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新雪の久住へ (星生の稜線を歩く)

2014年12月08日 | 山登り

 近頃は、あまり山登りに行けてない。年末ともなるといろんな諸用事が重なって、「うぅーん!山に行きたい!」状態が続いていた。

 しかし、幸いにして、久しぶりに山に行けるようになった。


 それで、12月7日に、いつもは1月頃に登ってる久住に行った。

 本当は、国東の「中山仙境」を計画していたのだが、この何日かの寒波で山に雪が降った。
 この寒波なら、「多分久住も多くの積雪が?」と思ってネットで調べると、牧ノ戸のライブカメラには「あたり一面の雪景色!」。

 それで、一緒に行くYさんとKさんにの二人に、「行先を、久住に変えませんか?」とメールすると、お二人ともOK。ということで、久しぶりの「久住がおいらを呼んでいる!」になった。(なんのこっちゃ!)


 久しぶりの山登りなので、興奮しているのか3時過ぎには目が覚めた。
 しかし待ち合わせは、6:10と半なのでのんびりと本などを読んで過ごしてから、5:55に家を出た。

 6:45 太宰府インターから高速に入る。大分道の途中で夜が明けてくる。


 九酔峡のヘアピンカーブを避けて、湯布インター経由で牧ノ戸を目指す。
 やまなみハイウェーは薄っすらと路面を雪が覆っている。慎重に運転し、9時前に長者原に着いた。ここで、牧ノ戸峠までを考えて、チェーンを装着。


 けっこう圧雪状態。


 牧ノ戸の駐車場はほぼ満車状態。考えることは皆同じなんだね!


 10:00 登山開始。


 沓掛の登りはとても感じがいい!


 途中の展望台からは、絶景が! 三俣が美しい!


 遠くに由布岳も見える。


 涌蓋山だって美しい!


 稜線に出るとこれまた別世界!


 いつもの温度計! 果たして正しいのか? -7度を差している。


 沓掛の稜線も絶好調!


 あまりにも景色がいいので、ゆっくりしすぎている感じだが、沓掛でもパチリ。

  
 これから登る星生へのルートが一望できる。


 途中での景色がまたまたいいね!




 星生の分岐を目指して登っていく。全くの雪山モード!





 12:10 分岐に到着。


 ここから阿蘇が良く見えるのだが、今日は噴煙だけが不気味に漂っている。雲と色合いが違う。


 ここで、今から歩く星生の稜線を一望する。やはり、カッコイイね!


星生に取り付くと、星生崎と久住本峰がとってもいい!


 12:25 急登を20分登ると、星生山の頂上に着いた。ただこの時はガスの中。


 頂上で、単独行のおじさんと話す。おじさん曰く「私はこの星生が一番好きです。今日はガスっているけど、本来なら久住のすべてが見渡せるんですよ」。そうだね。同感だ!
 風も強く、おじさんはここから引き返された。私たちも早々に稜線へと向かった。




 と、だんだんとガスが消えていく。


 振り返ると、星生の頂がはっきりと!


 前方には、大パノラマが開けた。


 天狗ヶ城から大船までも。


 こういう時には、やはりポーズだね。


 星生崎と久住本峰を重ねると別の山みたい。


 そうなんだよね!この稜線を歩くことは昔の北アルプスを思い出してしまう。


 うぅーん!心がはじけてしまう。




 星生の稜線の窓もこんな感じに!


 そろそろ星生崎だ。星生の稜線を振り返って。やはりここはいい!


 星生崎でもポーズ!


 できれば「御池」までと思ってはいたが、時間が落ちてきたので、ここでランチ。


 なんだかゴリラのお食事みたいだなぁ。

 ここからは、久住本峰、稲星、天狗ヶ城、中岳、


 少しだけだが、大船も、


 そして、ミヤマキリシマの平治や、三俣も。


 星生も多くの登山客がいる。


 扇ケ鼻も


そして、またまたポーズ!上着と靴が初おろしなもんで。(なんでやねん!)


 16:00 大満足の中、牧ノ戸に戻ってきた。こんなものがお出迎え。


 帰りに、奥黒川温泉の「耕吉の湯」で汗を流して帰路に着いた。


この温泉は私的なランクではベスト5に入る名湯!

 さぁ、後は忘年登山を残すのみだ!どこに行こうか?
 

4 コメント

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素晴らしい! (島崎 二歩)
2014-12-08 20:11:45
空の青、ガスの乳白色、雪の白、木の焦げ茶のコントラストがとても綺麗で素晴らしいと思いました。
シーフードヌードルがとても美味しそうなのもグッド!

地上で見る雪の姿と全く異なる姿が、雪山では見られるのですね。
いつか装備を揃えて、安全第一で雪山に行ってみようと決意しました!
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Unknown (次郎丸・太郎丸)
2014-12-11 00:02:52
楽しく拝見、九州くじゅうで、
このように雪山の醍醐味が
体験できるとはすごいですね。
白い雪と空の青、その青い空に描き出された
きれいなすじ雲、それを捉えた感性と
見事に写したスキルには脱帽です。
次回も楽しみになります。
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お早うございます (延岡の山歩人K)
2014-12-11 07:27:05
星生の岩尾根縦走も素晴らしいかった様ですね
予定を変更してくじゅうの雪山登山、正解でしたね
お疲れ様でした
同じ日に
私は牧ノ戸峠を8時50分に出発して
結氷した御池を歩き中岳頂上までのピストン行程で14時丁度に
牧ノ戸峠着でした。
風も殆どなく登山日和でしたね
お互い、今シーズン初の雪山登山楽しむことが出来て良かったですね

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ありごとうございます。 (山沢周平)
2014-12-13 23:16:29
次郎丸、太郎丸さん、山はいろいろなものを与えてくれますね。
一瞬ともいえる時の流れの中で、そのすべてを味わうことはできませんが、ただ至極のひとときに出会うことができた時は、そのことを素直に受け止めれるよう、心の感性を研いでおかねばいけないですね。
なかなか娑婆の出来事に振り回されて、まだまだ「情けない!」状態を卒業できていません。
今後もよろしくお願いします。
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