何年になるだろう?この花に魅せられてから!
近頃は、毎年5月半ばになると何だか落ちつかなくなってくる。
「もう、咲いてるのでは?」ととても気になってくる。
そう、この花とは、幻の花ともいわれている「クマガイソウ」。
そういうわけで、今年もいつもの山仲間と出かけることに!
家を6時前に出て、45分には太宰府から高速にのった。
この頃は、夜が明けるのが早くなってきた。
8時半には、湯布院近くの途或森へと歩きはじめた。
今日は、これまでの所と違う場所を目指している。
踏み後もあまりないところを登っていく!
そうしていると、左手前方にこの花が!
取りあえず、「エビネだ!」と感動!
そして、さらに進んでいくと、小さな小さなこの花も!
「ギンラン」だね!
こちらは「ワチガイソウ」!
そんなんで喜んでいると、予定の所とは違うところで、
Yさんが何も言わずに手招きをした。
近くまで寄ってみると、なんと!「クマガイソウ」でした!
一つだけぽつんと咲いていた。
それで喜んでいたら、続けてこの花も!
先週、雨の英彦山で見ることができた「サルメンエビネ」。
8株ほどの群生だった。
少し終盤を迎えているが、まだまだ十分に美しい!
そして息つく暇もなく、「クマガイソウ」が咲くその地が現れた!
昨年は、残念ながら見ることができなかったので、
2年ぶりの再会だね!
私がこれまでみていた所よりは広範囲に株が広がっていた。
これは花が開いた直後かな?
今から咲く蕾もある。
これからも、この地でずっとずっと咲き続けて欲しい!
この群生地の近くでもきれいな「エビネ」も見かけた。
何ともいい香りがする「エビネ」だった。
この地でだいぶ時間を過ごしたので、
また来年だね!
とご挨拶をしながらこの地を後にした。
この森を下りて行く時にも「ヒトリシズカ」を見かけたり。
きれいな「ヤマシャクヤク」や
この黄色の花は? ※キジムシロかな?
「ユキザサ」にも見とれながら、次の久住へと向かった。
15時過ぎに、吉部から「暮雨の滝(くれさめ)」を目指した。
久しぶりに来たので、少し時間を甘く見ていた。
が、しかし「サバノオ」は終わっているね!と思っていたら、
この一輪だけが残っていてくれた。
今の時期「ホウチャクソウ」はどこででも
そして「ニリンソウ」がまだきれいに咲いていた。
この花は?「あなたはだあれ?」
だんだん夕闇がせまってきたが、
「チゴユリ」はどうにか判別!
そして、やっと「暮雨の滝」にとうちゃこ!
ちょっとYさんにどいてもらって
この滝を撮るためだけにここまで50分もかけて登ってきた。
先行していたKさんは、下りてくる人から「今から、どちらまで?」と、
優しく声をかけてもらったそうだ。皆さん、良い人ばかりだね!
最後に、滝の周辺で「ユキザサ」や
「チゴユリ」
「オウギカズラ」などを撮って
帰りに、「馬子草(まごそ)温泉きずな」で、ゆっくりと汗を流し、
一路福岡を目指した。皆さん!お疲れさまでした!また行こうね!
多くの山野草に出会えて
よかったですね。
山歩きは
かく、ありたい。
東北か北海道に、もしくは植物園に行かないと見られないお花と今まで思っていました。
エビネも見られ、まるで秘密の花園?!ですね~。
うらやましいなぁ~。私もいつか秘密の花園覗いてみたい、、、、。まだまだ修行足らないかな~。
九州では、今の季節、山は花盛りです。
だから、本当に目移りがします。
そちらでは「ギンラン」は、今からなのでしょうね?
私も東北の山があこがれです。
自生地は、それこそ極限られたところしかありません。
私は、幸運にもその地を知ることが出来ました。
そして、その地はまさに秘密の花園です。
山を愛す、花を愛す、そして人を愛する者にしか
その扉は開かないのかも知れませんね。
時間と花を見ますと微妙にすれちがっているようですね。私どもは近くのピークによって下山いたしましたのでそのあたりですれちがっていたのかもしれません。
しかし私たちより多くのクマガイソウやエビネに出会われたようで流石ですね。
写真もとてもきれいで、クマガイソウもきっと喜んでいると思います。
そうですね!すれ違ってますね。
出来れば、「久しぶりですね!」とあいさつが出来れば良かったです。
ただ、別の方と良い出会いもありました。
国東の3人で、山と花に詳しく、とても楽しく話せました。
山で良い花に出会い、また良い人に出会う。
とっても素敵な1日になりました。
私も大体の場所を教えてもらったので今年は探しに行こうと思っていたんですが、スケジュールが合わなくて断念です。
夏頃には暮雨の滝方面のタマガワホトトギスを見に行く予定です。
滝の写真も素敵ですね(^○^)
クマガイソウは、やはり最高に素敵です。
昨年は、地震の影響で見られませんでしたが、
やはり良いものです。
夏にはタマガワホトトギスが見れるんですね。
また、滝まで懸命に登りたくなりますね!