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登ったつもりの「飯豊連峰」(花の名山を歩く!)-その1-

2018年08月17日 | 登ったつもり


今日から、数回をかけて「登ったつもりの飯豊連峰」をお届けする。


この6年間ほど、私たちの山グループでは夏山遠征に取り組んでいる。

中央アルプスの木曽駒ヶ岳、北アルプスの西穂高岳、南アルプスの北岳、

それから、白山や大台ヶ原などなど。


しかし、私は昨年の赤石・荒川三山を、急な入院のため断念、

今年も、家庭の諸事情のため参加できなかった。


昨年の「赤石・荒川三山」は登ったつもりシリーズでアップをした。

今年は、いつもの山仲間のAさんとKさんが「飯豊連峰」に登ってきた。

本当ならば、Yさんも参加予定であったが、突然の急病のため不参加に。

うぅーん!何だか、みんな歳をとってきているということなんだろうね!


その後、無事に山行を終えたAさんとKさんから写真データが届いたので、

今回も、できるだけ登ったつもりで「飯豊連峰の登山記」をお届けしたい。



7月25日の8時福岡空港を新潟に向けて出発。



なんと!プロペラ機なんだね!



新潟空港に着いてから、レンタカーを走らせて、民宿大坂屋に着く。



14:30について夕食までの間ゆっくりと休息の時間をとった。

この日の宿泊者は、Aさん、Kさんと神奈川から来たというTさんの3名。


そして、今日の夕食。山菜料理が盛り沢山でとても美味しかった。


古びた民宿の割には(と言っては失礼だが)、なかなかのご馳走だった。



そして、明くる7月26日の早朝5時少し前。


同宿の厚木から来られたTさんも同じコースということで、一緒に行くことになった。


早めの朝食を済ませてから、



今回の登山口の「弥平四郎」へと車を走らせた。


途中で登山届けのボックスがあったので、車を止めて一応投函したのだが


実際の「弥平四郎登山口」にも、登山届けのボックスがあった。



6:16 登山開始



こんな橋を渡りながら先へと進んでいく。



そうすると、早速「タマガワホトトギス」がお出迎え。






稜線までは、3時間あまり黙々と登り上がる。



それでも、途中では「センジュガンピ」や



「アサギマダラ」などを愛でながら



「エゾシオガマ」を愛でながら



10:52 疣岩山(いぼいわやま)にとうちゃこ!



今日の目的地の切合小屋までは、まだまだ先が長い。


「ミヤマカラマツ」なども見ながら



「ウメバチソウ」は今からのようだ。



稜線に上がっても、雲が流れるイマイチの天気!



でも、「ゴゼンタチバナ」や



「ヤマサギソウ」?などもみっけ!



まだまだ先は長いね!



そうこうしていると、「ウラジロヨウラク」かな?



12:00 やっとこさで三国小屋にとうちゃこ!



ここで、大坂屋で作ってもらったお弁当を食べる。



今日の目的の切合小屋までは、あと3キロ。



13:00 お腹一杯になったところでさぁ今少しがんばろう。



三国小屋を出るとすぐに岩場が出てくる。



これは、「ミヤマホツツジ」でいいのかな?



がんばって歩いて行くと、こんな絶景ポイントも出てくる!



この花は?



こちらは、「ヤマハハコ」だね!



そして、取りあえず「ハクサンシャジン」ということに!



だいぶ高度を上げてきたので見晴らしがとてもよくなってきた。



切合小屋まで、あと1キロ地点。



「ニッコウキスゲ」も咲いている!



そして、Aさんが会いたかった花の一つが出てきた。



う~ん!きれいだね!「ヒメサユリ」!



さすが、花の名山といわれるだけのことはある!
「ウサギギク」。


そして、この花は「シラネアオイ」でいいのかな?



次から次へと……
「ミヤマコゴメグサ」


「マツムシソウ」も青空に映えている!



種蒔山を過ぎると景色も変わってくる。



「チングルマ」に出会うのはどこの山以来かな?



7月の下旬で、雪渓は多いのかどうか?



15:00 ようやく切合小屋が見えてきた。



そして、長かった1日目をどうにか無事に登り切った。



ここでは、晩飯を用意してくれる。それがこちら!
肉は入っていないけれどとても美味しい!


明日もここに宿泊予定なので、同じものを食することになる。


この日の終わりに、明日登る「飯豊山」の夕景をパチリとして、眠りについた。



次回へと続く。






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