百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

畜産

2008-05-24 21:37:05 | 農業
飼料の高騰で、牛、豚、鶏の飼育をしている農家はなかなか先が見えてこない。
バターが市場にないといわれても、2006年の牛乳の消費減退による乳牛の肥育頭数の削減はなかなか一朝一夕に解決できないし、豚肉自身の値動きは高値で推移していても飼料の高騰で子豚の購入を抑える農家が増えているという。鶏は、飼料の高騰+トリインフルエンザのWショックで現実もっとも大変な状況下におかれている。
今後飼料の価格が低下するとはなかなか考えられず、酪農家、養豚、養鶏農家の外部環境はなんら改善される見込みはない、ということは飼料の高騰が全ての高騰に単純に連鎖し消費者の方々の食卓にはますます国産の品不足が続くということか…国策がないというか、流れにまかせてというか、自給率の低下を危ぶむ以前の問題のような気がする。