
「鳥」が写せる超望遠のコンデジを手に入れてから、ちょうど2年余り。
これまでは、いつもの「室見川」を中心に「カワセミ」などを撮ってきた。
それでも、たまには今津での大好きな「クロツラヘラサギ」や、
別の所でも「オシドリ」や「セイタカシギ」などにも出会ってきた。
そうすると、少しだけ欲が出てきて、いくつかの「鳥」を撮りたくなってきた。
そんなに威張って言えるほどの写真技量もカメラやレンズもないのだけど、
どうにかして、出会いたいという思いが募ってきた鳥がいくつかいる。
なかでも、「オオルリ」と「ヤマセミ」はとても会いたい「鳥」である。
特に「ヤマセミ」は、1年くらい前からいろいろと情報を集めていた。
しかし、案の定ネット上では稀少植物と同じく出現場所は隠されている。
昨年の秋、作礼山のキャンプ場近くで出会った小郡の人からは、
「「カワセミ」と違って、「ヤマセミ」は流れがないところには出ない!」とか、
佐賀大和で出会った野鳥の会の人の「あるダムサイトの道路脇」とか、
また、近頃では古くからの友人が有力情報を寄せてくれたりしていた。
そして、とうとうその時がやってきた。
先週の土曜日、三瀬峠を越えて「オシドリ」を見に行った。
今シーズンも何度か見ているが、遠くて良く撮れなかったので再度の挑戦である。
佐賀に入ってから、急いで「オシドリ」の観察ポイントへと向かった。

早速、いつもにもまして数が多い「オシドリ」の群れに遭遇!
心の中で、「ヤッター!」と叫ぶ!

そうしないと、とても臆病な「オシドリ」がこの場を立ち去ってしまう。

小雨模様の中、鮮明ではないが、

これほどのチャンスはあまりない!

望遠を最大に効かしてシャッターを切る!

「おしどり夫婦」と代名詞のように言われるけど、実際は違っているそうだ。
まぁ、そんなことは人間がかってに言ってることなので、

「オシドリ」さん達には何の責任もないのは当たり前だけど、

こうして見ていると、本当につがいは仲良しのようだね!

ただ、「♂」の方が美しいのは何らかの意味を持っているのだろうか?

この日は、これまでで一番じっくりと見ることができた。

今年の「鳥見」の中では最高の一日になったと思った!

近くで、「ジョウビタキ」の後ろ姿や

桜の枝に止まった「シジュウカラ」なども

そんなこんなでとても満足をして、福岡への帰路についた。
福岡に向かう車の中で、ふと頭によぎった。
「「ヤマセミ」の所にも寄ってみようかな?」と!
そこは、これまでにも十数回訪れたところ。すべて空振りだった!
なので、余り期待もせずに、それこそ軽い気持ちで、チョットだけ覗いてみるかな?
そんな程度だった。そしてその場所について、
「やっぱり、そんな甘くはないよね!」などと思いながら先へと進んだ!
そうすると、遠くのサクラの枝に何かいる。「うん?」「あれは?」

何か白っぽいのが木の枝にはっきりと見えた!

「え!もしかしたら!」

「間違いない!」

ちょっと同じような写真が続くけど

あまりのうれしさに、何回もシャッタ-を押したものだから!

少しずつ動いているのを何枚も撮ってしまった、

やはり遠かったので、鮮明な写真とはいかないが「良し!」としよう。

もう少しだけ、近づいて撮ろうととしたその時、すーと飛び立った!
こうして、思いもかけぬ初めての「ヤマセミ」との出会いが終わった。
気合いを込めて探しに行く時には会えず、お気楽の時に「会う!」。
そんなもんかも知れない、人生と同じようなもんだ。(ほんまかいな!)
この次に会えるのは、果たしていつになることやら?
私のコンデジは、断崖に咲いてる自生の「クロカミラン」を撮るために手に入れたものです。
それが今では、「鳥」専用になっています。
このカメラを手に入れてから、私の「鳥見」がはじまりました。
あまりにも遠くが撮れるので、ついついその道へ脱線した次第です。
ただ、基本は「山登り」と「花あるき」なので、「鳥」は、豪華な付録みたいなものです。(笑)
近頃では、「飛翔」を良く捉えられていますね!
私にとっても「カワセミ」は特別な存在ですが、
今回の「ヤマセミ」は、それこそあこがれの存在でした。
カメラで追いながら、もう少し上手くとも思いましたが、
あまり欲張りすぎてもと、今回はこれで「良し!」としました。
そう、言われるように会いたい時には会えず!そうでもない時にバッタリと!何ですね。
2月5日は、私にも記念日となりました。
あの、よく新聞広告などでやっている、50倍なんとか
と言うものでしょうか。
よく捉えていますよね。
動く野鳥は自分は苦手ですが 辛抱と習性を知ると
それなりにとかは聞きますが・・・
カワセミは見たことありますが ヤマセミはどこに
いるかさえ知りません
一度お目にかかりたいですが。
私もオシドリもヤマセミも憧れの存在です
なかなか出会うことはできません
オシドリは見当を付けて何度も行ってみますがいないのです(場所が違うのでしょう)
ヤマセミはむつかしいのであきらめています
でも行ってみたいですね