よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
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天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録045(おとめ座 M61渦巻銀河)

2023-05-03 06:00:00 | M天体

おとめ座 M61渦巻銀河

画像①(画像④の該当部分トリミング・色強調)

フェイスオン(正面向き)の渦巻銀河。

15秒×20framesで、5分のpngファイルを2枚作成。ステライメージLiteで、コンポジットしたが、うまくできなかった。5分露出での1枚のfitsファイルからの画像となった。Astapの自動色補正優秀。見事に銀河を浮かび上がらせてくれた。

うみへび座のM83 を小さく暗くした感じらしい。中西さんの本で見比べると確かに似ている。M83は7.5等の明るさ。こちらは9.3等となる。渦巻腕が若干見えているような見えていないような。うみへび座M83を是非とも見ないといけませんな。

と思いながら、Wikipedia でM61を確認すると、2015年までに7個の超新星が観測されているという。その1つは日本人のアマチュア天文家の発見とのこと。Wikipediaでリンクをクリックすると、うぉー、超新星発見で、日本1位、世界2位。凄い人いるもんだ。

ところで、WikipediaによるとM83は南の回転花火銀河と呼ばれているらしい。M99、M101も回転花火銀河? 回転花火銀河いくつあるねん。今度から、回転花火銀河の記事や写真を見るときしっかり気をつけて見よう。

画像②(ステラナビゲーターLiteによる撮影場所表示、おとめ座の西側)

画像③(Astapでプレートソルブ後、α,δ grid処理、Deepsky annotation処理、該当部分)

画像④(元画像、経緯台での視野回転部分トリミング済み)

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)M61(天体)-Wikipedia

3)M83 (天体) - Wikipedia

4)世界有数の超新星ハンター~Wikipedia 

 

撮影データ画像
2023年4月26日
ベランダ観測所
おとめ座M61
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+UV IR-CUTフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
RGB24、Area2712x1538、Offset=20、Gain=300
Exposure=15s×20frames
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルを自動色補正。jpeg保存
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング
花子フォトレタッチ3で、サイズ調整等