月(月齢10.2)
画像①ASIVideoStackで500frames50%スタック
今日は月を撮れそうな天気に喜ぶ。
画像②
画像③
取りあえず1枚、SharpCapでスナップショットを撮る。本番は暗くなってから、
画像④SharpCapProによるスナップショット
雲行き怪しくなってきた。待機・・・
画像⑤
本日のベランダは月をメインに、あわよくば土星のファーストショットを狙い。赤道儀化AZ-GTiはメダカ部屋にセット(月が南天にいる関係で、南天のDeepsky観望はあきらめ)。
午後5時過ぎ、月が昇る(画像②)。VirtuosoGTiに130PDS天体望遠鏡をセットして、取りあえずスナップショットを撮り、暗くなるのを待つ。
待つ間にあれよあれよで空は雲に覆われる。1時間ほど待つと雲の切れ間に月が見える。月が雲の切れ間に入るのを狙い。5本ほど500framesのAVIビデオファイルを撮る。
メダカ部屋周辺の空は、雲に覆われている。
待つ間に月の画像処理・・・JUNZOさんの本(資料5)では天体写真・画像は撮影50%画像処理50%との記述が見られるが、それを実感した一夜となった。難しい。
解像度を出すと月の輪郭わからなくなる。輪郭をはっきりさせると画像がぼける。できたと思っても、Blogにアップするとパソコン画面と大きく違う。色々試行錯誤、最終的にはASIVideoStackで作成したFitsファイルをステライメージLiteで『白飛び(デジタル現像)』処理を中心に画像調整して、今回の完成とした。
(覚書)
第2部は、土星。SKYMAX127天体望遠鏡に載せ替え、2倍バレーロンズをつけて撮影。
導入ピント合わせに1時間半、2本の500framesAVIファイルを得る。それを再生してまたビックリ・・・
画面、真っ黒だった。(資料6~p39『露出アンダー』黒つぶれ、P47)
よく見ると、かすかに光が
ASIVideoStackをかけると、一応土星の姿が・・・
木星・火星につづき3つめのお蔵入り画像を撮ってしまった・・・
本当に不器用な私・・・(^^; 精進あるのみ。
画像⑥iステラHD(プラネタリウムアプリ)による観望位置。今日の月はいて座に
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)2023年8月31日 スーパームーン~AstroArts
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
撮影データ画像①④
2023年8月27日画像④午後6時頃、画像①午後7時30分頃
ベランダ観測所
月(月齢10.2)
130PDS+ASI585MC+VirtuosoGTi+UV IR-Cutフィルター+NDフィルター+SharpcapPro4.0
Raw8、①Area1980×2160、④Area2880x2160、Gain=252(M)、Exposure=8ms×500frames、画像①39.8℃、画像④33.8℃
ホワイトバランス等(AUTO)、AVIファイル保存。SnapShot撮影。
ASIVideoStackでスタック処理(50%)。
ステライメージLiteで『白飛び』処理を中心に画像調整、Jpeg保存
Microsoftフォトでトリミング。
花子フォトレタッチにより縮小。
画像①④以外はiPhoneSEで撮影(画像⑥はiPad mini6でスクショ)。