社会福祉法人長寿会(陽光の園ブログ)

神奈川県小田原市入生田475
https://kanagawa-koureikyo.or.jp/tyoujyu/

葉っぱが宙に浮き止まっている怪奇現象!?

2020年11月10日 | 自然
特別養護老人ホーム陽光の園の目の前の道でなんと葉っぱが宙に浮き止まっているではありませんが
写真は落ち葉が落ちてきている瞬間をとらえたものではなく動画を撮影してもこの止まった状態なのです
昼間から怪奇現象?!

実はよ~く近づいて見てみると細い透明の糸が・・・
そう、おそらく・・・クモの巣に落ち葉がひっかかり伸びて来て上の枝からぶら下がっているようです


そういえば・・・数年前もこの辺りで同じような現象がありこちらはもっと重たい葉が宙に浮いて止まっていてなお驚いたことこを思い出しました


落ち葉も舞う紅葉きれいな秋が深まっているあらわれかもしれませんね
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陽光の園のユリの異変

2020年08月23日 | 自然
陽光の園は自然豊かな箱根の入り口にあり色々なユリが時期を少しづつずらして楽しませてくれます。
今年は梅雨が長雨で8月にやっと梅雨が明けその後は猛暑が続いています。
ちょっといつもと違う梅雨と夏の様子・・・
するとユリも通常とはちょっと違う現象が起こっています

7月頃、神奈川県の花で匂いが強くとても大きな花のヤマユリ
今年はこのヤマユリが少なかったです


次にいつもなら咲く、小鹿に似ている花びらの模様が名前の由来のカノコユリ
これがさらに少なくほんの少しです


そして横向きに咲くようなウバユリはいつものように咲き・・・


一番例年と違うのはこのシンテッポウユリ

とにかくいつもより多くいたるところに咲いています。陽光の園付近だけでなく他の場所でも同じような現象のようです
理由はわかりませんが植物は年ごとの自然と相性があるようで
今年の「長雨の梅雨」と「猛暑の夏」はシンテッポウユリと相性がいいようです。
ユリはやっぱり綺麗ですね

シンテッポウユリ
テッポウユリ(春から夏)とタカサゴユリ(夏から秋)の自然交配種
葉は細く繁殖力が強い
花期:7月~9月、草丈:70㎝~150㎝ぐらい
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ツバメの雛(ひな)が生まれています

2020年06月19日 | 自然
終(つい)の棲家と言われる特別養護老人ホーム陽光の園
そんな陽光の園の職員玄関のつばめの巣に雛(ひな)が生まれています

まだまだ小さく最初は頭の上ぐらいしか見えませんでしたがそのうち顔を出すようになりました
ヒナというといつもピーピー鳴くイメージを持ちますがまだまだ小さく最初はそれほど声は聞こえませんでした。
さすがに、親鳥が近づくと一生懸命口を開けていますがおそらく目はまだはっきり見えないようです


さて、日本野鳥の会では「ひなを拾わないで」キャンペーンをしているらしいです。
これは親鳥と練習中の巣だったばかりのヒナが地面にいると人間が保護しようとして拾って行ってしまい
親鳥と引き離されていることが多数あるとか。。。
気持ち的には拾って保護したいですが・・・暖かく見守ることが必要ということらしいです

陽光の園で生まれた雛(ひな)もそれから日が経ちかなり大きくなりました
そろそろ巣立ちが近いかもしれませんね・・・




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ツバメが去年の巣を再生中

2020年05月23日 | 自然
職員入り口の付近に何やら黒っぽいものが落ちていました
上を見上げるとツバメの巣です

この場所はほぼ毎年ツバメが巣を作ります。
薄い色が去年の残っていた部分、濃い部分が今加えている部分ですね(再生中)

ツバメは渡り鳥で早いと3月頃に東南アジア方面から日本に渡って来るんです
まずオスが日本に先に来て巣の場所を決めて・・・
その後、メスが渡って来て夫婦になり子育てをするんです

実はこの時期、鳥達を見ると1匹の近くにもう1匹いたりするんです
そう、この春に夫婦になった鳥達です

陽光の園は終(つい)の棲家と言われる特別養護老人ホームですが
小さな新しい命の芽生えも感じられる春の陽光の園でした

コメント (2)
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山吹(ヤマブキ)色ってどんな色?

2020年04月12日 | 自然
陽光の園の脇に黄色っぽい花をたくさんつける垂れ下がる植物を見つけました
ヤマブキです
そしてこれが山吹色の元なんですね
この花のように鮮やかな黄色でちょっとだけ赤みを帯びた色を表すらしいです

このヤマブキはたくさんの花を滝のようにつけて垂れ下がり風に揺れる様子から「山振り」と呼ばれ
それが転じて「山吹き」になったとか・・・

色々自粛などあり大変な今日この頃ですが春はこのように必ずやって来るものです


ヤマブキ(バラ科)
高さ:1m~2m
花期:4月~5月
花の大きさ:3センチ~5センチ
花びら:5枚
丘陵地や山地の湿った所に多く見られる







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春の予感(桜と菜の花)

2020年02月20日 | 自然
神奈川県小田原市にあるわが陽光の園は観光で有名な箱根の入口にあり豊かな自然に囲まれています
今年は暖冬と言われていて例年より暖かい冬の影響か陽光の園の周りの自然も春の兆候が見え始めています。

早咲きの桜が花をつけ始め7分咲きぐらいになっている木もあります
道端では菜の花が咲き始めているんですね


陽光の園は春になると観光客が多く訪れるんです。
実は近くに樹齢340年の長興山紹太寺のしだれ桜(高さ約13m、株元周囲約4.7m)があるんですよ
(下の写真は数年前の春のしだれ桜)

春に陽光の園にいらしたときは一度こちらもご覧くださいね

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ホトトギスのまだら模様の花

2019年11月15日 | 自然
陽光の園にピンクのまだら模様の花が咲いています。
ホトトギスです

ホトトギスというと鳥を思い浮かべてしまいます
俳句や短歌に出てきたり、特許許可局(トッキョキョカキョク)」とか
「テッペンカケタカ」と鳴き声が聞こえるとか。。。
鳥のホトトギスは春から夏にかけて日本に渡って来て子育てをします

鳥のホトトギスは胸がまだら模様で花のホトトギスの名前はここから来ているとか・・・
そしてこのホトトギスの花は日当たりの良いところよりちょっと日影がかった所の方を好むようです
これから秋の花も楽しみな陽光の園の自然でした

ホトトギス(ユリ科)
 花期:8月~11月
 花の大きさ:2センチ~3センチ
 茎の大きさ:40センチ~80センチ
 半日陰で湿気のある場所を好み茎に沿って多くの花をつける
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カノコユリとクロアゲハの共演

2019年08月10日 | 自然
陽光の園の道端にピンクがかった花にチョウが止まっていました。
カノコユリとクロアゲハです

クロアゲハのオスは蝶道と呼ばれる飛行ルートを作って同じ経路をとぶらしいですよ
名前のとおり黒っぽい羽根がメインですが羽の隅にある赤も目立ちます
羽が黒っぽいだけでなく暗い所を好むということです

カノコユリ日本では元々九州や四国に自生していたものでその後鑑賞用に育てられたものらしいです。
おそらく、この神奈川西部の地にも鑑賞用や園芸用で持ち込まれてて分布したものなのでしょう
この花の名前の由来は「鹿の子百合」と言って花の赤い斑点がまるで子鹿の体の斑点のようだからです

そういえば、陽光の園の周りにはそのほかにもヤマユリやタカサゴユリなどユリの花が咲くのですがなぜかいっぺんに咲かずに時期が少しずれて色々な花が咲くんですね
人を楽しませるためにユリの花々は時期をずらしているのかもしれません
ヤマユリ
タカサゴユリ

カノコユリ(ユリ科)
 高さ:1m-1.5m、
 花期:7月-8月、花の大きさ:約10㎝で下向きに咲く
 九州、四国、台湾、中国に自生
 鹿児島県にある甑島列島(こしきじまれっとう)では
 飢饉の時や戦争時に球根など食べたと言われています

クロアゲハ(アゲハチョウ科)
 大きさ:4.5-7.0センチ
 時期:4月下旬-5月と7月-8月
 分布:都市周辺から山地まで

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今年は異変!アジサイがまだまだなのです・・・

2019年07月19日 | 自然
梅雨の季節の植物といえば・・そうアジサイ
実は陽光の園への上がる道で一番多い木はアジサイなのです。
本来ならこの時期の道端はアジサイがいっぱいなのですが・・・

上の写真は実は昨年の7/5頃のアジサイ写真です。
しかし、今年は例年なら満開の今日7/19現在(7/5から2週間遅い)のアジサイがこちらです


そうなんです、記録的な梅雨の長雨で太陽が顔をみせずアジサイがこんなにも咲いていないのです

そういえば、日照不足で野菜が高騰しているらしいですが陽光の園のまわりの自然もちょっと異変が起きています。
早く昨年のような美しいアジサイの花を楽しませてください
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ツバメの3階建ての巣!?

2019年05月16日 | 自然
陽光の園は自然豊かな場所にあり毎年ツバメが巣を作ります。
今年は1階、2階、3階と同じような場所につくっているではありませんか
最初のころは自分の巣を間違わないかと見ていましたがそれはないようですね


さて、ツバメは渡り鳥って知っていましたか?
3月頃に多くは東南アジア方面から日本に渡って来るらしいです
まずオスが日本に先に来て巣の場所を決め始めます。
その後、メスが渡って来て夫婦としてのカップルになるんですね
この時期、実は鳥って2匹でいるのをよく見かけるのはカップルが誕生しているということです

春は鳥たちにとっては恋の季節、また雛たちのかわいい姿を見せてくださいね

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陽光の園で咲く白い花

2019年04月28日 | 自然
日に日に暖かい日が多くなるこの頃、陽光の園でよく見かける白い2種類の花があります。
シャガとハナニラです

シャガは、よくよく見ると日陰に多く咲いているので道端でよく見かけるんです
植物=日なたのイメージがありますがそうでない花もあるんですね
花の模様が美しく花の白の中に黄色と青紫の斑点があり見事なコントラストです。
チョウの羽にようで別名「胡蝶花(コチョウカ)」と言うらしいですよ


ハナニラは、白い星のような形です
明治時代に鑑賞用として植えられてそれが野生化したと言われています
だから、野草の花の本にはあまり載っていないんですね
春に咲く花でポピュラーなヒメジオンやハルジオンも外来種なので春の花は外来種が多いです


陽光の園は名前のとおり春の太陽の光があふれて春の花爛漫(らんまん)という感じです

シャガ(アヤメ科)
花の大きさ:5~6センチ
高さ:30センチ~50センチ
花期:4月~5月
日陰で湿った所を好む、中国原産の帰化植物

ハナニラ(ヒガンバナ科)
花の大きさ:3~4センチ
高さ:10~20センチ
花期:3月~4月
原産地:南アメリカ(メキシコ・アルゼンチン)
葉がニラやネギのようなにおいがあるからこの名がついたとか
花の裏に薄紫のスジがある
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アキアカネ(赤トンボ)と枯葉の秋の風景

2018年11月21日 | 自然
陽光の園の周りでも秋の気配として紅葉が始まり一部の葉は既に落ちています
そんな枯葉の上に赤トンボが止まっていました。
アキアカネです

アキアカネは暑さに弱く夏になると山地に移動します
そして、秋になり気温が下がると群れで平地に降りて来ると言われています

施設内でも秋の飾りとして赤トンボが良く飾られていますね

外も中も秋を感じさせる陽光の園でした

アキアカネ(トンボ科)
時期:6月~12月
大きさ:36ミリ~43ミリ

*ナツアカネ:夏の暑い時期でも平地いる赤トンボのこと
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ハギ(萩)が咲く季節~秋の七草~

2018年10月09日 | 自然
今年の夏は大変暑かったですね~。でも朝晩はちょっと肌寒い秋風が吹く季節となりました。

そんな陽光の園近くの道端で赤い小さな花が多くついている植物を見つけました。
ハギです

ハギは秋の七草のひとつと言われ「萩」という漢字からも秋って感じですね
でも開花時期は7月から10月らしいです。

秋の七草のキキョウの開花はなんと6月から8月です。ちょっと夏の七草がじゃないのかな~と思ってしましますが、旧暦の秋が7月~9月なのでこの時期付近に咲く花を「秋の七草」というそうです。
 
キキョウは陽光の園付近では見られませんが、クズやススキは陽光の園でも見られますよ

ハギ(ヤマハギ):マメ科
 高さ:1~2メートル(枝はよく分枝する)
 花の大きさ:1センチ~2センチ
 花期:7月~10月
 落葉低木のため紅葉もします
キチョウ:キキョウ科
. 高さ:20センチ~90センチ
. 花の大きさ:5センチ~7センチ
. 花期:6月~8月
. 根は漢方薬にもなる

秋の七草(参考)
クズ、ススキ、オミナエシ、ナデシコ、フジバカマ
    
  
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アジサイが多い陽光の園への道

2018年07月02日 | 自然
  

6月言えば梅雨、そしてその梅雨を飾る植物と言えばアジサイです
陽光の園への向かう道は意外とアジサイの花が多いのに気づかされます

アジサイの色は土壌と関係しているそうで日本の土壌の多くは弱酸性なので青系が多いとか
そういえば他の場所で見られるアジサイも青系が多いです

今度、陽光の園に来るときは赤系や白系のアジサイを探しながらをいらしていただくといいかもしれませんね

追伸:ロビーには来園者用にアジサイの造花と写真を飾りました


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ウツギの花を吸うアオスジアゲハ

2018年06月18日 | 自然
春になった特別養護老人ホーム陽光の園のまわりには色々な花や昆虫や鳥たちが多く見られます
道端にたくさんの花をつけるウツギに青い筋の入ったチョウが密を吸っています
アオスジアゲハです。

アオスジアゲハはすばしっこく飛ぶので花に止まるまではなかなか捉えられませんでした。
止まると青い筋が美しく白いウツギの花の中で黒い羽根と青い筋が目立ちますね
幼虫はクスノキといって公園、街路樹、神社などによくある木の葉を食べるので
都市部でも見られるそうですよ

アオスジアゲハ(アゲハチョウ科)
 大きさ:30センチ~45センチ
 水辺に集団で吸水することあり

ウツギの花
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