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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

白岩山の帰りに「シノノメソウ」を見に行く!(ついでに、白水の滝も!)

2019年09月19日 | 花あるき

-9月14日(土)-

霧に包まれた白岩山で花々を楽しんだが、雨が降りはじめたので、
予定を変更して、早めに下山した。ということは、少し時間が出来たということ。

そこで、どうするかを考えた?
先日、南阿蘇にダイサギソウを見にいた折、諦めていた花があった。

それは、この3年続けて見に行っている「シノノメソウ」!

五ヶ瀬まで来ているのだから、少しだけ遠回りではあるが、行けないことはない。


ということで、14:00にはゴボウ畑を出発し、緩木山の麓を目指した。

ナビを頼りに行ったんだけれど、思ったよりは時間がかかり、
結局のところ、15:15にその地へとたどり着いた。


まずは、あたり一面の「マツカゼソウ」の群落!



ごあいさつ程度にカメラを向けてみる!



ところが、昨年「シノノメソウ」が咲いてたところを覗くが、全くない!
「え!そんな馬鹿な?」と、周辺を探していると、

「あった!」とのAさんの声!さすがAさん、花目があるんだよね!


一つ見つけると、そこそこ株があったので、



少し終盤気味ではあるが、



今年も「シノノメソウ」を見れて本当にうれしい!



来年こそは、その輝きが一番の時にね!



近くには、こんな花も、
何だったか?


こっちは、「シュウブンソウ」だよね!



そうしていると、北九州から来たという人とお話をした。
やはり「シノノメソウ」を探しに来たという。
それで、「シデシャジン」は見かけませんでしたか?と聞くと、

「陽目(ひなため)の里で一株見ましたよ」との返事が。
「そうなんですね」と聞き流した。それが、それが、後で大変悔やむことに!


そして、4年ほど前にこの地でもシデシャジンを見たのを思いだして、
1キロぐらいを懸命に探してみたが、全く見当たらず!

あきらめて、帰ることにして、高森方面へと向かった。

しばらく走っていると、突然目の前に「陽目の里」の看板が出てきた。


何々、これほど近くだったとは、ここには「シデシャジン」があるという!
ならば、ならば、温泉の時間をあきらめても立ち寄らなければならない。


ということで、「陽目の里」に立ち寄った。

しかし、どこに咲いてたかを聞き逃している。懸命に探した。


まずは、「ミゾホオズキ」が、



「キツリフネ」なんかも現れるが、



中々、シデシャジンが見つからない!
「滝」が出てきた。


「滝」もなかなかの美形だね!



そうすると、ここでもう一つ期待していた「アケボノシュスラン」をみっけ!



Mさんが撮れば、

やっぱし良いね!


そして、ここのメーンの「白水の滝」が!



シデちゃんの段じゃなくて、記念撮影を。

「白水の滝」は迫力満点!


その隣の滝も、パチリ!



暗くなりかけてはいるが、



Mさんの写真の技が素晴らしい!


パノラマでも撮れてしまうんだよね!


といったことで、思いもかけずに大喜びだったんだけれど、
600㍍ほどの行き帰り、懸命にシデちゃんを探してはみたが、
私たち4人の眼には、ついに飛び込んではくれなかった。

「シデシャジンは遠くになりにける!」という結末になってしまった。

来年こそは、どこかでシデシャジンにめぐり会いますように!

と願いながら、高森から俵山を通って福岡に帰ってきた。





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