南阿蘇の清栄山に登る！（「ダイサギソウ」や「シラヒゲソウ」なども探して！）

今日の月曜日は、福岡では大雨になった。


仕事帰りにちょっとだけ見た室見川は、かなり増水していた。

あの「カワセミ君」はどうしてるか？ちょっと心配である。


といったことは今日の話しに何の関係もないのだが、

いよいよ秋の花シーズン到来といっていいだろう。


ということで、１１日の日曜日に花散策を兼ねて南阿蘇の「清栄山」に登ってきた。

同行の山仲間を拾って、７：００過ぎには高速道に入り、一路熊本へと向かった。


聞くところによると、俵山トンネル経由は今年末までには開通するという。

少しづつではあるが、着実に復興しているようだ。


私たちは、グリンロード南阿蘇を通ったのだが、地蔵峠の先の展望台で休憩。
景色は最高！良い一日となりそうな予感がしてくる。


最初の花は「ヒガンバナ」。
もう咲いてるんだね！


１０：３０　そして、「清栄山」登山口に到着。



「アソノコギリソウ」などを撮ってから、登りはじめた。



最初は、高森峠の方へと歩いてみた。



Ｙさんは、いつものようにとても元気！



仕事も順調にいっているようだね。



この稜線からは、祖母山系が間近に見える。



青い花がたくさん咲いている。どうも「クサフジ」のようだ。



３０分ほどで引き返し、「清栄山」に向けて登りはじめた。



これが最初から結構きつい登り。



すぐに息が上がるが、「蝶」が気持ちを和らげてくれる。






写真を撮りながらでも、３０分ほどで「清栄山」に到着。



「祖母山」がはっきりと見えた。



と、ここで、Ｙさんが「これじゃ、ただの花散策になってしまう！」。

「まさか、これまでということはないよね！」。

「あそこまで行きましょう！」。と宣う。


けっこう距離があるんじゃないの！



私的には、景色はとってもいいのだからここらでもいいかな、と思ったけど、



何も言えずに、黙々と歩くしかなかった。
そして、どうにか「宮地嶽」到着！


ここで、今日の豪華「おやつ」。
いつもリンゴはＹさんが持参。


「宮地嶽」からも、見晴らしがとても良かった。
根子岳の崩落後も痛々しい！


南阿蘇の平地を仲良く眺めるおじさん二人……。
君たち何を思う！


さあ、急いで戻ろう。高森の豪華ランチタイムが過ぎてしまう。



登りでは気づかなかった「ツルニンジン」。
花開く直前。


やはり、この花を見かけるとパチリとしてしまう。



はたまた登りでは気づかなかった「山の神」もあった。

今後の山登りの安全を祈願。


この花は？　多分「クルマバナ」かな。



「サイヨウシャジン」も多く咲いていた。



阿蘇の赤牛のステーキを食べさせてくれる店に行くと、「待ち時間が１時間」だとさ！

なので、急遽別の店に向かった。

途中で「キバナツリフネ」や



「ハガクレツリフネ」。



あるいは「ツクシフウロ」、



「イヨフウロ」などを撮りながら



やっと、２時過ぎに「豪華ランチ」にありついた。



その店先の「ヒガンバナ」。



大満足のランチの後は、「上色見熊野座神社」に立ち寄った。



いつものように駆け上がるように先へと進むＹさん。



そんなに急いでどこへ行く！



あそこが、パワースポットといわれるところのようだ。



などと観光をしていると段々と時間がおちてきた。

まだまだ行くところがあるんだよね！急いで阿蘇高原の途或ところへと向かった。


そこでは、いろんな花が待っててくれた。「タムラソウ」。



「サワギキョウ」も美しい！



そしてそこには、今年初見の「アケボノソウ」が数多く咲いていた。



やはりこの花を見れるとうれしいね！



これは「ハバヤマボクチ」。



そして、タデ原湿原でもよく見る「シラヒゲソウ」。



この花もとても美しい！



この花は？「カセンソウ」かな。



「クズ」の花も至る所で。



そしてこれも初見の「ヒメノボタン」。



何だろうと調べたのだけど、正しいかな？



「ネコハギ」？



最後に、今日一番の目的の花が待っていてくれた。



とてもあこがれていた「ダイサギソウ」。



この花は、それこそ途或ところでひっそりと咲いていた。



阿蘇の草原は素晴らしいね！



まだまだ知らない奥の深さをもっている！



本当に驚きだった！



こんな花がこの地にまだあるなんて！



本当に、大感動の南阿蘇遠征だった。

何にも変えられぬ幸福感を抱きながら福岡への帰路についた。