花に会いたくて！（今年はとんでもなく美しい！）

３月２７日（火）


２２日の木曜日に、待ちきれなくなって雨の水無を訪れた。

確かにその時には、雨に濡れた蕾だった。
その時に、「もう少し掛かる！」と思った！

ところが、土曜日くらいに「その花が開いた！」。

思わず、「え！」と声を上げたのだった。


この数年、この魅惑の花は欠かさず見に行っている。


そういうことで、仕事の合間を見つけていそいそと日向を越えた！


１３時過ぎに、いつもの所から静かな渓流へと入っていく。



この前と違って、その流れもとっても穏やか……



今日は、気合いを入れてカメラを３台ももって歩いている。

なぜなら、いちいちレンズ交換がめんどしいのと、
もしかすると、「鳥」にも遭遇するかも知れないので！


まぁ、そんなことはどうでもよくて、早速「コチャルメルソウ」。



折角なので、カメラの練習も兼ねながらいろいろ工夫をしてみる。



ロケーションなども考えながら



この写真の中心は左下のところ。



まぁ、あまりたいしたのは撮れなかったので先へと進む。



次の題材は、「今」の山道を飾っている「ユリワサビ」。



白い花なので、背景を黒くなるように。



こちらもイマイチだったかな？



そして、今日の主役の登場だ！



ちょうど満開と言ってもいいだろう！



私とこの魅惑の花との出会いの中で一番の咲きぶりだ！



昨年よりもずいぶんと株数が増えているようだが、



偶々ここで話をした人が言ってたのだが、もう一カ所咲くところがあるという。



もしそれが本当ならば、とてもうれしいことだ。



こんなに美しいこの花を見るのが初めてで



それこそ一心不乱に見つめ続けた！



それはそれは大満足で、先へと進んだ。



次にカメラを向けたのは、今年３回目のこの花！



もう少し終盤かな？と思ってはいたが、



何のなんの、素敵なその姿はまだ健在だった。



時としてこんなのにも



決して同じものはない！



春の水無の定番と言ったらこの「ホソバナコバイモ」だろうね！



少し長くなってきているが、まだまだ先は続く！



ようやく「ニリンソウ」が咲きはじめていた。



まだこれからといった状態ではあるが



「私はやっぱし、ニリンソウ」。（なんのこっちゃ！）



後１０日くらいかな？この沢がニリンソウで覆い尽くされるのは。



ついでと言っては失礼だけれど、
「ヤマルリソウ」にも顔を見せて、


「エイザンスミレ」も咲いていることを見届けて、



でも、まだこれからなんだろうね！



「ヒトリシズカ」も咲きはじめていた。



そしてこの花も五日前に比べると、



本当にきれいな花を増やしていた。



ネ！
、


五日前には全く見かけなかった「ヤマエンゴサク」。



これから見頃を迎える準備をしていた。



さぁ、もう少しだけお付き合いのほどを。



「タチネコノメソウ」もその姿を現しているし、



だいぶ上の方に咲く「イワボタン」までも確認ができて、



来た道を戻り始めた。


山道を下っていると、ウグイスが近くで鳴いた。
慌てて、鳥用カメラを取りだして構えるが、
残念ながら、目では追えるがパチリとまでは行かなかった。


そんなこともあったり、すでに３時半を過ぎて、陽射しが柔らかくなってきた。



再度、「○○アマナ」のところに立ち寄って



「うぅ～ん！」、なんとまぁ美しいのか……



名残りは尽きねど、



まるで「桃源郷」のようなこの沢を後にした。


もう一カ所、この花の群生地に立ち寄ったのだけれど、



水無で時の経つのも忘れて遊びほうけてたので、

４時半を過ぎて、その花びらを閉じてしまっていた。

「二兎を追うもの一兎も得ず」ではなかったけど、

そんなもんだよね、全てが上手くいくことはそんなにあることではない。