さそり座 M7トレミー星団、B287暗黒星雲
画像ト、ライブ画面
画像チ、導入画面(B287は下。画角に入りきれていない)
*トレミー=プトレマイオス 、古代ローマ時代のエジプト・アレキサンドリアの学者、天動説に基づく天体の運動理論を作り上げた。アルマゲスト(数学全書)などの著書がある。
I、Seestar15分しばりメシエ天体シリーズ
画像イ、6月14日16分のライブスタック
M7は、さそり座の散開星団。ニックネームはトレミー星団。
Wikipediaによると、
M7は明るく、肉眼でも見える散開星団の一つである[2]。太陽系から約800光年の距離に位置し、18~20光年程の範囲に10等級より明るい星が約80個ある[2]。真南には暗黒星雲のバーナード287があり、双眼鏡で見ることができる。天の川の中で最も星が密集した中のさらに星が密集した部分とも見ることができる。
とのこと。
昨年も観望しているが、ロの導入画面を見ると、何か昨年とは別もの。下にウサギ?カンガルー?のような暗黒星雲。どうもこれがB287。昨年も学習していたが見えていなかった天体。撮って出しは画像ハ。 どうにか存在が確認できる。
ちょっと思うことあって、写真アプリで、いつもと違う画像調整やってみた結果(*)。
大成功!ウサギが見えた。Astapのアノテーションでも確認できた(画像ニ)。
M7及びその周辺の印象が一変した観望となった。
*いつもはコントラストを上げるのだが今回は下げた。それにともないその他も弄る。
画像ロ、導入画面
画像ハ、Seestarのアノテーション、撮って出し
画像ハ、Seestarのアノテーション、撮って出し
画像ニ、Astapでアノテーション(ヒストグラムHigh+)
画像ホ、昨年のまとめから、観望位置
Ⅱ、Evoguide+ASI715MCシリーズ
M8の観望(星見娘4096)で、ピントがづれていることに気づき、再調整してテストを兼ねた観望。観望中はSeestarに勝ったと至福の一時を過ごす。その翌日、Seestarの画像と比べて、がくっと頭を垂れる。明るい星が滲んでいる?ハロ?(^^;
雲の影響の可能性もあるが、色々調べるが解らず、しかしなんとかせねばと、アマゾンに部品1つ発注(M42×0.75延長筒、月で試したその結果はこちら)。もう1回頑張ります。
画像へ、30秒露出13枚のライブスタック(180°回転)
画像ト、ライブ画面
画像チ、導入画面(B287は下。画角に入りきれていない)
撮影情報
2024年6月14日午後11時頃から
ベランダ プチ・リモート観測所
いて座 M7/NGC6475
主鏡 Evoguide50EDⅡ+ASI715MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRカットフィルター
架台 赤道儀化AZ-GTi
制御 ASIAIR Plus32G+iPad mini6
30秒露出13枚のライブスタック、gainM(35)(ダーク補正あり)
写真アプリでトリミング・画像調整等
参考資料等
01)参考図書
電視観望の記録等関連Blog