
21日の土曜日に、地域の行事で「飯盛山~叶ヶ嶽縦走」を歩いた。
飯盛山は、福岡市の西区にあり、標高は382メートルで、
どこから見てもわかるような「名前のとおりのお椀の形をした山である。

そして、飯盛山から北にある叶ヶ嶽までは快適な縦走を楽しむことができる。
近頃の小学校や中学校では、あまり鍛錬遠足というのがないようで、
私の関わっている校区では、年に一度「ふるさとの山を登ろう!」と、
小中学校の希望者と一緒に山登りを行っている。
昨年の参加者は、35名ほどだったのだが、今年はというと、
4年生以上の小学生が30名、中学生が39名、引率のスタッフなどが13名。
総勢82名の大行軍となった。
曇り空ではあったが、天候にも恵まれて絶好の山日和である。
10:10 参加者の出欠確認や準備体操の後、中学校を出発。

約20分をかけて、飯盛山登山口をめざす。

10:30 飯盛神社に到着。

早速登山開始。

総勢80名余りの大人数なので、先頭は全く見えない。

晩秋の登山路は結構素敵な雰囲気を醸し出している。


今日登るコースは、イチョウの森からカブトムシの森を経由して頂上へと登る。

小学生から登って、中学生が続く。

遠くには、背振も見えている。

頂上直下は、かなりの急登。「がんばって!」との子ども達の声も聞こえる。

11:30 「飯盛山」登頂。頂上からの展望は良くはないが、「油山」方面や、

福岡市内が木々の間で見ることができる。
今年は、福岡ドームには7回しか行けなかった。

12:00 頂上で昼食を食べて後、いよいよ「叶ヶ嶽」に向けて縦走開始。

落ち着いた木々の感じがとてもいい!

12:17 西部霊園への分岐。何かあったときのエスケープルートでもある。

最後尾の私の前には、どこまでも元気な中学生!

途中の急登も「スタコラサ!」と登っていく。

縦走路の所々には展望が開けたところもある。

今さっきランチをとった飯盛山頂上も見える。

そして、左手に「雷山」や糸島平野が見えてきた。

13:05 この縦走路で一番高い「高地山」を通過。

ここから下りながら「叶ヶ嶽」をめざす。


頭上の「藪ツバキ」が、気持ちを和ませてくれる。

途中の「ミニ観音様」に登山道中の安全を祈願する。

そして最後の坂を登れば、

13:40 「叶ヶ嶽」頂上に到着。

小休止の後、下山開始。ここは綱が張ってあったり、梯子も一ヶ所あるので慎重に下る。

これまで歩いてきた「飯盛山から叶ヶ嶽」の稜線が一望できる。

いつもの年なら、今はきれいな紅葉もあるけども、今年はあまり良くなかった。

でもいい汗をかきながらの山歩きを楽しめた。

下山路の「ワンワンコース」の五合目まで下りてきた。

14:40 「叶ヶ嶽」登山口の生松台中央公園に到着。

解散地の中学校まで戻っていく。

15:05 中学校に無事到着。
小学生が言っていた。「楽しかったのでまた来年も参加したい!」と。
途中で、暖かく道を譲っていただいた登山者の皆さんありがとうございました。
また、参加した小中学生の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
今年は、参加者が多くて大いに盛り上がりましたね。
子ども達も大人になってから、ふるさとの山を歩いたことを思い出して、懐かしさを感じてくれると良いのですが。
また、近場での山に登りましょう!
元気な子どもたちの姿もですが、引率の先生が飯盛山からの縦走路を振り返って嬉しそうだったのがとても印象に残ってます。
次回も参加しますので、またお誘いください!!