社会福祉法人長寿会(陽光の園ブログ)

神奈川県小田原市入生田475
https://kanagawa-koureikyo.or.jp/tyoujyu/

ツバメが巣を作り始めました

2018年05月10日 | 自然
小田原にあるわが特別養護老人ホーム陽光の園は箱根に近く自然豊かな中にあります
そこでツバメ達は軒先が多くある陽光の園の建物に巣を何か所も作ることがあります。
今年は正面玄関横にあった以前の巣を基礎として作り始めましたよ

ところで、ツバメは渡り鳥で早いと3月頃に東南アジア方面から日本に渡ってきます
まずオスが日本に先に来て巣の場所を決め始めます
その後、メスが渡って来て夫婦になるんですね
そう、日本の鳥たちの多くは春から夏にかけて子供を産み育てるんですね
この時期、鳥が2匹でいるのをよく見かけるには結婚適齢季節だからなんです

新しい命をこれから産むツバメが楽しみな陽光の園でした

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春の暖かい日に集まった水鳥達

2018年03月26日 | 自然
特別養護老人ホーム陽光の園の近くには神奈川県箱根町の芦ノ湖を源流とする早川が流れています
桜並木もあるその早川に偶然多くの水鳥達が集まっていましたよ

さて、上の写真に何匹の水鳥がいるかわかりますか?
第1ヒントは・・・種類は3種類です。これでわかった方はかなりすごいのでは
第2ヒントは水の上の鳥たち(泳ぐ)が1種類と石の上にいる鳥が2種類2か所に分かれます
第3ヒントは、左側に1羽(白)、その上側あたりに2羽(茶)、右側石に2羽(黒)+1羽、そしてその石の下側に数羽(茶)泳いでいます。

正解は以下の写真です。緑が3羽のカワウ、青が1羽のアオサギ、赤がカルガモで左側の2羽、右側は見えにくいですが4羽も泳いでいるんです。何羽があたらなくても鳥のいる場所があっていたら正解でしょう
ということで、春の暖かさに偶然水鳥が集まったひとコマでした


アオサギ(サギ科):全長93センチと大きい、青色というより灰色がかる、頭の黒帯もポイント


カルガモ(ガンカモ科):全長60センチ、口ばし先の黄色、足のオレンジ、目の黒いラインがポイント


カワウ(ウ科):全長82センチ、全体に黒っぽい、羽を広げて乾かすのが好き

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コムラサキは紫式部の美しさに由来

2017年11月30日 | 自然
だんだん寒くなる今日この頃・・・自然に囲まれた陽光の園でも目立つ植物が少なくなりました
そんな中、小さな紫の実がついた植物を見つけました
コムラサキです

コムラサキというからにはこれより大きいオオムラサキがあるのかな・・と思ったらそれは
ムラサキシキブという似た植物にまずは該当するらしいです。

ムラサキシキブといえば古典に出てくる紫式部(人)を連想してしまいます。
この紫式部のような美しさにこの植物の名前の由来があるとか・・・・

そんなムラサキシキブに通じるコムラサキは寒い時期でも紫色が目立って美しいですね


コムラサキ(クマツヅラ科)
 実:9月~11月(3ミリぐらい)*鳥も好んで食べます
 高さ:約2メートル
 ムラサキシキブより小粒

*ムラサキシキブとの違い
 ムラサキシキブ:実がばらけてつき、葉の根元につく 
 コムラサキ:実は固まってつき、葉の付け根より少し上に付く
 
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陽光の園付近の秋の七草

2017年10月17日 | 自然
 

小田原市にある陽光の園は箱根の玄関口で自然が豊かです
その陽光の園近くで秋の七草の一部を見ることができます。
ハギとクズです

ハギの紫色の花はかたまってつくので遠くからでもわかりやすいです
万葉集によく出てくる植物なので日本人には馴染み深いものです。
ちなみに、お萩餅はハギの花が小豆の粒と形が似ていることから呼ばれたと言われています

クズのきれいな花の形は「総状花序(そうじょうかじょ)」と言って長い円錐形または円柱形に並び、
下から上へあるいは周りから中心部へ咲いてゆくんだそうです
こちらも万葉集に歌が詠まれ、その理由はこの美しい形からでしょうか
ただ、茎はつる性でひと夏に10メートルも伸びるらしく、邪魔な植物と言われてしまうことがあるんです

さて、秋の七草にキキョウ(絶滅危惧種)がありますが実は7月ごろに咲くんです
山でキキョウと出会った時は(下の写真)その咲く時期と秋の七草にという言葉にピンときませんでした・・・

日ごとに深まる陽光の園の秋の植物でした

ハギ(ヤマハギ):マメ科
 高さ:1~2メートル(枝はよく分枝する)
 花の大きさ:1センチ~2センチ
 花期:7月~10月
 落葉低木のため紅葉もします
クズ:マメ科
 花期:8月~9月 
 花の大きさ:約2センチの花がたくさんつき全体で約10センチ
 つる性の植物でよく伸びる
 葛粉の葛(くず)はこの植物からとれる



秋の七草(参考)
ススキ  キキョウ 
オミナエシ ナデシコ フジバカマ
    
  
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雛が落ちた?ツバメの争い?それとも巣立ち?

2017年07月19日 | 自然
陽光の園にツバメの巣が出来て約1週間、なんだかツバメの巣あたりが騒がしい
どうやら雛が1羽、巣の下の地面にいるという話(落ちた???)

とりあえず、親鳥も近くにいたので巣の下の物干し竿あたりにかごを置き雛を置くことにしました(上の写真)


写真に丸を入れると「黄色:巣、青色:親鳥、赤色:落ちた?雛」です


しかし、親鳥が3匹???、ツバメの争い???で夫婦2匹の所に他のツバメが出現です
もしかしたら、他のツバメの縄張り争いがあり巣がかけて雛が落ちたのかも


ただ、この時期は巣立ちの時期でもあり、よく飛びたつ練習のため巣の下あたりの地面に雛がいることがあるというこです。
日本野鳥の会では「雛を拾わないでキャンペーン」を行っているほど・・・
http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

よって、これらのどれかのようです・・・・
①巣が欠けてそこから雛が落ちた
②他のツバメが荒らして雛が落ちた
③飛ぶ練習をしていて落ちたのではなかった

籠に入れた雛は一晩この籠で過ごし次の日に立派に飛び立っていったということです
もしかしたら、①②③のすべてが重なったのかもしれません。

人生の最期を特別養護老人ホーム「陽光の園」で向かえる方もいる中で
新しい命が飛び立つのはうれしいですね

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ツバメが巣を作成中(夜の眠り方にびっくり!)

2017年07月10日 | 自然
少し前のこと、何だか陽光の園地下出入口近くでフンが多く落ちていました
上を見上げると・・・ツバメが巣を作り始めているではありませんか
実はこの巣、2年前にあるツバメが使って欠けた巣を作り直しているんです。

つばめは渡り鳥 多くは東南アジア方面で冬を越し春になると子育てのため日本に渡ってくるんです。
さて、つばめの夫婦は次のどのパターンだと思いますか???

①夫婦になって2匹で日本に渡って来る
②オスが先に渡って来てその後メスと夫婦になる
③メスが先に渡って来てその後オスと夫婦になる
*正解は最後に

この時期の野鳥、実は2匹で見かけることが多いんです。
それはツバメに限らず野鳥たちが子育ての時期で夫婦になる結婚適齢季節?だからなんですね

陽光の園のこのツバメは見事に巣を作り直し立派な巣が完成してました

夜、ちょっと巣を見てみてびっくり
眠る時って皆さん布団の中に入るようにツバメだって巣の中に入って・・・と思ったらあら!違うようです
お尻を巣の外に出すようにして眠るんですね


フンを外にして巣の中を綺麗にしておくと聞きますが眠るときもそうしているとは驚きです
終の棲家といわれる特別養護老人ホーム陽光の園ですがツバメたちにとっては一季節の棲家のようです。
それでも安らぎを与えてくるので卵を産み立派に巣立つのを楽しみにしてますね


*答えは②
 オスが先に渡ってきて巣の場所を探しメスがその後に来てカップルなるそうです
 
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青緑の羽が輝く吸水するカラスアゲハ

2017年06月11日 | 自然
特別養護老人ホーム陽光の園の玄関前にデイサービス車を洗った水がコンクリート一面に残っていました
そこに、青黒っぽい輝きのある蝶がやってきました
カラスアゲハです

カラスアゲハはけっこう吸水が好きでこのようにような水がうすーくあるところに来たりします。
水たまりや池のような所は水が多すぎてだめらしいです

そして、飛ぶ姿は早くやっと水を吸うときに止まってくれました
鳥は水辺があるとそれを目がけてまっすぐのように下りて来ますが、
ちょっと用心深いようでその場をクルクルまわるようにしてやっと地面にたどり着きました。

とまっても羽をゆっくり上下に動かすときもありまるで「おいしい」と言っているようでした。
それにしても青緑っぽい羽が宝石のようで綺麗ですね

カラスアゲハ(アゲハチョウ科)
大きさ:4.5センチ~8センチ
時期:4月~8月
全国に分布し見る角度によって色合いが違って見える

追伸:飛び立つカラスアゲハです
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模様が綺麗なシャガは日影が好きなんです

2017年05月20日 | 自然
陽光の園への通り道の脇に模様が綺麗な白っぽい花がありました
シャガです

このシャガをよーく見てみると日影っぽい所に多く咲いているんです
植物というとひなたを好むと思いがちですがこのような花もあるんですね~

花の模様が特徴的で白の一つ一つの花びらの中心部分が黄色っぽく
その周りに青紫色の斑点がいくつもありそのコントラストが綺麗ですね

別名「胡蝶花(コチョウカ)」と言われるようにまるでチョウの羽の模様を見ているようです。
実はこの花、1日で枯れてしまうらしいですがちゃんと次々に新しい花が咲き私たちを楽しませてくれます

そんな蝶(チョウ)のような花を見せてくれる日影が好きなシャガでした


シャガ(アヤメ科)
花の大きさ:5センチ~6センチ
全体の大きさ:30センチ~50センチ
花期:4月~5月
日陰で湿った所を好む、中国原産の帰化植物
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春の陽光の園は観光客でいっぱい!(長興山のしだれ桜)

2017年04月18日 | 自然
4月になり日中はやっと春らしい気候になりましたね
この季節になると陽光の園へ向かう道は交通規制が始まり観光客でいっぱい

それは、長興山紹太寺のしだれ桜を見に来る人達が多いからなんです。
長興山紹太寺は江戸時代初期の小田原藩主であった稲葉氏一族の菩提寺で
3代将軍徳川家光の乳母春日局と稲葉一族が眠る地でもあります

樹齢約340年、高さ約13メートル、株元周囲約4.7メートルでかながわの名木100選にも選ばれています
13メートルと言えば4階建てのビル高さに相当するとか・・・
その大きな木に桜が見事にしだれておりすばらしいですよ

春に陽光の園に来るときはぜひこのしだれ桜もご堪能くださいね


追伸:ソメイヨシノの開花 、桜の密を吸うメジロ

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コゲラ(キツツキ)登場!

2017年01月15日 | 自然
特別養護老人ホーム陽光の園近くを歩いていたら「ギィーギィー」と鳴き声が聞こえ
「コンコンコンコンコン」というすばやい木を突く音が・・・
キツツキの一種コゲラです

コゲラは「コ(小)」という名のとおり小さなキツツキです。
キツツキというと山奥にいると思っていませんか?
このコゲラは最近、都市に進出していて東京都心の公園でも普通に生息しているとか

山奥のキツツキの比べれば半分ぐらいの大きさでスズメをひとまわり大きくしたようなイメージです。
ポイントは「コンコン」というよりすごく早い「コトコトコトコトコトコト!」の音
あとは鳴き声の「ギィーギィー」がわかりやすく白と黒の模様もポイントです

木をすばやく突く音とこの鳴き声が聞こえたら注意して見つけてくださいね

追伸:キツツキというのは鳥の種類の名称で、コゲラ、アオゲラ、アカゲラなど
「○○ゲラ」というのがキツツキの鳥の名前になります

コゲラ(キツツキ科)
全長:15センチぐらい
模様:白と黒が特徴
木を縦横に自由に動いて木をつつき(「ドラミング」という)その中にいる虫をながーい舌で取ります
都市部や市街地の樹木や公園に定着しつつあり都会の鳥に含まれつつある
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ホトトギスが咲く陽光の園です

2016年11月04日 | 自然
陽光の園の周りで最近ピンクの模様がある花がいくつもついているのを多く見かけます。
ホトトギスです

ホトトギスというと俳句や短歌の古典などで読まれた鳥を思い浮かべる人が多いのでは
鳥のホトトギスは夏鳥と言って春から夏に日本に渡ってきます
そして、鳴き声が有名ですよね。
「東京特許許可局(トウキョウトッキョキョカキョク)」とか
「テッペンカケタカ」と言われています。

植物のホトトギスは鳥のホトトギスの胸の模様に似ているからこの名がついたらしいですよ
秋の緑の中に目立つピンクの斑点模様があるホトトギスでした

ホトトギス(ユリ科)
 花期:8月~10月
 花の大きさ:2センチ~3センチ
 茎の大きさ:40センチ~80センチ
 半日陰で湿気のある場所を好み茎に沿って多くの花をつける
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秋の七草のハギの赤い花

2016年10月02日 | 自然
朝晩はだんだん肌寒さを感じるこの頃・・・陽光の園でも冷房を入れない日が多くなりました
そんな、陽光の園に赤い小さな花がいくつも着いた植物を見つけました。
秋の七草のハギです。

「万葉集」のような古典にもよく出てきた記憶がありますね・・・
見た目は「草花」のように見えますが実は「樹木」に分類され「落葉低木」に分類されます

陽光の園の周りにはそのほか「ススキ」「クズ」の秋の七草をよく見かけます
ところで、秋の七草の「キキョウ」は秋ではなく実は初夏に咲くんですよ

秋の七草(一部)が見られる陽光の園でした


ハギ(ヤマハギ):マメ科
 高さ:1~2m(枝はよく分枝する)
 花の大きさ:1㎝~2㎝
 花期:7月~9月
 落葉低木のため紅葉もします


秋の七草(参考)
 ススキ          キキョウ          クズ          
   
オミナエシ          ナデシコ         フジバカマ    
  
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オオシオカラトンボで秋を予感?

2016年08月29日 | 自然
特別養護老人ホーム陽光の園で白っぽいトンボを見つけました。
オオシオカラトンボです

シオカラトンボは白っぽい体を塩に見立ててそう呼びますが
オオシオカラトンボの方がより体全体が白っぽく青みを帯びています

トンボというと赤とんぼのように秋をイメージしますが
このシオカラトンボは実は春から秋にかけてよく見かけるんですよ

でも・・・トンボはなぜか秋を感じさせてくれる・・・そんな陽光の園でした


オオシオカラトンボ(トンボ科)
大きさ:52~61ミリ
生息:やや暗くて小さな水辺
時期:5~10月

シオカラトンボ(トンボ科)
大きさ:48~57ミリ
生息:明るく開けた場所
時期:4~10月

*メスはどちらも黄褐色
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アジサイが意外と多い陽光の園

2016年07月19日 | 自然
まだ梅雨が続いていますね
梅雨と言えば植物ではアジサイをイメージします。
神奈川県だと鎌倉のアジサイが有名ですね

特別養護老人ホーム陽光の園までの道をよく見てると一番多い植物は実はアジサイなんですよ。
6月から7月にかけてはこのアジサイを見ながら陽光の園にたどりつきます

梅雨は雨の季節でちょっとじっとりしていやな季節になりますがアジサイは梅雨が似合っていますね。
今度陽光の園に来るときにはこのアジサイもご鑑賞ください


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緑の葉の中で目立つ赤いクロコスミア

2016年07月08日 | 自然
陽光の園へ向かう道で最近赤い花が比較的多くつく植物が目につきます
クロコスミアです

なかなか自然に生えている野の花の本には載っていないんです
もともとはある種を交錯してできた園芸品種だからなんですね。

繁殖力が強くある県では持ち込みが禁止されているといるとか
原産はアフリカで明治時代に渡来して普及したといわれています。

緑と赤は対照色なので緑の葉の中では赤の花が特に目立ちますね。
暑い季節の中で目を引いたクロコスミアでした


クロコスミア(別名:モントブレチア) アヤメ科
 花期:7月~8月
 花の大きさ:3センチ~5センチ
 草丈:40センチ~1メートル
 アヤメ科だけあり葉が細長い

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