今日から、数回をかけて「登ったつもりの飯豊連峰」をお届けする。
この6年間ほど、私たちの山グループでは夏山遠征に取り組んでいる。
中央アルプスの木曽駒ヶ岳、北アルプスの西穂高岳、南アルプスの北岳、
それから、白山や大台ヶ原などなど。
しかし、私は昨年の赤石・荒川三山を、急な入院のため断念、
今年も、家庭の諸事情のため参加できなかった。
昨年の「赤石・荒川三山」は登ったつもりシリーズでアップをした。
今年は、いつもの山仲間のAさんとKさんが「飯豊連峰」に登ってきた。
本当ならば、Yさんも参加予定であったが、突然の急病のため不参加に。
うぅーん!何だか、みんな歳をとってきているということなんだろうね!
その後、無事に山行を終えたAさんとKさんから写真データが届いたので、
今回も、できるだけ登ったつもりで「飯豊連峰の登山記」をお届けしたい。
7月25日の8時福岡空港を新潟に向けて出発。
なんと!プロペラ機なんだね!
新潟空港に着いてから、レンタカーを走らせて、民宿大坂屋に着く。
14:30について夕食までの間ゆっくりと休息の時間をとった。
この日の宿泊者は、Aさん、Kさんと神奈川から来たというTさんの3名。
そして、今日の夕食。山菜料理が盛り沢山でとても美味しかった。
古びた民宿の割には(と言っては失礼だが)、なかなかのご馳走だった。
そして、明くる7月26日の早朝5時少し前。
同宿の厚木から来られたTさんも同じコースということで、一緒に行くことになった。
早めの朝食を済ませてから、
今回の登山口の「弥平四郎」へと車を走らせた。
途中で登山届けのボックスがあったので、車を止めて一応投函したのだが
実際の「弥平四郎登山口」にも、登山届けのボックスがあった。
6:16 登山開始
こんな橋を渡りながら先へと進んでいく。
そうすると、早速「タマガワホトトギス」がお出迎え。
稜線までは、3時間あまり黙々と登り上がる。
それでも、途中では「センジュガンピ」や
「アサギマダラ」などを愛でながら
「エゾシオガマ」を愛でながら
10:52 疣岩山(いぼいわやま)にとうちゃこ!
今日の目的地の切合小屋までは、まだまだ先が長い。
「ミヤマカラマツ」なども見ながら
「ウメバチソウ」は今からのようだ。
稜線に上がっても、雲が流れるイマイチの天気!
でも、「ゴゼンタチバナ」や
「ヤマサギソウ」?などもみっけ!
まだまだ先は長いね!
そうこうしていると、「ウラジロヨウラク」かな?
12:00 やっとこさで三国小屋にとうちゃこ!
ここで、大坂屋で作ってもらったお弁当を食べる。
今日の目的の切合小屋までは、あと3キロ。
13:00 お腹一杯になったところでさぁ今少しがんばろう。
三国小屋を出るとすぐに岩場が出てくる。
これは、「ミヤマホツツジ」でいいのかな?
がんばって歩いて行くと、こんな絶景ポイントも出てくる!
この花は?
こちらは、「ヤマハハコ」だね!
そして、取りあえず「ハクサンシャジン」ということに!
だいぶ高度を上げてきたので見晴らしがとてもよくなってきた。
切合小屋まで、あと1キロ地点。
「ニッコウキスゲ」も咲いている!
そして、Aさんが会いたかった花の一つが出てきた。
う~ん!きれいだね!「ヒメサユリ」!
さすが、花の名山といわれるだけのことはある!
「ウサギギク」。
そして、この花は「シラネアオイ」でいいのかな?
次から次へと……
「ミヤマコゴメグサ」
「マツムシソウ」も青空に映えている!
種蒔山を過ぎると景色も変わってくる。
「チングルマ」に出会うのはどこの山以来かな?
7月の下旬で、雪渓は多いのかどうか?
15:00 ようやく切合小屋が見えてきた。
そして、長かった1日目をどうにか無事に登り切った。
ここでは、晩飯を用意してくれる。それがこちら!
肉は入っていないけれどとても美味しい!
明日もここに宿泊予定なので、同じものを食することになる。
この日の終わりに、明日登る「飯豊山」の夕景をパチリとして、眠りについた。
次回へと続く。
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