山心 花心 湯心

山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

晴れの日には、天山テラスでランチを!(「センブリ」が咲いてるよ!「ムラサキセンブリ」も!)

2016年09月23日 | 山登り


朝起きると、久しぶりに晴れ渡っていた。「良い天気だ!」。


そして、今日の仕事は夕刻近くから!

ならば、ならば、「行かずばなるまい!」。(どこへ?)

「も~ちろん!!天山!」。(なんのこっちゃ!)


雨にぬれた登山口から、逃げるように引き返してきたのは、20日の火曜日だった。

私の辞書に引き返すという言葉はないはずなのだったけれど、……?

こんなに天気が良くて時間があれば、当然、「天山がオイラを呼んでいる!」となってしまう。


ということで、三瀬で昼飯をゲットしてから、一路「天川登山口」へと向かった。

雲は多めだけど、とてもいい天気!



「天川登山口」周辺から、頂上への登山路の大がかりな草刈りが行われていた。

横を通りながら「お疲れさまです。」と、声をかけながらすれ違ったのだけど、

「これであのアケボノソウの群落もなくなってしまうかな?」と、頭をよぎる。

まぁ、それも仕方がないことではあるね!
「ヒメアザミ」がお出迎え!

急いで登ってきたので、20分足らずで頂上が見えてきた。



そして、今日の「天山頂上」。



「雨山」もはっきりと見える。



今日は時間があまりないので、早速、稜線の花散策へ!
「ウメバチソウ」は2輪だけになっていた。


「マツムシソウ」は数は少なくなっているけど、まだまだきれい!



そして、「キュウシュウコゴメグサ」はしっかり残っていた。



稜線を歩きはじめてすぐに、七曲峠の方から歩いてこられた人から声をかけられた。

この「天山」で何度かお会いしている「唐津のTさん」だった。

しばらく花談義をしてから、「それではまた」とお別れして先へと進んだ。


そして、この花のところまで来たのだが、いつも不思議に思うけど、なんでこの一株だけなんだろうか?
「ホソバノヤマハハコ」。


そして今日の目的の一つである「タンナトリカブト」。



何だかとても「妖艶」てな感じがするけど?



稜線であった登山者が言ってたけど、どうも「トリカブト」が少なくなっているそうだ。



タワーのような「アキノキリンソウ」。



そして、やっぱり「天山」の稜線にはこの花だよね!



この花はどうしても見たい花!そう!「愛しのツルリン」。
この花は何が何でも探し出すことにしている。


いつも見てるブログ情報で咲いてるのはわかっているが、いろいろと探してみた。
今年初めての「センブリ」


最初は小さな株だったが、



咲いてる、咲いてる! 心ウキウキてな感じ!

これが全開ならば、すごいよね!


なんて思っていると、さらに!



次から次へと、「こっちだよ!」と、呼びかけてくる。



「天山」でこんな大きな株見たことあったかな?



そして極めつけがこの「センブリ」!

今まで見た中で一番の大株かな?


「やっぱり、来て良かった!」。と満足の中での、今日の「豪華ランチ」。
やっぱし、「メロンパン」付き!


天気が良かったので、結構多くの人がこの稜線を歩いていた。



そろそろ時間が迫ってきたので、帰ろうとしたその時、



なんと!花束みたいな「リンドウ」が目に飛び込んできた。

是非受け取って欲しい!そう「あなた」へ!


なんて気恥ずかしいことはおいといて、稜線上のある木に「蝶」や「蜂」が群がっていた。



こちらは、何だったかな?「蛾」の仲間。



と、さらに時間がなくなってきたので、急いで下山しよう!



ちょっと待ってください。「忘れてはしませんか?」。

そうでした。今日の一番の花を!



少ない時間で探しだしました。



やはり、「天山」にはこの花が一番似合う!



他にも咲いているとは思うが、私の前に現れたのはこの一株だけだった。

あと1週間、否、2週間後には多くの「ムラサキセンブリ」が咲き誇るだろう。

その時に、また再度「天山」を訪れたいと思っている。


登山口へと下りている時に、登ってきた人から声をかけられた。

「山心、湯心というブログの人ですか?」と。

「ええ!そうです。」と答えて、少しだけではあったけど、「花の話ができた」。

「そのうち、またどこかのお山でお会いしましょう!」。


それから登山口まで戻って、この花と、



この花にだけは、ご挨拶をして帰路についた。



とてもよい山登りとなったけど、次回は友達と登ることにしているので、

そろそろ日程調整をしないといけないな!



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