娘は午後から用事があると云って私を病院に送って直ぐに帰りました。
私は売店でサンドイッチを買って主人と一緒に昼食を取ってバスで帰りました。
そのバスの中でちょっと考えさせられる出来事がありました。
今日は風が強く雨も降っています。
病院の桜も殆ど散ってしまいました。
バスに乗った途端メガネが曇って突然視界がゼロになります。
私もそうだったんだけど、すぐにメガネを外し事なきをえ、空いている席に座りました。
そこまでは良かったのです。
次の駅から私ぐらいのお年寄り?・・・やはりメガネが曇り、荷物を持って居られるからとっさにメガネを外すことが出来ず、バスカードがうまく通せません!
と、私の後ろに座っているお節介?いや親切?なお方が、「反対でしょう」とのたまう。
言われた人は差し込む場所が反対?かと思って反対から差し込むけどカードは受け付けません!
またもとの場所から通そうと、もたもたして居たらお節介の小母さんが「早くしなさい!」と命令形。
カードを取って自分で機械に通されていました。
メガネが曇ったばかりに、・・・気の毒でした。
今日一日気が重い事でしょう。
未だ続きがあるんだけど・・・
お節介な小母さんも、私も、後で乗って来たお年寄りも、若者に席を譲ってもらいました。
私は乗って来るまでに若者が席を立っていた所に座った様で、お節介な小母さんが後ろから私の背中をトントンと叩き「あの青年が其処の席を譲ってくれたのですよ!」
と教えて下さいました。
「そうでしたか!どうも」
お節介な小母さん大きな声で曰く「席を譲るなんて立派な行いです」と青年の方に向かって一言。
其れにしても、青年の行動は当たり前と言ってしまえばもともこもありません!確かに立派な行動です。
お節介な小母さんの行動は?一人のお年寄りをもう少し労わって欲しい。
皆の注目の的にされて・・・
と云う私は外野席。見て見ぬふり。褒められたものではありませんね。
いと恥ずかしや!
こんな時はどうしたら良いのか考えさせる出来事でした。
帰ってテレビをつけたら阪神広島戦をやっています。私も主人も阪神ファンです。ちょっと調子が悪いですね。頑張って!阪神タイガース!!